主税日記 - 藤本主税公式ブログ

ロアッソ熊本 藤本主税の素顔がわかる公式ブログ!

自論 システムについて編

2012年04月11日 | Weblog
今回はMr.ロアッソさんの「システム」について書いてみます。

同時に、なすさんからの質問にも繋げられたらなと。。。頑張ってみます。
>よく逆サイドにボール回したら面白いのになっと思う時がありますが、いきなり逆サイドにボール回すのは難しいですよね?リスクなどあるのでしょうか?また、サッカーの世界でこれすると楽だけど、やってはいけないことなどあります?

システムは、選手の特徴で判断する監督もいれば、監督のやりたいサッカーに選手を当てはめるということがある。どちらかというと、前者の方が多いかな。

今多いのは4-2-3-1で、1トップに近い形でトップ下にシャドーがいる布陣(オリンピック代表、大宮アルディージャが採用)で、トップ下の選手が自由に動き回り、相手のボランチとDFの間でボールを受け易く、FWの位置からではなく、2列目から飛び出すのでセンターバックもマークし辛い。サイドにドリブルの得意な選手がいてどんどん仕掛ける。

広島や今年の浦和のように変わったチームもある。(ペトロヴィッチのサッカー)始めは3-4-3で、ボールを保持するとウィングバックがFWのラインまで上がり、ボランチの一人が下がって4-1-4-1(極端な時は4-1-5)になり、そうなると相手のサイドバック、サイドハーフは下がらざるを得ない。そうなるとシステム勝ちというか、そのチームの持ち味が出てる形になるから、どうしても相手チームは受身になってしまう。

こんな感じで、システムによってそのチームのカラーが見えるし、やろうとするサッカーもある程度把握できる。とはいっても、相手もそれを攻略してくるし、強みがある分、当然弱点もある。

特に広島のシステムだと、守備に問題を抱える。カウンターに弱いし、守備の時は5-2-3となり、ボランチの脇が弱い。トップ下の2人が早く帰陣出来れば5-4-1となるけれど、奪われ方が悪かったりすると相手にボールを長くもたれる。大宮時代もそうだったけど、広島相手に前線からではなく、完全に下がって、守ってカウンターのサッカーを徹底していたので、それほど勝率は悪くなかった。(ただ対戦するのはスゴい嫌だったけどね)

それぞれに強い部分と弱い部分があるので、極端に変わったシステムを採用するというよりは、4-2-3-1のように、バランス良く配置して、バランス良いチームにするという考えもある。

個人的には広島のサッカーは是非やってみたいと思うが、こればっかりはなかなか難しい(笑)森保さん(広島時代の大先輩)が監督っていうのもスゴく魅力的。。。

では、熊本はというと、4-3-3でスタートしたけれど、今は3-4-3を採用している。その理由はいくつかあって、市村の怪我による不在、個々の守備能力の特性、ビルドアップ時の利点といくつかある。守備面での不安を、システムによって補おうというのが一番大きい。簡単にいえば、常に一人(リベロ)は多い状態で、守備時はウィングバックを含め5人になる。全体的に下がってしまうというネガティブな要素はあるが、そこはここ数試合の中でトライしている、ウィングバックのポジションを高くして、なるべく下がらないようにボールを奪いに行くという方向性に変わりつつある。ただ、そのトライが前節は裏目に出て、サイドの裏を使われてクロスを上げられ失点したので、もっと細かいポジショニングの微調整は必要だと思う。

攻撃に関しては、システムに関係なく、サイドで人数をかけて起点を作り、そこから突破していこうという方向性は変わらない。見ている人たちも、サイドチェンジすればいいのにって思う時があるだろうけど、それは意図的にやってることで、同サイドに人数を掛けている分、相手も同サイドに寄る。すると、当然逆サイドには人は少ない状況が生まれる。でも実際、それが突破になる(相手の陣地でいえばペナルティより前に進むことが出来る)サイドチェンジのパスなら効果は大きい。すぐにクロスを上げられるからね。でも、それが低い位置(ハーフェーライン付近)へのパスなら、ウィングバックの選手は1人しかいないから、1人で高い位置までボールを運んで突破しなければ行けないので、逆に追い込まれ苦しくなる。1人で何か出来るタイプ(広島のミキッチ)なら問題はないけど、味方も逆サイドまで移動する体力もいるので、それだったら同サイドで突破しようよと。もしボールを奪われても、1人1人の距離も近いので、すぐに切り替えて守備が出来る。

