宇宙機のペーパークラフトやプラモデル等の製作日記です。
宇宙機模型製作日記



 プラモデルのハッチ周辺の作業を進めました。

 余計なリブを切り取り、ヤスリがけをして、溶きパテを塗りました。今日はここまで。

 写真左は、今回のLEM下降段の脚部に流用する食玩「王立科学博物館」の「人類、月に立つ」です。これだけのモールドで塗装済みときては、自分で作るのがバカらしくなるほどですが、私が心惹かれたのは、そのスケールです。

 写真中央は、私が十年近く前に塗った、タミヤのミリタリーミニチュアシリーズのドイツ兵です。スケールは1/35……宇宙飛行士とほぼ同じ背丈ですよね!

 今回、月着陸船を作るにあたって、1/35にこだわったのは、この宇宙飛行士と並べたかったからです。アオシマのキットが、そのスケールを意識して作られたかは知りませんが、上昇段が、1/35に近いと気づいた時、本当に嬉しかったです。

 さあ、作るための素材は揃いました。後は、作るだけ!……でも、やはり道程は長そうです。

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 くだん書房に発注しておいた本が届きました。

 「緊急特別号 人類初の月着陸」昭和44年8月15日発行のアサヒグラフです。7月21日の月面着陸から一ヶ月足らず、当時の興奮が伝わってくるようです。

 後からのお楽しみと言うことで、中身はまだ見ていません。とりあえず記念写真を撮ろうと思い、単独では寂しいので宇宙飛行士のアクションフィギュアと並べました。こちらはドラゴンモデルから数年前に発売されたもので、アメリカから取り寄せました。私のお気に入りであります。

 写真、「二番目に月に降りた男」オルドリンのバイザーには、「一番目の男」アームストロングが小さく写っています。フィギュアのバイザーには、カメラを構えた私が写っております。うーん、まぬけです。

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 アオシマの月着陸船のパッケージには、縮尺が書いてありません。いわゆる、ノンスケールモデルです。しかし、上昇段のパーツを眺めていて、これは1/35くらいではないかと思いました。

 1/35といえば、今から30年前、自分が中学生だった頃に流行していた、タミヤのミリタリーミニチュアシリーズ。あの頃は、新製品が出れば模型店に走ったものです。突然に蘇る記憶、ケッテンクラートのメタル製のエンジン、今思えばしょうもない出来(失礼!)ですが、当時は胸躍らせて買いに行きました。

 私にとって、1/35は一番親しみの持てるスケール、確認のため、月着陸船のペーパークラフト(1/48)を、コピーで1/35に拡大したものと並べてみると……。

 写真の図がそれです。キットと比べてみると、ほぼ一緒!このコピーを、1/35LEMの型紙として使用することにしました。

 写真のキット、ドッキングハッチの余計なリブを、ニッパーで切り取っています。後はナイフで整形、それからパテ盛りして、サンドペーパーで仕上げをします。

 それに、昨日書いた、ハッチ左右の凸凹の誤りも、この型紙からプラ板を切り出して貼り付け、修正するつもりですが……この調子だと、年内に完成しないかもしれません。



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 LEM上昇段のキャビン部分、形になりました。

 自分にとっては久しぶりですが、ペーパークラフトの、平面図形から立体ができるおもしろさは、やはり格別です。

 さて、同じ部分のプラモデルを並べてみると……違いますね。

 プラモデルのドッキングハッチ周辺の補強用のリブは実物にはありませんし、ハッチ左右の凹凸の具合も、ペーパークラフトの方が正確です。

 さあ、ペーパークラフトに合わせて、プラモデルを改造せねば。せっかく表面に彫刻されているリベットですが、これも削り取ることになりそうです。

 未完成の泥沼に陥ったかもしれない、と思いながらもワクワクしております。ペーパークラフトを手本に、プラモデルを改造していくこと、これは自分にとって初めての体験ですから。

 インターネットのおかげで、アポロ計画の資料は、書籍にしてもDVDにしても、いろいろなものが入手できます。先日、「くだん書房」にある本を注文し、近日中に届く予定です。これまた模型趣味の醍醐味。実物が届くまでの命、とも言えますが。

