静と動の趣味日記

以前習った押し花作品やエコクラフトバックなどを掲載。運動不足解消に始めた卓球の事や旅先の事を気ままに書いています。

トルコ旅行(6)

2011年07月25日 | 旅行

7日目

今日はトルコで過ごす、最後の日となりました。
午前中は自由行動だったので、私達はオプショナルツアー「ボスフォラス海峡クルーズ ・ガラタ橋散策と世界一短い地下鉄体験」に参加しました。

イスタンブール郊外のホテルからバスで30分ぐらいで市内に出て、世界一短い地下鉄に乗る為に綺麗な街並みを歩きました。



イスタンブールの街並み

この地下鉄は日本のケーブルカーみたいなもので、全長600m、所要時間は約3分という事で、乗ったらすぐ降りる感じでした。
この地下ケーブルカーはヨーロッパ商人が、ガラタ橋側からイスタンブールのヨーロッパ側に、荷物を運ぶために造られたといわれています。どうして、そんな短い距離を運行しているのかと思いますが、急坂を登ってくれるので、市民の重要な足となっているそうです。

世界一短い地下鉄


チュ―リップ柄の綺麗な青タイルが貼られた地下鉄駅


地下鉄駅から、歩いてガラタ橋を渡って、ボスフォラス海峡クルーズの船着き場まで向かいました。
ガラタ橋は人気の釣りスポットで、1日じゅう釣りを楽しむ人の姿が見られ、また二重構造の橋なので、下段にはカフェやレストランがあり、その店先には上から釣り糸が何本も下がっているという、不思議な光景でした。



ボスフォラス海峡クルーズ 船着き場、後ろの方に「スレイマニエ・モスク」?


いよいよ、ボスフォラス海峡クルーズに出発で~す。
ボスフォラス海峡は黒海とマルマラ海を結び
アジアとヨーロッパを分ける、長さ約30kmで、世界で最も美しい海峡のひとつだそうです。
船の手配が付かないとガイドさんが言っていたので、小さな船かと思っていましたら、な、な~んと数百人乗りの大型船にたった24人の貸し切りでした。
行きは、イスタンブールのヨーロッパ側を見ながら、帰りはアジア側の景色を見ながらの、1時間30分のクルーズです。
海峡の両側は、いろいろな建築様式で建てられた、宮殿やホテル、迎賓館、博物館、別荘などがところ狭しと並んでいました。(ガイドさんが説明してくれたのですが、たくさん有りすぎて忘れました)
その他に、豪華客船やクルーザーなど、何艘も停泊していました。


ドルマバフチェ宮殿
オスマン朝スルタンの最後の居城として、共和国の父アタテュルクの執務場所として有名な宮殿。
大理石の豪華な宮殿建物の横幅は600mもあり、285もの部屋と43のホールがあって、調度品や名画が展示されているそうです。


クズ塔(アジア側の最後の方にある)
クズ塔はボスフォラス海峡の入口の島に立つ塔で、かつて刑務所や灯台とし使用され、現在は中にレストランがあるそうです。
別名
「乙女の塔」と名付けられた理由は、ある日、皇帝は娘が蛇にかまれる夢を見て、この塔に避難させて、寂しいだろうと贈った果物かごの中に、蛇が潜んでいて、悲劇を招いたという伝説からだそうです。

ボスフォラス海峡クルーズ の写真をスライドにしました。
スライドショー画面の右下の四角ボタンをクリックすると大きな画面で見られます。




ボスフォラス海峡の素敵な景色を楽しんだ後は、予定には入っていなかったのですが、地元の人も買い物に行くという、エジプトバザールの中を見て歩きました。
エジプトからの交易品やスパイスの専門店、土産物、雑貨屋さんがありました。


エジプトバザール

エジプトバザールの路地

エジプトバザールのメイン通り


空港に向かう途中、昼食は「ドルネケバブ」というものでした。
今日は牛肉をひつじの脂で焼いたものだそうで、豚肉は食べないとの事でした。
最近は日本でも、トルコ人が大きな肉のかたまりを回しながら焼いて、それを削ぎ切りにして、薄いパンなどに野菜と挟んで売っていますよね。


そう、こんな感じ!画像はHPより拝借


実際に出て来た、ドルネケバブ
付け合わせは白チーズが入った春巻き「シガラボレイ」松の実が入ったバター風味ピラフ「サーデ・ピラウ」
そしてフライドポテト、デザートはイチゴのムースでした。


イスタンブール空港をPM6時に飛び立ち、成田にAM11時に着き、11時間のました。


8日間という長旅は今回が初めてでしたが、時差も6時間ぐらいでしたので、さほど疲れたという感じはありませんでした。
トルコ国内は移動距離が長いので、1日に1ヶ所ぐらいしか観光出来ませんでしたが、今まで行った国とは、また違った、素晴らしい景色と雰囲気を味わえた良い旅でした。