と、こういう狙いがある。実際には上手くいっている時間帯は少ないけど、上手くいけばすごく綺麗な突破が見られる。とにかく今は、チームとしてその突破の回数を増やすことを練習でも繰り返しやっているし、今年はこれをやり抜くと、監督から何度も何度も言われているので、トライし続けたい。

ただ・・・ただですよ、これから真逆のこと言います。(笑)

最近見てて思うのは、サイドチェンジがもう少し必要かなと思うシーンもある。

それは、突破ではなく、ボールをキープする時間帯を作る時のこと。

さっきは、サイドチェンジするのは突破のパスの時と言いましたが、わざとサイドを変えて、突破という流れではなくても、時間を作る為に必要な時もあるのかなと。もちろん、選手の移動距離も長いし、ウィングバックも失わないように味方が来るまでボールを保持しなければいけない。あるいはバックパスをして前に進まなくてもいいから(出来れば下げて欲しくはないけど)失わないようにボールを動かさなければいけない。

例えば前々節の岐阜戦、勝っている状況なのにボールを保持する時間が少なかった。いつもかも突破を試みて、取られては守備をして、奪ったら無理やり攻めてという繰り返し。そうではなくて、ボールをキープする。出来れば相手陣内で!その時間が長ければ長いほど守備をしなくて済むし、点を取られることもない。あの試合を見た時に、もっとグラウンドを広く使ってボールを保持すればなぁと思って見ていた。

スゴく矛盾していることを書いたけど、試合の状況、流れを考えて、パスの1本1本に意図を持ってやることが大切。

”今はサイドで強引にでも突破するべきか””サイドチェンジして逆サイドのウィングバックに突破させてクロスを上げさせるべきか””バックパスやサイドチェンジを繰り返してボールを保持すべきか”など、試合の中で感じ取り、それがチーム全員に共感することが出来れば、もっともっとチームとして成長できると思う。すっごい難しいことだけどね。それは原田であったり、養父であったりがリーダーとなってコントロールすることが必要だろう。

話を戻すと、システムを変えることが、そのチームの戦い方を全く変えてしまうものではないということを理解してもらいたい。シーズン途中のシステム変更は、一つの起爆剤的な要素もあるから、また流れが悪くなったり、怪我人が戻ってきたりすることで、システムを変更することも考えられる。はじめの立ち位置が少し変わるくらいで、選手はそれほどシステムに敏感になる必要はない・・・と、個人的には思っている。

一つ例をあげれば(頭の中でイメージしてみて)、3-4-3で、相手のサイドバックが、ハーフウェイライン付近でボールを保持している時、ウィングバックが高い位置にポジションを取ってボールにプレッシャーを掛ける。DFラインは当然横にズレる。そうすると、自然と4-3-3というシステム(当初やっていたシステム)になる。要するに、最初の立ち位置が違うだけで、ボールが動いてプレッシャーを掛ければ、システムは違っても、人のいる場所は同じことだということ。(ボードを使って説明したいよ)

選手は過敏になり過ぎず、柔軟に対応する。これが一番大切なことだと思う。弱い部分を少し補う・・・システム変更とはそれくらいのものだからね。

少しは分かってもらえたかな。。。

以上です。

chikara


気の合う仲間

2012年04月11日 | Weblog
今日は少し息抜きで、ショージ(村上)、深谷、市川と4人で食事に行ってきた。



やっぱり気の合う仲間との時間は本当に楽しい。

ショージは相変わらず良く喋るし、深谷も変わらず天然、イチとはホントに久しぶりの再会だったけど、変わらず可愛い後輩で、クラブハウスに忘れていた俺のスパイクを持ってきて「イチへってサイン下さい」だって(^^)嬉しいよね。

大宮の現状や、俺の熊本での話など、お互いの近況報告をし合って、あっという間の2時間でした。(門限があるので・・・)

ホントにみんなには頑張ってもらいたい。大宮の力となって、強い大宮を築いていってほしい。

俺も負けてられないから、早く復帰して、みんなにまだまだやれるところ見せないとね!



