タツのキズ

タツは体じゅうの皮のささくれがとにかく気になります。
ほんの少しでも皮がめくれていることに気が付くと、全神経を皮をむいてツルツルにすることに注ぎます
血が出てもおかまいなしなので、きっと痛みを感じる神経が私達より鈍いんじゃないか・・と思います。
なので作業所にお迎えに行くと、多くの確率で服の袖口に血がついていて、スタッフさんから「唇の皮が気になったみたいで・・・ずっとむいてました・・・」と報告をうけます
大抵のキズは化膿などはせず、なんとかなっているのですが、ちょっとしたキズはカサブタができたらはがす、できたらはがす・・の繰り返しなので、とにかく治るのに時間がかかります。（化膿どめの塗り薬は常備してあります！）
急速に老眼がすすんだ私には見えないような小さなささくれをみつけるので、「ほんの少しだけ視力が悪くなってくれたら・・」と思ってしまう毎日です

きのうは療育手帳の更新のための検査と面談でした。
担当の方には「検査の場所まで行くのにどれくらい時間がかかるかわかりません」と事前に伝えておいたので、タツが固まって動かなくなっても大丈夫だったのですが、こんな時に限ってスルスルと動けるんですよね・・・時間どおり検査の場所に到着！
知能指数をはかる検査も、３年前よりは相手の言ってることを聞こうという姿勢で頑張っていました。
いつもはそんなんじゃないだろうに・・・
日常生活の大変さをわかってもらう良い機会なのに、何故今日は頑張るんだ！と思ってしまいました
私からの聞き取りも時間をかけてくださったので、今の現状や大変なこと心配なことなど一応きちんと伝えることができました。

次の私の大きな仕事は障害基礎年金の申請を来月することです。
きちんと正しく認定してもらうためには、小さい頃から現在までのタツの状態を正しく担当の方に理解してもらうための申請書の作成が大切です。
頑張らなくては
来年は２度目の障害区分認定もあるので２０歳は何かと忙しいですね・・・


モルのおまけです
トトが片方の後ろ足を伸ばして爆睡してる姿が珍しかったので写真とってみました。

これでも熟睡してます

夜桜を見に

タツが不登校になって、なかなか外出できなかった３年ほど前から、お花見は夜になりました
今年もお弁当を作って、桜がきれいな公園へ！







静かに綺麗な桜を見ることができました
タツは桜よりお弁当が楽しみだったようで、ペロっときれいに完食してくれました。
来年も穏やかな気持ちで桜が見れますように・・・

暖かくなりました

暖かい日が続いていますね
我が家の周りは学校が多いのですが、入学式にあわせたように桜が満開になっています
今は素直に「桜がキレイでいい季節だな～」と思えますが、タツが小さい頃は春があまり好きではありませんでした。
目にする人たちはみんなキラキラしていて元気そうで幸せそうなのに、私は毎日タツのことに振り回されて悩んでばかり・・・と周囲を妬ましく思う気持ちでいっぱいだった気がします
春ってみんなが幸せそうに見えるんですよね。
しんどい時は「自分だけがツライ思いをしてる！」と思いがちなので、そうじゃないよ！と今でも自分に言い聞かせるときがあります
ブログのタイトルも、「かわりばえのない生活の中でも、ちっちゃな幸せはあるんだよ」と自分に言い聞かせるつもりでつけたんだったと改めて思い出しました


タツの作業所通いも、なんとか無事２年目に突入です
不登校だったタツが、調子の波がありながらも毎日通えているのを見ると、どんなにしんどい自閉症の人でも周囲の環境が整えば希望はあるのかもしれない・・と思ったりします。
本人の内面の問題もあるので、ひとすじ縄ではいかないところが難しいのですが・・・


私の気分が良い時も悪い時も、かわらず「フヨフヨ・・」と寄ってきてくれるモルたち
手はかかるけれど、健気で可愛すぎます！


「ママさ～ん、機嫌はどうですか？」と顔色をみられているみたいです。


トトはちょっと離れたところから、こちらを伺ってます。

私が買い物から帰って、「モーさん、トト、ただいま～」と声をかけると、待ってました！とばかりにササ～っと台所に行き、私を待っている２匹です。



ちっちゃなモルたちですが、頼りにされるとヤル気がでます。
頑張らねば