臥龍殿

三国志と自転車・キャンプが好きな”りてん”がお送りします

さぬきうどん大平

2008-01-15 21:50:07 | さぬきうどん
 「久々にさぬきうどんが食べたい~!」という妻のリクエストにお答えしてネットを検索してみると、なんと町内に本格的っぽいうどん屋さんが!
 1月12日と14日に行って来ました。(って2回もか~!

 「さぬきうどん大平」県道33号線のファミマの信号をちょっと入った分かりやすい場所です。
 お店のたたずまい、周囲の雰囲気も本場さぬき風です。
 お店を入ると・・・・おー!サイドメニューの充実さがただ者ではありません!



 お値段の方は・・・・さすがに現地価格とはいきませんが、それでも「かけうどん」は小が105円と現地価格で頑張ってるし、「釜玉うどん」も304円と頑張った設定。
 「釜あげうどん」「冷やしうどん」「ざるうどん」のトリオは609円と一見高めですが、おにぎり1個とダシが2種類(ノーマルと山芋入り)、それにお替りが出来るのでやはり頑張ってるって感じですよ。

 妻は釜玉うどんとトッピングを、私は冷やしうどんを注文してみました。



 味の方も文句なしに現地の味です。
 香川以外ではさぬきうどんみたいなものしか食べられない事が多いのですが、この大平は私が太鼓判を押しちゃいます。

 12日は遠慮して1回しか麺のお替りをしませんでしたが、14日にざるうどんを食べた時には2回お替りしちゃいました。
 しかし、3回くらいお替りしても平気な美味しさ。
 ただしダシはお替り出来ませんでした。(釜玉に付いて来たダシ醤油を掛けて食べたのは内緒です)

 いや~、近くに美味しいうどん屋さんがあるのは嬉しいね~。
 今度はかけも試してみます。
 お店には「UDONバイブル」「恐るべきさぬきうどん」も置いてました。

小縣屋

2006-11-01 06:46:36 | さぬきうどん
 10月8日の1件目は妻のお気に入りの「小縣屋」
 映画「UDON」にもしっかり出てました。
 

 前日に「あたりや」で外したので間違いないところを・・・・と、最初は「長田」目指して走ってたのですが、混んでたのですぐ目の前の小縣屋へ。
 こちらも並んでる事は並んでるのですが、お店のキャパが大きいのでさほど待たずに食べられます。

 相変らずのそのまんま1本大根に、相変らずの美しい麺。
 腰も麺のツヤも申し分無し!
 相変らず安定した美味しさを誇ってました。

あたりや

2006-10-13 07:16:01 | さぬきうどん
8月7日の2件目は高松最強の呼び声も高い「あたりや」です。

このお店は幹線道路添いにありながら、見つけにくい立地条件にあります。
何故ならば、大型スポーツ店の地下駐車場に入り、右の方に曲がったところにお店があるからです。
 まさに人目を避けるように建っている!って感じ。
と言っても建物の地下にある訳ではなく、ちゃんとお日様の下でお店を構えてます。

お店が見えてきてから、「あ、ココ来た事ある!」と方向音痴と物忘れの激しさを発揮。
しかし、以前はスポーツ店じゃなくてパチンコ屋さんの建物の下だったはず?

人気店だけあって行列覚悟でしたが、「UDON」放映の影響もさほどないようで、10人程度が並んでいるばかり。
ラッキー!と思いながら妻に「ココのうどんは間違いないから」と、自分の手柄のごとく説明。

店に通されると、カウンターの前に並ぶのですが、一列渋滞じゃなく、グループ単位で横並びです。
おおらかなお店が多い中、このお店のルールの細かさは特筆です。
「きっと、ココの店主はA型に違いない」と思いつつも、かけの小を注文。
席に着いて、さー食べるぞ!