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 月着陸船(LEM)の製作を再開しました。

 写真右上が、アオシマのキットで、1/35位のスケールです。これに手を加えていくつもりですが、そのための資料として、1/48のペーパークラフトも同時に製作しようと思っています。

 さっそくペーパークラフトに着手。久しぶりに、「切っては曲げて」の作業を楽しみました。写真中央は月着陸船上昇段のキャビン部分です。ここが立体になったら、その分、プラモデルの方も手を加えていくつもりです。

 今回は長期戦の覚悟です。今年中に完成させられたら、と思っています。

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 ヴォストーク宇宙船のレジンキットが完成しました。

 レベルのキットでは少し不満だった機械船の細部など、塗装に苦労はしましたが、その甲斐はあったかと思います。

 アンテナが多くてハリネズミみたいです。同じ頃のアメリカのジェミニやマーキュリーカプセルには、こんなアンテナがないのは、その方面の技術力の違いなのでしょうか。でも、この感じが何とも言えず良いと思います。

 ホームページも更新しました。良かったらご覧ください。

 さて、初のレジンキットも完成しました。次は、作業が一年近く止まっている例のモノに再挑戦しようと思っています。

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 ヴォストーク機械船の細部塗装が終わりました。

 コードの一部は、イエローグリーンで塗りました。ちょうど浮き彫りになっている所で、よく目立ちます。後は、結局チタンシルバーで塗ってしまいました。

 初めてヴォストーク宇宙船を見た時に、何故カプセルの下にあれほど沢山のタンクがあるのか不思議に思いました。ガガーリンの飛行は二時間足らず、軽量化が命の宇宙船にしては過剰な装備ではないかと。

 これまた「宇宙の傑作機ヴォストーク宇宙船」を読んで疑問が氷解しました。軌道に乗った宇宙船は、レトロロケットを噴射して減速し、地上に戻ってきますが、万一レトロロケットが故障しても、10日ほどで大気により自然に減速し、地上に戻れる軌道に打ち上げられているそうです。あの多数のタンクには10日分の酸素と窒素が詰め込まれているわけですね。

 さて、あとはアンテナをつけて、三つのパーツを接着するだけ!明日は完成品の写真をご紹介できそうです。

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 今日の作業は20分ほど。取りあえず、出っ張った部分をチタンシルバーで塗りました。

 写真、中央の少し右に怪しい部品が。パイプのようなものがあります。姿勢制御用のスラスターだと勝手に判断、ノズルだろうと言うことで、お気に入りのチタンゴールドを塗りました。でも、手持ちの実機の写真に、こんなパーツは写っていないのですが。

 細かい部品の塗装は、タミヤカラーと決めておりますが、筆も重要な要素となります。今使っている筆は三本セットで数百円の安物ですが、毛が適度に抜け、良い感じにへたっております。気に入るとそればかり使うので、じきにダメになってしまいそうですが。

 あとは配線のような部品を塗り分けるだけ!明日には塗装を終了させたいと思っています。


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 さて、今日も10分ほど塗装をしました。「数珠タンク」の全てのベルトと、カプセルと接続する部分の縁をチタンシルバーで塗りました。

 塗装のための資料が欲しいのですが、ヴォストーク宇宙船のカラー写真がありません。近い?機体の写真なら、ということでヴォスホート宇宙船のカラー写真を参考にしました。写真の背景は「ROCKET AND SPACE CORPORATION ENERGIA」のものです。

 何か、いろいろオマケがついているようで、よく分かりませんが、雰囲気は感じられるかと。コード状のものも、全て銀と言うわけではなさそうです。

 ともあれ、明日明後日くらいで塗り上げて、日曜日には完成させたいものです。

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 ヴォストーク機械船の細部の塗装を進めました。

 こういう場合は面倒なところから、ということで、数珠のようなタンクを固定するベルトを塗りました。

 写真中央の筆にチタンシルバーを含ませ、ベルトの出っ張りをなぞります。はみ出た部分は、爪楊枝でひっかいて修正。半分塗って10分、今日の作業は終了です。

 明日、もう半分を塗って、その次はその下の突起物やらケーブルやらを塗り分けて……老眼にはこたえます。下のマットのマス目が1cm四方、みなミリ単位の部品ですから。でも、ここを乗り越えれば、あとは全てのパーツを接着するだけ!

 週末の完成を目指して頑張ります。

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