明日は、主税塾川口校に少し顔を出します。久しぶりだからスゴい楽しみ♪

初めて会う生徒もいるからね。

みんな緊張するだろうね^^;


それでは。。。お休みなさいzzz




これ、一度やり直ししてます^_^;

コメントの消えてしまった方、ホントにごめんなさい!!!

自論 組織について編

2012年04月10日 | Weblog
早速、KAZMAさんから頂いたお題「組織について」自分なりに思うことを書いてみようと思います。

まず、組織って言葉はよく使いますが、実際分かり易く言えばどう意味かなぁとWikipediaで調べてみました。

>共通の目標を有し、目標達成のために協働を行う、何らかの手段で統制された複数の人々の行為やコミュニケーションによって構成されるシステムのことである。

余計分からなくなった・・・かな(笑)

自分が思うに、一人ではなく、バラエティに富んだ人たち、それぞれに特徴を持った人たちが集まって、コミュニケーションを取って、同じ目標に向かって進んでいくってことかなと。

ロアッソ熊本でいうと、池谷さんをはじめ会社の方達が居て、監督・スタッフ、選手、ファン・サポーターというそれぞれの立場がある。(ファン・サポーターに関してはまた今度書きます)

まずはじめに外せない大事なことは、みんなが同じ目標、ベクトル(J1昇格)に向かってブレずにいること。そして、それぞれが仕事に責任を持ち、お互いを尊重し合うこと。そしてもう一つ、お互いを批判し合わないことが重要だと思う。

選手で言えば、グラウンドで全力でプレーする。目の前の試合に向けて最高の準備をして、お客さんを喜ばせる内容・結果になるように最大限努力する。その中には、選手間の競争があり、監督・スタッフとのコミュニケーション、選手同士でのコミュニケーションが絶対不可欠で、それは批判し合うことではなく、建設的なものでないといけない。

会社のもつ様々な問題ってあると思う。今で言えば債務超過や観客数の問題などなど。でも、僕たちの仕事はグラウンド内であって、外の部分は会社の人たちに任せるべきだと思う。役割分担としてね。もちろんイベントへの参加、ファン・サポーターの皆さんへのサービスなどはあるけれど、基本的には自分たちが抱え込む問題ではない。俺が一番嫌なのは、会社への批判などを周りの人たちや、人づてに聞くこと。それが本当なのかどうかも分からないし、「誰それが×××言ってた」とか、「ロアッソって×××なところがあるよね」・・・みたいな事を聞いても、良い気持ちになんてならないよね。それだったら聞かなきゃ良かったって思うし、聞いたら聞いたでやっぱり身内のことなんで気になる。これが一番嫌~な気持ち、想いになるよね。

グラウンド内での問題は分かる。自分たちで解決できるし、それが与えられた責任でもあるからね。増してや、会社のこと、チームのことを内部で批判し合うなんてことは論外。自分たちには会社の中身は分からないし、会社の人たちもサッカーの中身に関しては客観的には分かる部分があっても、本質は分からないと思う。それなら、お互いがお互いの仕事を尊重し合い、自分たちの仕事を全うするように努力することが一番。俺は会社の人たちが、全力でロアッソの為に働いてくれていると信じてる。地味な作業、いつも笑顔で対応してくれる姿を見て、有難いなぁって感じる。会社の人たちも、いつも頑張ってね!って声を掛けてくれるし、チームが勝てば凄い喜んでくれて、負けると凄い落ち込んでくれる。この関係が一番理想的で、今のロアッソにはそれを感じることが出来る。

話が前後したけど、グラウンド内の話で、選手にも特徴があって、システムや組み合わせってすごく大切なこと。ボールテクニックが得意な人、運動量が多い人、体を張れる人、人を生かせる人、人に使われるのが上手な人、それぞれに長所と短所があり、それを生かし補える関係を組み合わせることも組織としての重要な位置づけだと思う。