一口すすって「?」
硬~い。(>_<) ツヤやコシは申し分ないんだけどね。
前回訪問した時には、超人気店には一歩及ばないまでも、職人さんの若さから「少ししたらこのお店が天下を取るかもね~。」と思ったものです。
しかし、小麦粉を硬く練ったもの、としか表現できない、モソモソしたうどんを食べて「全然違う方向に進んじゃったね」と、残念な気持ちになりました。

うどん棒の繊細で女性的な優しい緬を味わった後なので、よけいに武骨さが目立ったのかもしれませんが、今日は職人さんの調子が悪かった事を祈るばかりです。

うどん棒 今里店

2006-10-12 22:42:02 | さぬきうどん
 10月7日の一軒目は「うどん棒」です。
 今回は車の置き易さと子連れである事を考えて本店を避け、駐車場が大きそうであまり並ばなくて済みそうな「今里店」を選びました。

 お店は綺麗で、入り口には立派なショーケースがあり、メニューも豊富!お値段も少し高め!
 前回四国に来た時、義母さんが注文していた、かけの冷たいのが美味しかったので、今回は冷たいかけにこだわってみました。 かけの小(290円)
 で、出てきたのがこれ。



 どんぶりに麺とダシか醤油、ネギのみといった無骨なうどんが多いさぬきにあって、薄焼きの三角卵焼きが目を引きます。
 こういう綺麗なお店はイマイチなんだよね~、なんて思って食べて見ると・・・・上品で伸びと艶のある麺にうっとり。
 張くんにもおすそ分けしたら、びっくりするほど食べてくれました。
 これは一軒目から幸先が良いね~!

うどん本陣 山田屋

2006-09-03 13:06:54 | さぬきうどん
 8月27日の2件目は、庶民的なお店が多い香川のうどん屋さんの中で、超の付く高級店と言われる、「うどん本陣 山田屋」です。

 酒屋さんのお屋敷だったという立派なお店の佇まいに、定食は千円を超える香川のうどん屋さん離れした価格設定。
 100台以上の収容力を持つ駐車場、観光バスでやって来る団体さんもあるとか。
 観光客相手のありがちなお店と思いきや麺もダシもA級の味!



 駐車場に車を停め、立派な門をくぐるとインカムを付けた店員さんが・・・・。
 扉を開けるとテーブルどころか、麺を打っているところまで見えちゃうお店と違って、こちらでは席も建屋も多いので客席の空き具合も、インカムで問い合わせなければ把握出来ないのです。
 でも、お店のキャパも大きいので少し待てば座席に通されます。

 今回はこのお店の登録商標だという「ざるぶっかけ」(530円)を注文。
 登録商標だと言っても、具とダシが別々に来るくらいで別段珍しいものではありません。
 麺もダシも一流の味なのは前述した通りですが、価格相応にボリュームもたっぷり。



 こちらのお店の最安値メニューは「ぶっかけ」の270円。
 ぶっかけと言いながら実はかけうどん。
 一見、リーズナブルですが、それでも一般店の2.5~3倍の価格設定。

 今回の四件は妻のご両親と一緒に行ったので「並ばなくてよいけど美味しいお店」という事で選んだお店です。
 最初に行った「はなや食堂」は時間によってはそこそこ並ぶんでしょうが、他のお店はキャパも充分なので、今回は山田屋以外は待ち時間無し。
 山田屋の待ちも、お店の構造上仕方ないものです。
 義父さんは、最初のはなや食堂に入って、香川のうどん屋さんはみんなこんな感じなのか?と心配したそうですが、その後のお店はみんな綺麗で安心したようです。

うどん本陣 山田屋


たも屋

2006-08-30 23:26:50 | さぬきうどん
 8月27日の一軒目は「たも屋」。
 思えば香川で本格的な本格的(?)な大衆セルフ店に入るのは初めてです。

 この手のセルフで楽しみなのは豊富なサイドメニュー。
 しかし、もう一軒「山田屋本店」に行かないといけないので、私は「ざる」の小(220円)と、セーブ気味に注文。
 麺の方は柔らかくてしかも腰がちゃんとあります。
 もうちょっと滑らかさがあればバッチリなんだけどね~。
 しかし、充分美味しい!



