宇宙機のペーパークラフトやプラモデル等の製作日記です。
宇宙機模型製作日記



 LEM上昇段、ミッドセクションの上塗りに入りました。1/24ヴォストークの時は、パワー不足で使えなかったタミヤのスプレーワークの出番です。

 動力にはラジコンカー用のバッテリーを使います。充電に五時間かかります。

 さて、この機械、18年前に購入したものであり、おまけに写真通り手入れも十分にしていなかったのですが、ちゃんと動きました。吹きつけ範囲が狭いので、細部まで塗料を行き渡らせることができます。

 ただ、缶スプレーと違って、後始末が面倒です。スプレーガンを洗浄しないと、次に使えなくなるのです。カップにこびりついた塗料をよくふき取り、シンナーを入れてガンの内部まですすがねばなりません。物置の窓を全開し、なるべく息をしないようにして作業をしておりますが、健康に大変悪そうです。作業用のマスクでも買わなくっちゃ……。

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 LEM下降段の方も少し進めました。

 まずは、ノズルを作ります。元キットのものは小さすぎたので、上昇段に使用しました。そこで、例によって型紙からの製作となります。

 型紙通りにプラ板を切り出して接着、その裏側からポリパテを塗りました。「VIRTUAL LM」の図を見ると、ノズルも結構複雑なカーブを描いています。よって、ポリパテの固まりから削りだして形を出そうという考えです。

 自動車修理の場合は、必ず表面にサンドペーパーをかけて、ざらざらにしてからパテを盛り、剥がれにくくするのですが、今回はつるつるのプラ板に、そのまま盛りつけます。パテが硬化したらプラ板を剥がして、ポリパテだけにするのです。

 さて、うまくいきますやら。こうやって製作法を考えるのも楽しみのうちかと思っております。

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 元になったキットの活用開始、などと書きましたが、「顔」の部分にしても、元のキットにポリパテを盛り、プラ板を貼っただけです。ゼロから作るのにくらべれば、はるかに楽でありましょう。……もっとも、ここまで作るのに、一年かかりましたけれど。

 今回、活用させていただくのは、姿勢制御用スラスターの取り付け基部です。とりあえず部品を接着してから切り出し、パテ盛り整形して本体に合わせるようと。

 ああ、ランナーから切り取り、接着剤を塗って貼り合わせるだけで形になるなんて何と楽ちん、となるはずだったのですが、さすがに昔のキット、ボッチに合わせてはめたら、ずれることずれること。ボッチを切り落として接着しました。

 それでも基部は何とかなりそうです。問題はスラスターのノズルで、16個もあるので、ぜひキットの部品を使いたいのですが、まだ恐くて部品合わせをしておりません。

 「逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ!」シンジ君の気持ちで頑張ります。

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 LEM上昇段、ミッドセクションの細部工作を進めました。

 ……どこが進んだのか、と思われるでしょうが、ベントの整形と、左右のドッキングライトをパテ盛りで再現したのです。パテが乾燥したら整形して、いよいよ塗装に入ります。

 LEM上昇段の色、以前から悩んでいたのですが、今回作ろうと思っているLM-5は、グレーだ!と決めてしまいました。

 写真の色は、あまり当てにならないような気がするのですが、二年前に入手したアポロのトイの着陸船が何とも妙なグレーだったことを思い出したのです。私は、銀色に塗り直してしまいましたが、元の色が正解だったのではないかと。

 で、手持ちの塗料を見てみたら、都合良くライトグレーが二本ありました。黒の部分は、フラットベースをたっぷり混ぜて吹き付けるつもりです。

 さて、そのまえにサフェーサーをもう一回吹いて、表面の具合を見て……なんてやっていると、なかなか上塗りに入れないのですが。

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 上昇段のベントに行き詰まっております。そこで気分転換に翻訳など。

 写真は7月末に手に入れた「MOON LANDER」、月着陸船のチーフエンジニアを務めたトム・ケリーの回顧録です。

 アマゾンに発注し続けて、半年がかりで入手。喜んで読もうとしたのですが、最初は受注するまでのエピソードらしく(全然読めなかったので……)、今ひとつ面白味がありません。

