最近地元を車で走ると、さぬきうどんの店が目に付くようになりました。
でも、だいたいが腰はあるけど硬いだけの麺なんですよね。
しかし、この「はなまるうどん」は腰の強さに加えて麺のなめらかさ、ちょっとグミっぽい弾力もあり、まさにさぬきの味です。
はなまるのHPで店舗を調べてみたのですが、兵庫県には姫路に5店舗と洲本に1店舗あるだけなんですね。
12/5に香川に行った時にも「はなまるうどん」をちらほら見かけましたが、さすが地元で凌ぎを削っている店だなって思いました。
香川ではこの手の大型チェーンのセルフのお店には入った事がないけど、どこもこれくらい美味しいのでしょうか?
最近近所のさぬきうどん屋さんなんかだと、何故か「かけうどん」は異様に安いんですけど「ざる」や「しょうゆ」なんかだとだいぶ高いんです。
だいたい値段差が2~3倍になるかな。
私が行った事のある香川のうどん屋さんは、だいたい玉の数で値段が決まってるので「かけ」も「しょうゆ」も同じ値段なんですよね。
そんなに工程とかに差はないと思うんだけど・・・・。
この値段差は何なのでしょうか?「かけ」は客寄せメニューなのかな?
食べ比べてみると納得するんです。
「かけ」と他の冷たい系のうどんだと味に値段分の差があるんです。
麺自体に違いがあるのか?「かけ」には時間が経った麺を使ってるのか?あるいは「かけ」には水で締めてない麺を使ってるのか?
それとも高いメニューを食べて貰う為にあえて味にも差を付けているのかな?
同じ麺を使っても「かけ」の熱いのは麺のなめらかさとか、ぬめり感が減少するのは確かだと思われます。
私も香川に行くと「かけ」でバリエーションを指定できる店では、だいたい冷たい麺に熱いだしを掛ける「ひやあつ」を注文するもんね。
「やまうち」や「なかむら」みたいに「かけ」が美味しいお店は本当に凄いお店なんだと思うな。
昔は温かいうどんを食べて風邪を治したって聞くし、江戸時代にはうどん屋に風邪薬が置いてあったってTVで見た事があります。
確かに冷たいうどんは凄く美味しいし私もよく食べますが、これからの季節は特に体も心も暖めてくれる熱い「かけうどん」の美味しいお店にもこだわっていきたいね。
ところで「はなまるうどん」、こちらも「かけ」の食感が落ちるのは残念ですが、それは熱いうどんだからという程度。
さぬきうどん本来の腰以外の要素もしっかり残してて、関西進出の大型セルフのお店の中ではイチ押しって言うか突出してるって言っても良いほどです。
冷たいうどんも文句なしで美味しいです。
写真は「かけ」の小105円と、げそ天126円
トッピングよりメインの方が安い、まさに嬉しい現地価格!
↓はなまるうどんHP
http://www.hanamaruudon.com/
姫路市飾磨区下野田1丁目171
TEL:0792-43-0872
2004/12/7