 妻は「釜たま」の小(270円)、義父さんは「カレーうどん」(金額は忘れた)、義母さんは「ぶっかけ」の小の冷たいの(¥220円)をそれぞれ注文。
 中でも義父さんのカレーうどんはこの店の麺にぴったり!
 そのままでも美味しいのですが、特別仕様とばかりにかけ用のダシを加えると、また美味しさが増すとの事。
 しかし、このお店で一番お得な食べ方は、義母さんが食べてたぶっかけに豊富な無料トッピングをふんだんに入れて食べる方法だと思いますね~。

たも屋

長田in香の香

2006-08-29 22:13:34 | さぬきうどん
 8月26日の二軒目は「長田in香の香」
 以前、長田には行った事があるのですが、こちらも長田同様「釜揚げ」が有名。

 私は迷わず「釜揚げうどん」の小(250円)を注文。
 柔らかくて優しい感じの伸びのある麺。
 「釜揚げしか知らない」とHPに書いてあるだけあって、釜揚げに最適と思わせる麺です。
 もちろんダシも最高!



 冷たいうどん好きの妻は「冷やしうどん」の小(250円)を頼んでいました。
 当然こちらは腰の強さが引き立ちますが、このお店での一杯目はやはり釜揚げでしょうか。



 ご飯物は割りと豊富ですが天ぷらなどのトッピングは一切なし。
 釜揚げにこだわり、最高の釜揚げを出す店だと思いました。
 
長田in香の香

はなや食堂

2006-08-28 23:02:06 | さぬきうどん
 映画「UDON」を見たからって訳ではないのですが、8月26日、27日と妻のご両親のお供で四国にお墓参りに行って来たので、ついでにうどん屋さんを4件廻って来ました。
 26日目の一軒目は「はなや食堂」。

 UDONにも出てましたが、このお店は巨大なタコの天ぷらが有名。
 今回も注文したのですが、いきなり食べ易く切ってもらったので画像は無し。
 私は「かけ」の大を注文。(220円、小は150円ね)
 タコ天は120円ですが、この大きさで奇跡の価格!

 麺は伸びのある柔らかな優しい麺。 でも腰はしっかりあります。
 ダシも割りと上品でとっても美味しいです。
 「中村」ほど洗練された感じではありませんが、よく似た感じですっごく好みです!
 久々の本場のさぬきうどんで大満足!
 黄金色に輝くタコ天は衣はカラっと、中身はホクホクでしっかりした歯応え。
 切ってもらわないと噛み切れないでしょう。

 お店はお世辞にも綺麗とはいえませんが、これぞ香川の庶民のうどん屋って感じを大いに堪能できます。




DOGATCHアーカイブセンター ・・・・ 過去の映像の中に「はなや食堂」の紹介が!(メアドの登録が必要)

「UDON」を見てきました~。

2006-08-19 08:34:48 | さぬきうどん
 8/14、御堂会館に「UDON」の試写会に行ってきました。
 さぬきうどん大好きな私の為に、妻が「私は行けないけど」と言いながら申し込んでくれてたものです。

 お盆なので仕事も早く終えて猛ダッシュしたのですが、会場近くまで来ると山越や谷川米穀店をしのぐ長蛇の列が・・・・。
 現地待ち合わせしてた会社の連れが先に並んでてくれましたが、それでも座席は後ろの方。
 試写会は初めてですが、そんなに話題の映画でもないのに凄い人です。

 この映画は、さぬきうどんのバイブルと言うべき「恐るべきさぬきうどん」でお馴染みの「麺通団」の活躍が大きなウエイトを締めています。
 「あの独特な文章はこうして生まれたのか~」とか「いい加減な地図はこういう目的だったのね。すっかり乗せられてた!」とか思ったのは私だけではないでしょう。

 それから恭子ちゃん役の小西真奈美ちゃんが可愛い事。
 壊滅的な方向音痴でサエない女性記者を演じていますが、それでも隠しようのない可愛らしさと、方向音痴の私には妙に共感が持てるキャラクターです。
 どれだけ気に入ったかというと、キリン、エビス党の私ですが、たまには「ぐびなま」に浮気しても良いかな?って思うくらいです。

 一番嬉しかったのが、さぬきうどん通ならおなじみの、あの店この店がドド~ンと出てくるところ。
 香助と恭子ちゃんの二人が、お互いとうどんとに劇的な出会いをした後、最初に訪れたお店は、私が初めて本物のさぬきうどんを食べて感動した山○!
 その次のお店が私がさぬきで最も愛する、見つけにくさ、お店のボロっちさ、ユニーク度、麺の味、ダシの味、全てに花○をあげたい中○!
 最初の2店で私はKOです。

