昨日、きみちゃんとそらちゃんの写真をアップさせて頂いたので、
今日も引き続き鳥さんのことを書いてみますね。
きみちゃんは今の家に越してきた次の年(平成16年6月頃)にお迎えしました。
その頃はお義母さんが亡くなって少し経った頃で、なんだか心の中にぽっかりと
大きな穴があいていました。
その寂しさゆえ、まだピーピー啼いているセキセイインコの雛をお迎えしたのです。
黄緑色の小さな可愛い子、きみどりなので、「きみちゃん」と名づけました。
お義母さんの名前も「君子さん」でした。
やはり雛の頃から育てると慣れ方が違います。
そらは、2年くらい前に、同じ階のKさん宅から里子としてお迎えしました。
この子は雛の頃からずっとかごの中で育ち、猫も一緒にいたそうなので、
かなりビクビクしながら育ったようです。
奥さんの娘さんが飼えなくなって持ってきたそうで、仕事をしている奥さんも
やむを得ず飼っていたそうです。
もう一羽オスがいて、一緒のかごの中にいれていたら、奥さんが仕事に行っている間大喧嘩をして白いオスの身体が出血で真っ赤になり、びっくりしてすぐに別々にしたそうですが、老猫のお世話や毎日の忙しさで、そらを飼うことが負担になっていたようです。
ある日、そらの話になって
「逃がしちゃおうかしら」と聞いてびっくりしました。
逃がしちゃったら大きな鳥に襲われるか、食事が摂れなくなって
死んでしまうよ~~。
「あっ!!私にちょうだい!!」
気がついたら、綺麗にお掃除した籠の中に脅えるようにして
止まり木にとまっている「そら」が我が家に・・・・・
最初は本当に怖がっていて警戒心そのものでした。
朝も早くからぎゃーぎゃー啼いていました。
きみちゃんは私達が起きるまで絶対に啼きません。
でもそらは、あたりが明るくなるとすぐに啼き、うるさくて寝ていられないほどでした。
それが、一ヶ月、二ヶ月経つうちに全くなくなり、いつのまにか朝早くから
啼くことが全くなくなったのです。
学習したのでしょうか?びっくりしました。
でも指を出すと全力で噛んでくるのはいまだに治りません。
最初はなんとか警戒心を解くために、いろいろやってみたのですが、
三つ子の魂百までものとおり、不可能だとわかってからは、指を出さないで
少しずつコミニュケーションをとるように努力しました。
その甲斐があってか、今では名前を呼ぶとこちらへ来るようになりました。
そらなりによく頑張ったと思います。
始めて来た時は警戒心の塊だったのが、今では何をしても驚かなくなったのですから、凄いものです。
たとえ慣れていなくても、我が家の住鳥(笑)です。
情も移るし、何とかして一回くらいは部屋の中で飛ばしてあげたいです。
きみちゃんは、寝る頃になると、自分でおうちへ帰ります。
夏になると、流しの中で水浴びをしますよ。
夜は籠の中と外で一緒に遊んでいます。
ふたりとも長生きしろよ~~~~