ちいさな花が咲いてるよ

自閉症の息子との日々+モルモットたち

雨降り

2017年02月23日 | モルモット&息子
今日は一日雨降りでした
部屋の中には洗濯物がいっぱいぶら下がっていて、歩き回りたいタツは邪魔そうです
そんな邪魔な洗濯物を喜んでいるモルが・・・

小心者のトトです!


なんとなく隠れているような気分で落ち着くようです



きのうはタツの診察の日でした
ここ最近ハイテンションに拍車がかかっていて、次の行動にうつることが難しいときが増えているように感じていたので、一応その報告をしてきました。
先生は「周りの環境に変化がないのであれば、季節の変わり目で不安定なのかもしれないね・・」とのこと。

タツの強迫性を弱めるためにジェイゾロフトという薬を飲んでいるのですが、抗うつ薬なので気分を上げる効能もあるらしく・・・現在の3錠(75㎎)から2錠(50㎎)に減らしてみることになりました。
薬をさわるのは怖いのですが、けっこう沢山の薬を飲んでいるので、減らせるものなら減らしたいというのが本音です。
様子をみながら、少しずつ減薬していけるといいのですが・・・




タツパパは年に数回、急に「今日はパンを焼こうと思う!」と宣言します
今どきパン焼き器に粉を入れればアツアツフワフワの美味しいパンができあがるにもかかわらず、何故か手ごねにこだわるアナログなタツパパ
今までに5回ぐらい焼いているのですが、なにぶんタツパパも、助手の私もおおざっぱなので発酵の温度管理などいい加減なものでした。

ですが、今回は生地を湯煎で温めたりしながら少し頑張った甲斐があったのか、今までで一番柔らかく美味しいパンが焼けました

次にタツパパの「パン焼き宣言」が飛び出すのはいつでしょうか?

待機!

2017年02月14日 | モルモット
モーさんとトトは、台所に私がいる気配がすると、「プイプイプイプイ」言いながらあっという間にやってきます。
私が入れ替わりで台所から出て行ってしまっていると、「あれ?ママさんいない・・・帰ってくるまで待つぞ!」という感じで2匹そろって私を待ちます。

可愛いけれど、そんなに野菜ばかりあげられないので・・ちょっと困ってしまいます
朝晩たっぷり食べてるので、これ以上大型モルになっては体調が心配です(どちらも1300グラムあるというのに・・・)


「モリモリ食べて大きくなりましゅよ!」」


「野菜は別腹でしゅ!」


タツにとっての余暇とは・・・?

2017年02月08日 | モルモット&息子
タツがまだ幼かった頃は、少しでも自閉症のことが知りたくて沢山の講演会や勉強会に行ったものです。
そのおかげで色々な知識は増えたのですが、今思えば結局自閉症児は十人十色。
平均的な話しや育児方法は聞けても、それが我が子にピタっと当てはまるとは限らないんですよね(あたりまえなんですが・・・)
なので、だんだん「重度自閉症児の〇〇」「問題行動への対応」などのピンポイントのものにしか行かなくなりました

そんな中でよく言われていたのが「余暇の充実」です。
「本人の好きなこと、好きな物をみつけてあげてください」という言葉をよく聞きました。
余暇が充実している人は安定しているらしいのです。

この言葉に私はとってもアセりましたっ
というのも、タツには「これ」といった楽しみがなかったからです
昔から学校や児童デイの先生に「タツの楽しみが見つけられないんです・・タツは何を楽しんでいますか?」と聞くのが常でした。
でも、どこからも「タツくんはこれが好きですよ」という明確な答えはもらえませんでした
遊びに誘えばちょこっと手は出すけれど、どれもそれほど楽しんでる様子ではないのです。


小学生の頃は絵もよく描いていたし、パチンコ台のキラキラにはまって、ずっとパチンコ雑誌を読んでいるときもありました。
それが、中学生になって強迫性が強くなってからは、どれもしんどくなったようで何もしなくなってしまいました。
休みの日もこれといったお出かけをすることも少なくなりました。
タツにとっては変化することのほうがしんどいので、毎日おなじように淡々と過ごすほうが落ち着いて暮らせるのかもしれません。
ついつい何か違うことをして楽しませてあげたくなるのですが、大きなお世話なのかも・・・



今は自由な時間を何時間もクマのように歩き回るばかりです
もしかして、歩くことが楽しければ「歩き回る」ことが余暇活動でもいいのでしょうか
そもそも歩くことを楽しんでいるのかどうかさえわかりませんが


一日一日平穏に過ごすことで必死な毎日ですが、タツにとっての「充実した余暇」とは何かを少しずつでも考えていかなければと思っています



「寝るのがボクの余暇活動でしゅ」















小心者じゃなかったっけ?+タツの近況18

2017年02月02日 | モルモット&息子
今日はモルたちのちょこっとした日常と息子タツの近況報告です

私が台所にいると必ずやってきて野菜をねだるモルたちについては何度も書いてきましたが、この頃トトのグイグイ度合がパワーアップしております。

毎回おきまりの図!


動きが激しいのでブレブレ・・・


そのうち足に登ってきそうな勢いです
台所では小心者のトトのほうが積極的で、ひつこくいつまでも足に乗っているので動けませんっ
普段は絶対に触らせてくれないので、「もう~邪魔やよ~」と言いながらもトトのお腹のぬくもりにホッコリしている飼い主です



久しぶりにタツの近況報告です。
相変わらず毎日社長出勤で作業所に通っております
たま~に車から30分以上降りれなくなったり、お風呂に入る切り替えができずに寝るのが深夜2時ごろになることがあります。
作業所から帰ってくると、まずおやつを食べて、その後独り言を言いながクマさんのように3時間ほど歩き回って夕ご飯までの時間を過ごしています。(その間Eテレの子供番組がついているのでチラチラ見ているようです
作業所でも歩き回っているようなので、1日の歩数は1万歩以上なのではないかと思います
よく食べるのに太らないのはウォーキング(そんないいものではありませんが・・)のおかげでしょう。

最近タツが少し成長していたことを確認する機会がありました。
作業所では内職よりもタツにあわせた課題をする時間のほうが多いのですが、いろんな工夫された課題をさせてくださいます。
その中に積木が積んである絵をみて同じものを作るという課題があります。
目にみえない隠れた部分を想像して積木をつんでいかないといけないのですが、小さい頃はそれができず本人もすぐに諦めていました。
目に見えるものにはめっぽう強いのに、目に見えないものはまったく想像ができないという自閉症の特性なので私も「まあ仕方ないのかな・・」と思ったものです。
それが、この前スタッフさんに少しアドバイスをもらってからは完成させることができるようになりました。
一度できるようになるとコツをつかんだようで迷うことなく積木を積んでいるそうです!

それと、物の「大きい小さい」「長い短い」「高い低い」などの区別も得意ではなかったのですが、きちんと分かっているそうです。
いつ理解できるようになったのか・・・日常生活ではわざわざ確認しないのでわからなかったのですが、タツはタツなりのペースでまだまだ成長しているし、成長する可能性があるようです

今月は来年から支給される障害者年金の申請書類が届くはずです。(療育手帳の更新手続きもしなければ・・)
生まれたときから今に至るまでの細かい成育歴を記入して提出しなければならないので、小さい頃のことを思い出しておかなくてはいけませんっ
大変だったことは記憶から抹消するようになってしまった私なので、学校時代の連絡ノートを物置から掘り起こさないといけないのか・・・
先輩ママさんに聞くと、申請書類の記入はなかなか大変だそうですが、タツの大切な年金のためですから普段使わない頭をフル回転させて書かせていただきます!