試合中でも、試合の流れを読んだり、その状況に応じてチームを導く、いわゆるベテラン的な存在というのも必要(自分がその立場なので書いてて変な感じですが・・・)で、試合を90分間コントロールしていく為には必要なものだと感じる。あとは、ジョーカーと言われる途中から出てきて流れを変えられる選手。これは凄く重要で、その選手の一種の特徴ではあるんだけど、やっぱり選手はスタートから行きたいと思っているのが当然なので、その選手の扱いというのも、チームとしては大事にしていかないといけない。

いろいろ書いたけど、自分が大宮で過ごしていた7年間を思い返すと、どんな時も立ち戻る場所(リセットするもの)があり、それを補うお互いのコミュニケーションというものが常にあったなと思う。大宮でいえば”守備”がその一つなんだけど、攻撃がどうのこうの上手くいかないときも、それじゃまずはしっかり守備を立て直そうとか、バラバラになりそうになったら、ベテラン組で集まって食事会を開いたりして、意見交換の中で感じたことをみんなに伝えたり、監督に直接伝えたりということが定期的にあった。

はじめの組織についてWikipediaで調べた難しい解釈の最後にあるけど、やっぱり組織を上手くコントロールしていくためにはコミュニケーションは不可欠だと思う。お互いが思っていることを伝え合う、違っていたら帳尻を合わす、納得いくまで話し合う、この作業が、ズレてしまったベクトルを修正する一番の要素になると思う。

これはサッカーに限らず、どの仕事、どの組織にも当てはまる基本。言い難いことも時にあるし、勇気のいることだけど、それを通り越すと必ず良い成果が得られると信じてる。

チーム状況が悪くなると、仲良しグループで固まって、他人やチームの批判を言い合ってしまうもの。そのちょっとした小さなヒビが、大きくなって悪い方へとベクトルを向けてしまう。

大宮時代に、シーズン途中に監督交代ということになり、内部でゴタゴタになっていた時期があった。そこで自分がみんなに伝えたのは「言い訳するのはやめよう。責任は自分たちにある。色々と(チームに対して、会社に対して)言いたいことはあるかもしれないけど、シーズンが終わるまで封印しよう」と。若い選手はまだしも、こういった苦しい状況になればなるほど、中心となる人たち、ベテランの人たちが発する一言が、チームに与える影響は大きいので、特に注意が必要かもしれない。一番やってはいけないのは、若い選手の前で会社やチームの批判をすること。これを見た若い選手たちは、会社やチームに対して先入観を持って接するようになり、良い方向に行くはずがない。

コミュニケーションと言えども、建設的で、良い内容のものでなければ、それはそれで間違った方向へ行ってしまうことがあるので気をつけなければいけない。

そもそも論で言うと、お互いがお互いを尊重して、リスペクトし合っていれば、批判し合うこともないはず。当たり前のことだけどね。

最後にもう一度書きます。

みんなが同じ目標(ベクトル)に向かって進み、それぞれが自分の役割・責任を全うしてリスペクトし合うこと、思ったことをぶつけ合ってコミュニケーションを欠かさないこと、これが組織を上手くコントロールする為に必要なことなんだと思う。


結果は必ず付いてくる。今回自分でこれを書いていて、改めて組織をコントロールする難しさを感じた。組織を形成するためにはバラエティに富んだ人材が必要だけれど、みんながみんな優等生ではないし、色々なタイプの人間がいる。それを一つにまとめて同じ方向へ進んでいくことは、出来れば大きな力となり、出来なければ崩壊も早いと思う。

選手の中ではキャプテンとしてチームをまとめる立場にいるから、またグラウンドに戻ったときに、チームが良い方向へ一緒に進んでいくことが出来るように、全力で努力していきたいと思う。

以上


何度も書き直し修正しました。。。

伝わったかな・・・。

サッカーの戦術はスラスラ書けるけど、これ書くのに3時間以上掛かりました"^_^"

面白いテーマでした。


chikara



自論 退場者が出た編

2012年04月09日 | Weblog
ちょっとシリーズ化してみようかなと思って、”~編”としてみました。暇つぶしといったら言葉が悪いけど、せっかく時間があるのでキーボード打ちます^_^;


退場者が出ることって、シーズンを通して戦っていると当然あります。退場者の出るパターンで一番しんどいシチュエーションってなんでしょう???