アップするのに時間が掛かってしまった上に、つたない文章でお恥ずかしいのですが、皆さんのこれからの旅の参考にしていただければ幸いです。
最後まで、読んでいただきまして、ありがとうございました。



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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
飛んでイスタンブールですね♪ (沙羅)
2011-07-27 12:24:54
chimamanonさん、こんにちは*^^*
トルコ旅行に行かれたのですね!
写真も紀行文もすばらしく、毎回楽しみにしていました

奇岩や遺跡など、私にはどの場所も珍しく、一度は行ってみたいと思うばかりです。
洞窟のレストランも魅力的

ご主人様のお誕生日と重なり、心に残るステキな旅になりましたね

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素晴らしいで~すヽ(^o^)丿 (eiko6215)
2011-07-27 15:47:11

トルコ旅行の写真毎回楽しみに見ていました。
遺跡の多い国なので、さぞ、目をこらして眺めていた事でしょうネ。

画像を見て是非行って見たくなりました。
来年は実現できるかしら?
ご主人様の誕生祝い外国で出来る、幸運でしたね。
素晴らしい画像を楽しみました。
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素敵旅ですね (ゆきひめ)
2011-07-27 23:23:31
トルコに行かれていたんですね。
素晴らしい景色、そして食事と、ご一緒に旅をしているかのように
楽しむことができましたよ。
街並みがどこへ行っても、異国情緒豊かで、素敵な待ちですね。

ご主人様といつもご一緒で、そしてお誕生日をトルコでお祝いできるなんて最高ですね。

これからも素敵な旅レポートをお願いします。
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沙羅さんへ (chimamanon)
2011-07-28 00:55:22
早速のコメントありがとうございます。
文章のお上手な沙羅さんに褒めていただけるなんて嬉しいで~す。
今回は泊まりませんでしたが、洞窟ホテルというのもあるんですよ。

旅行中はあまり日付を意識しなかったので
サプライズの誕生祝は思い出に残りました。

トルコは、日本では見られない景色がいろいろあって楽しめました。
沙羅さんも機会がありましたら、是非どうぞ
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eikoさんへ (chimamanon)
2011-07-28 01:07:22
eikoさんのように、出掛けて来て、すぐにアップ出来れば良いのですが
なかなか文章が浮かんできませんので
時間が掛かってしまいました。
楽しみに見ていただいたようで、良かったです。
行動力のあるeikoさんですから
来年の今頃はトロイ遺跡を歩いているのではないでしょうか?
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ゆきひめさんへ (chimamanon)
2011-07-28 01:44:24
お忙しい所、コメントありがとうございました。
ゆきひめさんや沙羅さんのように、文章が上手に書けたら
すぐにアップ出来たり、分かり易い旅行記が書けるのですが・・・

少しだけでも、ゆきひめさんに楽しんでいただけたら、嬉しいで~す。

さんはまだ現役なので、スケジュールが合った時に
行っておかないといつ行けるかわからないのですよ。
旅先で祝ってもらう誕生日は初めてですから
ず~っと心に残っているでしょう。

旅レポ、頑張っていきま~す
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行ってみたい国です (ヒロ )
2011-07-28 21:40:22
8日間の旅でしたか。トルコは何となく魅力の
ある国ですね、沢山の写真で楽しませてもらいました。昔の水洗トイレ?社交の場でもあったとか、何ておおらかな国でしょう。しばらくブログお休みだったので、きっと旅行かと思っていました、若い内にドンドンいろんな所へ行かれるchimamanonさん又の旅行記楽しみにしています。
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憧れのイスタンブール (芝桜)
2011-07-28 23:02:05
素晴らしいトルコの旅、感激です。
事細かく歴史の紹介から街の様子まで
トルコの良さを知りました。
街のバザールに荷物が沢山ありましたが
雨は降らないのですか?

豪華なクルーザーで五つ星の旅ですね。
ご主人さまと好い思い出が出来ましたね。
有難うございました。
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素晴しいで~す (kosumosu)
2011-07-29 22:44:29
トルコの旅の詳細な紀行文と沢山の写真に毎回眼を奪われました。説明がなければ雪かと思わせる石灰岩、そこでのハプニング足湯の中にカメラをchimamanonさんの機敏な対応に198枚もの写真が無事だったのは本当に良かったですね。(私ならオロオロ)お終いです。

ブルガリヤヨーグルトもチュウリップも発祥地はトルコ?私もびっくりです。

ご主人様のお誕生日は思い出深い最高のプレゼントでしたでしょう。chimamanonさんは何処でしょうか?
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ヒロさんへ (chimamanon)
2011-07-30 01:18:33
読んでいただきありがとうございます。
私も行く前と行った後では、トルコの印象が変わりました。
今回観光出来なかった所を、またいつの日か訪ねてみたいと思います。
仕切りがないトイレは私たちには、ちょっと考えられませんよね。
これもお国柄なんでしょう。
ちなみに現代はどこのトイレも個室でした。
サボっていたブログもこれを機に、なるべくアップするよう
心掛けたいと思っていますので、よろしくお願い致します。
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