 そこで、月着陸船の初の有人飛行であるアポロ9号のあたりから翻訳することにしました。例によって、HPでご紹介しております。

 発注と言えば、海外に発注した模型が二ヶ月近く経っても届きません。昨日、「発送状況を確認したい」というメールを送ったところ、すぐに返事が。

 「発送が遅れたのは、エッチングパーツが不足したからであるが、すでに整ったので、月曜日には発送する」とのこと。

 うーん、「何とかの出前」のような話であります。もっと早くメールすれば良かったかもしれません。そうなると、到着は早くても二週間後くらいでしょうね。

 手を動かさなければ何も進みませんよね。LEM上昇段、今から作ることにします。

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 さて、再びLEM上昇段に取り組むことに。

 上昇段の十数カ所につく、ベントの再現に苦労しています。揮発性溶剤パテを使って、少しずつ盛り上げようと思ったのですが、乾燥による収縮が激しいし、厚盛りをすると、中まで乾かないので、作業が進みません。

 そこで、再びポリパテの登場です。プラ板で直径3ミリくらいの半円板を作り、これまでに盛ったパテを支えにして、本体に垂直に貼り付けました。それを、型紙代わりにして、ポリパテを塗りつけました。

 二時間程で完全乾燥、あとは削るだけのはずですが、うまくいきますやら。ベントさえ片付けば、ミッドセクションの塗装まではいけると思います。明日、ちょっと頑張るつもりです。

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 出張から帰って参りました。

 これは、出張前に進めた作業ですが、LEMのフロントハッチを作りました。

 基本は1/35の型紙、それに「VIRTUAL LEM」の図面を参考にしました。

 ハッチ左右の半円形のもの、前から気になっていたのですが、「VIRTUAL LEM」の説明でよく分かりました。

 ハッチは、内部の酸素を抜いてから内側に開くのですが、(多分、非常時に)外から開くために、向かって右側がハッチの開閉、左側が、内部の酸素を抜くための弁を開くレバーのカバーになっていたのですね。「PEEL FOR ACCESS」と左右に書いてあります。

 ハッチはプラ板の切り貼りで済んだのですが、また、新たな問題が。「鼻」から「アゴ」につながる左右の板の形状が違っていました(うーむ、この文章では意味が分かっていただけないでしょうね)。でも、気づいてしまったからには直すしかありません。明日は、その作業の様子などを。

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 上塗りしました。

 写真は一番ピンぼけのを選びました。ムラがすごいので……。

 自動車は銀色が好きで、その分、銀色での補修も何回かやっているのですが、白などにくらべると難しいように思います。

 模型雑誌で、銀色はスプレー缶では塗料の粒子が細かくならないので、エアブラシを使うと良いという記事を読んだことがあります。まあ、素人の安上がり修理だから仕方ないと思いつつ、銀色の上からクリヤーを吹き付けます。

 後は、一週間くらい放っておいて乾燥させ、コンパウンドで磨くだけです。

 ともあれ、番外編の自動車補修は今日まで。明日からは、宇宙機模型製作にもどれます。ふう。

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 自動車補修、サフェーサー吹きです。

 窓などに新聞紙とマスキングテープで覆いをして、吹き付けます。

 写真はちょっとピンぼけですが、結構なめらかに仕上がったような気が。

 本当は、ここでもう一度1000番以上のサンドペーパーをかけると良いのですが、マスキングテープも時間もないので、このまま上塗りに入ってしまいます。

 ……下地をしっかり作らないと、上から何回塗料を塗り重ねてもダメ!と模型雑誌などに書いてあります。いや、本当に模型でも実車でもその通りなのです。

 まあ、素人の趣味だし、と自分に言い訳をしながら、さらに作業を進めることにします。

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 何とか更新できました。

 そこで、この三日間は、つい先日行った自動車の補修作業のレポートなど。宇宙機模型ではないのですが、私にとっては、工作感覚であります。

 ちょっと線状のキズがついてしまった愛車のボディを直します。キズの付近にサンドペーパーをかけ、ポリパテを盛ります。勿論ポリパテは、LEMの修正に大活躍したソフト99のものです。

 写真を見ていただくと、二色のまだらになっているのがお分かりでしょうか。道具箱の底に、ホルツのポリパテ(白い方です)の使いかけがあったので、もったいないと思って、使ったのですが、古かったせいか伸びが悪く、硬化するとペーパーがけがしづらい程のかたさでした。

 それで、上からソフト99のパテを塗り、ペーパーをかけて成型しました。線のキズに見えても、結構ボディがへこんでいたことが分かります。

 次は、サフェーサーを吹いて、と模型と同じ作業が続きます。

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