ボールを回すのが巧い相手に対して一発退場でPKを与えた時。これが一番イタイ。。。数的不利になる上に、PKを献上する。

今回も同じように難しい状況が生まれました。0-1で負けている状況で、前半の早い時間、尚且つアウェイという、上に書いてある一番しんどい状況に近いくらい、まぁなかなかしんどいシチュエーションです。

昨日退場者が出て、ずーっと高木監督の様子を伺ってました。ちょっと頭を横に倒して、考えてるなぁっというのがこちらに伝わってきました。さてどうするのかと。。。

個々の能力が高く、1人が1.1人分働いて、×10人で1人分を補えるなら、それほど大きな問題にはならない。けれど、やっぱり劣勢には変わりはないから、戦術で補わないといけない。

そこで高木さんが出した答えは・・・面白かったですね。後半開始からDF登録の祐太郎をFWで1トップにして、ロングボール主体で起点を前に作るという、もちろん練習ではやったことのない発想で動きました。

正直、自分だったらどうするか???という目線で見てたので、「そうきたかぁ・・・」と一本取られたような感じであったと同時に、嬉しかったですね。

あの場面で、ただFWを一人減らして、ひたすら守ってカウンターを狙うっていう、セオリー通りでなかったこと。高さを加えて困ったときには祐太郎目掛けてロングボールを蹴り、そのセカンドボールを拾う。ラインを上げる。後半のこの変更で、かなり試合は面白くなりました。

正解なんてものはないけれど、この交代によって選手は「監督は諦めてない!点を取って勝つ!」っていうメッセージを受け取ったと思うんです。それは選手自身が後半のピッチに出て行く上で、絶対に必要不可欠な精神面でのポジティブな要素として、効果が大きくあったと思います。


では、自分だったらどうしてたか。

負けている状況で、アウェイ、まだ早い時間、シーズンもまだ始まったばかり、若い選手が多い、このシチュエーションで思いついたのは、ドリブルの大得意な隼斗を入れて、後ろを4枚にし、4-3-2のシステムにして、武富と2人で前から追わせる。後ろはマンツーマン(同数)でもいいから、リスクを背負って前の人数は変えない。結局前の人数を減らして後ろに下がっても、ボールを奪ったときにゴールまでも遠く、それを後ろから繋いで持っていくのは今の熊本では難しい。それなら元気な選手を入れて、しかも隼斗ならドリブルで仕掛けられるし、それが1対2の状況でもそれなりの確立で突破できそうな気がする。そこでファールをどんどんもらってセットプレーに賭ける。審判も不安定なので、劣勢のチームを擁護した判定になりがち。どんどん背後にボールを入れて、相手の処理ミスを誘う。サイドに出してくれたらスローインでまた始められる。そういった状況を隼斗に作らせたら面白いんじゃないかぁって。ミスしてもいい、取られていいから全部仕掛けろ!と。お前の好きなドリブルをどんどんやって来い!って送り出したら、隼斗も単純(^_^;)だから暴れてくれそうな気がする。10回仕掛けて1回でも突破できればビックチャンスを作れる。

要は、後ろに下がって守るという状況を自分たちから作ってしまうのではなく、基本は前から行くよと、でも回されて駄目なときは仕方なく下がろう、という風に持っていけたら理想かな。

そう、結局は理想論なんで、その時その時に、その場で感じるインスピレーションみたいなもので変わってくることもある。

これが勝っている状況で退場者が出る、残り時間、シーズン終盤、夏場などなど、その時の状況によって判断は変わってくるのも当然ある。

今回のシチュエーションで高木さんが出した答えっていうのは、ある意味セオリー通りではないと思う。でもそれがグラウンドに立つ選手目線でいうと、望むべき監督の姿であり、勇気の出る采配であったように思う。

1FWにして、とりあえず下がってカウンターを狙おう!これじゃ詰まらないもんね。

FC東京が昨日、フロンターレを相手に10人で勝っているように、やり方によってはそうなることもある。試合を見てないから分からないけど、今のFC東京なら驚くこともない。それくらいはやってのける戦い方を今シーズン最初から続けている。


監督という立場は結果論から逃れられない。それがセオリーだろうが、セオリーではなかろうが、結果良ければ成功、結果悪ければミスになる。自分がその立場になった時、どういう判断ができるのか。。。いろいろ考えさせられるホントに勉強になる一戦だった。

こんなことは二度とないことを願うけれど、もしも今度退場者が出る試合になった時、どんな采配をするのか。。。みなさんも監督になった気持ちで考えてみては如何でしょうか???


