ちいさな花が咲いてるよ

自閉症の息子との日々+モルモットたち

おおみそか

2016年12月31日 | モルモット&息子
年々、私の中では大晦日やお正月の特別感が薄らいでいます。

昔はお正月の三が日はお店もお休みなので、大量の食材やお菓子の買い出しを家族総出でした記憶があります。
初詣に行く以外は家にいて、みんなでこたつを囲んでトランプや百人一首をやり、ご飯はずっとおせち料理・・というお正月でした。(贅沢な話ですが、最後のほうのおせち料理はあきてしまってインスタントラーメンを食べたがったりしていたなあ~懐かしい・・・)
今思えばなんだかのんびりした良いお正月でした


それでも一応今日は大晦日ですので、数日前からちょこちょことやっていた掃除の残りの部分をチャチャっと済ませてしまいました。

窓ガラスを2枚ふいてくれたタツ

あたりまえですが、モルたちはいつもどおりのんびりしております。

「な~に?」という表情・・・トトの定位置、パソコンイスの下です。


「マイペースが一番でしゅ。ムニャムニャ・・・


来年も家族みんな(モル含む)が健康で穏やかに暮らせますように・・・
このブログものんびりと更新していこうと思いますので、来年もよろしくお願いいたします!
みなさん良いお年をお迎えください

初めてのお給料

2016年12月26日 | 息子のこと
タツが通っている事業所は今年の4月にできたばかりのまだまだ小さな事業所です。
利用者さんも少ないのでタツにあわせたスケジュールをたててもらえています。
ただ、大きな事業所のように内職をたくさんこなして工賃を得るというのが毎月コンスタントにはできません。
それでも半年間みんながコツコツと毎日頑張った成果として先週はじめて「お給料」がでました
タツがお金を稼ぐなんて・・・
1年半も学校に行けず、とにかく4月からは生活リズムをととのえて、1時間でもいいから毎日事業所に通ってほしい・・・もうそれだけで万々歳!という状態だったのに・・・
ホントにタツや私を支えてくださった周りの方々に感謝しなければ、と思います。

で、その初めてのお給料の使い道をどうするか、いろいろ考えたのですが、やっぱりタツが一番嬉しいであろう外食に使うのがいいだろうということになりました

タツに「お給料」とはどういうものなのか教えるところからスタートです!
まずお給料を持って帰ってきた日に「タツがお仕事をしたからお給料がでたよ」と言って一緒にお金を数えました。
お金に興味のないタツは「ふ~ん」という感じでしたが、「このお金で今度の土曜日夜ごはんを食べに行こう!」と伝えると目がキラリッ
タツ専用のスケジュールボードに「おきゅうりょうでごはんをたべにいく」と書き込みました。

当日、嬉しそうなタツが外食先として選んだのは「Coco壱のカレー」でした
その日はクリスマスイブで、まだごはん時には少し早い時間帯ということもありお客さんは私達3人のみ!
ちょっと静かなCoco壱でタツが選んだメニューは大好きな「豚しゃぶカレー」と「マカロニポテトサラダ」でした

最後にアイスクリームもつけて満足気なタツでした

残ったお金は「ためていこうね」ということで「タツおきゅうりょう」と書いた箱に自分で入れて終了です!
毎回ご飯を食べに行くと「お給料=ご飯を食べに行く」という図式ができあがるので、次回は何か違うことに取り組みたいと思います。
「タツの初めてのお給料」は私とタツパパにとって最高のクリスマスプレゼントになりました


ねえねえ・・・

2016年12月22日 | モルモット
連日トトの話が続きます・・・
私が座るとササっとモーさんとトトがやってくることは以前にも書きましたが、その時の私へのおやつの要求の仕方が2匹で違うのが興味深いんです。

モーさんは私の服を甘噛みします。


トトは・・・
「おやつもらいに来ましたよ~」

と、そばまで来ると、手で私のひざを「チョンチョン」となでます。

小さな手が軽~くチョンっとするのが可愛くて可愛くて

でもおもいっきり小心者なので、おやつを強奪してササ~っとケージに帰って行ってしまうのが悲しい

「お~い、もっとママのそばにいておくれ~」


トトの居場所

2016年12月21日 | モルモット
最近、トトはいつもここにいます

ケージのすみっこのトイレの中です

上に屋根があるわけでもなく、小心者のトトには落ち着かない場所のはずなのになぜかお気に入りです。
一度入ってくつろいだあとは必ずトイレもしているので、ペットシーツの交換がものすごく増えました
さすがに汚れた場所はイヤなようで、私がペットシーツの交換の手をぬいている間は入りません
ペットシーツを新しくすると「やっとかえてくれたんでしゅね!」という感じでそそくさと入ってくつろぎます。
そんなに汚れるのがイヤならトイレは別の場所ですればいいのに・・・と思うのですが、そうはいかないのがモルなんでしょう


今朝、とっても気持ちよさそうに寝ていたので「ちょっと写真とらせてね」とそ~っと近づくと・・・

ばっちり目が合いました



タツと車

2016年12月17日 | 息子のこと
タツはほぼ毎日車に乗ります
3歳から送迎のために乗っているのですが、強迫性が増した中学の頃からさまざまなこだわりがでてきました。
「おかあさんといっしょのCDを必ずかける」「曲がきちんと終わるまで車から降りない」「エアコンの吹き出し口を全部まっすぐ前にむける」「足元のマットがずれていないか確認する」「そのマットに置く自分の足の位置を気にする」
「シートベルトを締める前には服装をととのえる」「シートベルトをはずした時にきちんとベルトを座席の横に収める(はずしたまま座席にひっかかってるなんてありえない!)」「自分のシートベルトがきちんと締めおわるまでは車をスタートさせない」「ドアを力いっぱい閉める」それと一番手強いのが「謎の活動停止」・・・なぜか目をつむったまま瞑想をはじめ何十分も車から降りれないこと数知れず・・・
とにかく車は我が家にはなくてはならないものですが、頭の痛い問題を発生させるものでもあります

そんな我が家の車が先週日曜日に新しくなりました
タツが隣の車もおかまいなしにドアを開け、大きな音で力いっぱい閉めることがずっと気になっていたので、今回は助手席側が全面スライドドアの車にしました。これで私のストレスがほんの少し軽減されます
ただ、タツが新しい車をどんなふうに受け入れるのか、今どきの装備にとまどわないか・・と、ほんの少しドキドキしたのですが、驚くほどすんなり受け入れてくれました
昔から、新しい場所、新しい人、新しい物に対しては何故かそれほど混乱した様子を見せないのでホントに助かります。(内心はものすごく動揺してるということもありえますが・・・)

とにかくこの一週間、運転のあまり上手くない私は、対向車とすれ違うときに緊張するような細い道は極力通らず、バックガイドモニターなる便利機能もほとんど利用することなく目視のみで駐車しているような状態です
極めつけは、アイドリングストップ機能というエコな機能がついているのに、ブレーキを放してアクセルを踏むたびに「ブルルンッ」とかかるエンジンの音に慣れることができず、車に乗るたびにわざわざアイドリングストップ機能オフのスイッチを押しています
地球に優しくない私・・・申し訳ないです
それでもなんだかんだ言いながら、タツの送迎前後ひとりになるとエレファントカシマシのCDをほんの少し大きい音で聴いて私なりにストレス発散をし、新しい車を満喫しています


「ママさん、安全運転でしゅよ!」