 もちろんこの映画の一番のテーマは香助と松井製麺所を営む父親との葛藤でしょう。
 子供の頃から父親の笑顔を見た事がない香助は、人を笑わせる仕事、コメディアンを志しニューヨークへと旅立っていたのでした。

 うどん屋の息子と言われるのが何より嫌なコースケですが、成り行きでさぬきうどんの魅力にハマり、ブームを巻き起こす立役者に。
 しかし、家庭の問題となるとまた別な事。
 香助は父親と激しくぶつかり合います。

 うどんとその仕事ぶりを通して、少しづつ父親に理解を示し始める香助。
 松井製麺所を継いでも良いかな?と打ち明けた時に父親は・・・・。

 人を笑わせる夢に破れて帰郷したコースケに対して「人を笑わせるのは簡単じゃろ」と事もなげに言い放つ父親。
 笑顔ひとつ見せず、そのあまりにもストイックな仕事ぶりにより、面白みのない人生を送っていたと思われた父親が、実は人を笑顔にさせる達人ったのだと理解した時にコースケは・・・・。
 父親の息子であり、駆け出しですが息子の父親でもある私にとっては凄く心に染み入る映画となりました。

 26日からロードショーですが、ぜひまた見てみたいです。
 しかし・・・・この映画がヒットすると、またさぬきうどんブームになって、食べにくくなるので控えめに売れて欲しいと願うのは私だけでしょうか?

映画「UDON」公式サイト

がいな製麺所(兵庫県加西市)

2006-07-02 23:20:25 | さぬきうどん
 コープ神戸の、めーむで配達してくれる食品の中に、時々日清冷凍食品の「池上しょうゆうどん(ちくわ天つき)」というのがあって、うどん開眼した妻が注文して見たのですが、冷凍うどんと侮るなかれ!これがめっちゃ美味い!
 残念ながら「池上」には行った事がないので、これを食べて思いを馳せるしかないのですがネットで調べてみると池上で修行をした人が、我が加古川のお隣の加西市でお店を出しているとの事!

 これは是非行かねばなるまい、とばかりに行ってきました~。
 場所は日吉神社の近所なのですが、「重要文化財」と書いた鳥居が目印。
 でも、のぼりが立ってないととても見つけられないような場所にあります。
 立地条件まで本場並みの怪しさ!これは期待出来ます。

 雨降りの上、開店直後だったので多分一番乗りらしく、お客さんは誰も来てません。
 張くん連れだったのですが誰も居ないのに甘えて、四人掛けのテーブルにベビーカーを横付けさせてもらって寛ぎます。
 妻はお得意の冷たいしょうゆうどん(200円)にお任せで4種類の天ぷら(200円)を注文。
 私はかまあげ(300円)の大(100円)
 値段もさすがに現地価格とはいきませんが、頑張ってるね!って感じの価格です。

 注文すると「15分くらい掛かります」と言われました。
 普通なら「え~?」と文句の一つも出るところですが、さぬきうどんを食べに行ってこう言われると喜ばなければいけません。
 何故なら湯がきたての麺が頂けるからです。

 待ってる間に張くんを連れて麺を打ってるところや、切ってる所を見学してるとぼちぼちとお客さんがやって来ます。
 と言ってるうちにうどんの出来上がりです。

 ここの「かまあげ」は、たらいやどんぶりにお湯を張って麺を泳がせているものと違い、湯がきたてをいきなりどんぶりに入れて、ねぎを散らしてかまぼこが一枚トッピングされています。
 生卵を注文していればそのまま「かまたま」になります。
 だしもなく、しょうゆを掛けて頂きます。



 麺の腰はさほどでもないのですが、なんだかふわっとした感じの麺。
 かといって柔らかいわけではなく、あくまでふわっとって感じで初体験の食感です。
 冷たいしょうゆうどんは少し腰が引き立ちますが、やっぱり優しい感じの麺ですね。
 香川のトップクラスのお店と肩を並べるとまだまだって感じですが、職人さんもまだまだ若く発展途上という感じの麺です。



 でも、そこいらのうどんよりはずっと美味しく、さぬきの名に恥じないうどんだと思います。
 しかし、ますます本家の池上のうどんを食べたくなってしまいました。

兵庫のうどん屋・そば屋さん 「がいな製麺所」

 ↑兵庫県の、うどん・そば屋さんの情報がいっぱい。