長くなりましたが、退場者が出た編はこれくらいにしたいと思います。

もしも、みんながこれについてはどう思います?っていうのがあったら、コメント欄に載せてみてください。入院中時間があるので「自論」として書いてみたいと思います。どうぞ宜しく!






栃木戦

2012年04月08日 | Weblog
病室へ帰ってきました。

何とも言えない試合だったね。

退場者が出て、試合自体は難しい状況になり、一週間チームとして準備してきたことが出せなくなってしまったのは残念だった。

審判の判定・・・今更言っても仕方がないね。

でも、退場の場面がどうと言うのではなく、全体的に統一性がなかった。

これは事実。

審判の話はここまでにして、チームの方はというと、前半のはじめは悪くなかった。

コンビネーションも生まれてたし、ボールもよく動いていた。あのテンポを続けたかったし、グラウンドの中で「いける!」「この流れでゴールまで!」っていうのを、あのはじめの時間帯に、選手自身は実際グラウンドの中で感じてたのかなぁ。。。

何となく・・・の感じでやってなかったかなぁ。。。

それが少し気になったかな。

失点シーンは、3バックの弱点をつかれたのもあり、ポジショニングや、特にロングボールは飛んでくる時間も考慮しつつ、キックモーションで準備する時間はあると思うから(インサイドキックと違ってクイックでは蹴れる距離ではないから)、そういう"ちょっとした"気遣いは必要かなと思った。

何でもそうなんだけど、全て「ちょっとした」の積み重ねだと思う。

ちょっとしたポジショニングの修正、ちょっとした予測、ちょっとした判断、これらのミスが重なると、どうしても失点につながったり、逆にちょっとしたことが出来ていれば、それがゴールに結びついたりする。

その"ちょっとした"プレーは、個人が如何にして普段から気をつけられるか、意識してやれているかの差で大きく違ってくる。

あとでビデオで見返して、ちょとしたミスに気づいても後の祭り。

直接的に結果に繋がらないプレーでも、ちょっとした積み重ね、塵も積もれば山となる、あとで大きな差となり、結局どこかで繋がってると思う。

話がそれてしまったけど、今日の試合も、結果的には一人退場して不利なのは理解できるし、勝ち点3を手にすることは難しかったかもしれない。

でも、ここで学ぶことは大きい。

無駄にしない、大事な一戦にして欲しい。

俺自身も非常に勉強になる一戦だった。

ホントに行って良かった。

その代わり、帰りはホントに悔しくて腹が立った。

グラウンドへ立てないもどかしさもある。

早く復帰したい。それに尽きるね。。。

特に若い選手たちには考えて欲しい。切り替えも大事、次への準備も必要。

でも、見過ごさず反省して次に生かして欲しい。

一つ一つ考え、自分自身で判断して、大事な経験値として積み重ねて行って欲しい。


遠く栃木まで来てくれたサポーターのみんな、本当にありがとう。

心から感謝です。

また、次に向かってやるしかないから!

また、応援宜しくお願いします。



退場になったときの対処方法、また改めて個人的な考えを書いてみたいと思う。今日は実に難しい状況だった。

chikara








参戦

2012年04月08日 | Weblog
おはようございます。

入院患者の朝は早いです^^;





アイシングシステムのお陰もあり、だいぶ足が曲がるようになりました。



まだ術後3日目ですが、ひとまず順調・・・ということもあり、ドクターから外出OKの許可が出たので、本日栃木へ参戦します。

やっぱり気になるもんね。

今回チームの理解のもと、関東での手術を了承してもらえたので、近場だからどうしても行きたかったし、居ても立っても居られなかったので、急遽参戦することになりました。

前節貴重な勝ち点3を奪えて、このアウェイのゲームでどのくらいチームとしてやれるのか、ホントに期待してます。

がっちり守備の堅い栃木相手に、攻撃がどれくらい機能するのか、古巣相手のクンシュクにゴールしてもらいたいですね。

今日は天気も良くて、気温もそれほど上がらないみたいなので、体もしっかり動くと思います。

アウェイでの初勝利を目の前で見せてもらいたいですね。



昨日病院食で肉が出ました!!!

テンション上がったよ(^^♪



毎日肉がいいなぁ。。。。。(切なる希望)


バモス!ロアッソ!!!

chikara




無事に終了

2012年04月07日 | Weblog
昨日入院して、そのままオペをして、無事に終了しました。



全身麻酔だったので、起きてからボーっとしてて、寝ては起き、寝ては起きの繰り返しで、朝も早くに目覚めました。

今日からリハビリも始まるし、この大きな装具も取れて歩けるので、いよいよ復活へ向けて進んでいけます。


オペの日が来るまで、宙ぶらりんな1週間を過ごしてきたので、早くこの日が来て欲しかった。

簡単な道のりではないと思うけど、着実に前へ進んでいっていることを実感できる今は、かなりモチベーション高いです。


チームのみんな、ファンのみんな、そして家族と、たくさんの人に心配・迷惑をかけているので、復活した自分の姿を一日でも早く見せられるように、全力でリハビリ頑張ります。

10日ほどの入院予定です。ひとまず報告までに。。。



この点滴の針も刺しっぱなし。。。
地味~に痛い(T_T)

おはようございます!

2012年04月04日 | Weblog
早起きしました(^_^;)

バルサvsACミラン
CL準々決勝2leg

さすがに4時には起きれなかったので、これから追っかけ再生します(^ ^)

楽しみだぁ(^ー^)ノ


目覚ましに(^^;;



ちなみに、今日も夕方に主税塾熊本校の体験会やります。

俺も顔を出す予定でいるので、是非興味のある方はお越しください。

やっぱりバルサかなぁ。。。


高千穂

2012年04月03日 | Weblog
昨日から家族は嫁さんの実家に里帰りしているので、今日は一人のオフでした。

怪我もしていて、試合も絡んでいないから、何か落ち着かない休みだったので、一人で足を伸ばして、高千穂へ神社参りしてきました。

神頼み?!(願)

鬼八塚から始まり、高千穂神社、天岩戸神社の東本宮、西本宮、それから八大龍王水神社、櫛ふる神社、祖母嶽神社と、たくさん参拝してきました。

どこも素晴らしい神社で、たくさんパワーを頂けましたよ。

帰りは月廻り温泉で湯治も忘れずに。。。しっかり浸かって参りました。


夜は友人と焼鳥屋さんへ行って、おいしい料理と楽しい話と、良い時間を過ごすことができました。


友人と一枚



早くやる事(オペ)やって、リハビリに向けて準備したいなぁと思う毎日。

オペは正直ちょっと怖いけど、早くやってスッキリしたいです。。。



明日から新しくできたスポーツ交流館を利用できます。

楽しみやし、ホンマに嬉しい。

治療するのもわざわざ移動して・・・練習場まで車で移動して・・・みたいなのがないからホンマに楽やわ。

また一歩、J1に向けて準備が整いましたね。

あー早くサッカーしたい!!!

リハビリ顔晴ろうっと。


chikara


お花見

2012年04月02日 | Weblog
まだオペをする前なのに、皆から激励のメッセージを見て、必ず成功して、この判断は間違ってなかったと言える!って確信しました。

必ず復活します。

待っててくださいね。

ホントに温かいメッセージありがとうございました!


今日は、大阪から遊びに来てくれた友人家族と、花見を兼ねて熊本城へ行ってきました。

実は2回目の熊本城でしたが、ホンマにホンマに凄いお城ですね。

あれは熊本のシンボルですよ!

特にあの壮大な石垣、武者返しっていうんですよね。

スゴ過ぎです。。。

桜も綺麗かったし、ホントに気持ちのイイ一日でした。

桜の見れる期間ってホントに限られてて、短い期間にパーっと咲いてパッと散る。でもその存在感はハンパない。

その儚さがより一層桜の存在意義を高めてますよね。

ホントに桜大好きです。

皆さんも花見行かれましたか?

是非お近くの花見スポットへ(^ ^)




これは家の近くの桜道。あと何日見れるかな。。。