ちいさな花が咲いてるよ

自閉症の息子との日々+モルモットたち

巣立ちの季節2

2015年04月23日 | モルモット
今日ついにミケが東京に巣立っていきました
生まれて2か月がたっているので、すっかり大きくなり新幹線での移動も心配なく送り出すことができました。
それでも一番甘えたで、ちょっとしたことで「ぴい~ぴい~」と泣き叫ぶ弱虫さんなミケが新しい飼い主さんに慣れるまでにどれくらいかかるのか・・・少し不安ではありますがきっと数日たてばケロっとして楽しく暮らしているんでしょうね

可愛い姿を2か月みせてくれてありがとうミケ



幸せなモルの一生を過ごせますように・・・


さあ私は我が家に居残る3匹のお世話を今日も頑張るぞ!

モーさんとトトの同居

2015年04月13日 | モルモット
今まで我が家には3このゲージがあったのですが、毎日の掃除がなかなか大変だったので、なんとかオスのモーさんとトトの同居ができないものか・・・と
少し前からいっしょに散歩させてみたりしていました。



二匹でメスのゲージにへばりつく

最初はモーさんがトトを「ぐるるるる~」と言いながら追いかけていたのですが、トトも負けずに向かっていくのでいい勝負をしていました。
なので一度いっしょにしてみようということで・・・
部屋の片隅にゲージよりは広めのスペースを手作りしてみました。




屋根もなく高さの低い100均の網を使って作っているスペースなので「ひょいっ」と手を伸ばせばモルに触れるという状態です

オスの同居は無理な場合が多いようですが、まだトトが2か月という幼さのせいか今のところ「ぐるぐる」言いながらも穏やかに暮らしています。

とにかくモーさんが優しいのでトトにすべてを譲ってあげている感じです。

同居モルはこういう姿が見れるのが醍醐味ですね



手作りゲージはまだまだ未完成なので、おいおい手直ししながら完成を目指したいと思います!


タツの新学期スタート

2015年04月09日 | 息子のこと
きのう8日からタツは支援学校の高等部3年生になりました

ずっと週一回登校だったタツですが、きのうはだいぶ前から「8しえんがっこういく!」と宣言していたので本人もなんとか頑張りました。
前日まで昼夜逆転生活だったので、本当にちゃんと起きれるのか心配しましたがタツパパの声かけ等もありなんとかフラフラと起きてきて朝食を食べました。
そこからはいつもの切り替え問題が起こり一時間以上机から立ち上がれず「結局登校は無理か」とあきらめかけたころにスクっと立ち上がってトイレにいき上着を着て家を出ることができました
もちろん遅刻ではありましたが久しぶりにホームルームにも出て新しいクラスの集合写真も一緒に撮れたそうです。

今タツが通う支援学校の下校時の様子は数年前とはガラっと変わっていて驚きます
というのも以前は通学バスが各コースごとに10数台ぐらい並んで子供たちを待つという姿だったのですが、今は通学バスの手前に児童デイの送迎ワゴン車が20台近くズラ~っと並んでそれぞれの職員さんたちが
自分の施設に通う子供を乗せていく・・という、それはそれは騒然とした状態になっています。

学校の先生も「この子は○○児童デイ」「この子は××児童デイ」とバラバラなので一人ひとり間違えることなく施設の職員さんに引き渡すという大きな仕事が発生するので慣れるまでは大変そうです
親としてはとてもありがたい児童デイですが、ここ最近の急増の仕方には驚くばかりです


ところでタツですが・・・毎日通うのはやはりしんどいようで今週は登校しないようです。
また来週学校に行くように促してみようと思っています。

さあ今日は例の足のケガの病院です
治るどころか私からみるとひどくなっているような気がするので、どんな診察結果になるのか心配ですがほっていても治らないので頑張って行ってこようと思います。
いらない悩みが増えてガッカリですが仕方ないです・・・諦めの境地です

子モル少しだけ自立&夜桜

2015年04月06日 | モルモット
我が家に残ることになった子モル(オス)の名前を「トト」に決めました
モルモットの「モーさん」「ルル」「トト」とみんな単純な名前です!

そのトトが生後一か月ぐらいから「ぐるるるる~」とみんなのお尻を追っかけるようになったので、余っている小さなゲージにお引越ししました。








急に一人になったので、かなり長い間「きゅ~きゅ~」不安そうに鳴いていましたが、少しだけ自立して過ごせるようになってきています。
トイレもきちんとできる優秀な子なので、お世話は両親よりずっと楽ちんです
抱っこすると穏やかな表情でのんびりしてくれるので、ここのところ疲れのたまっている私には癒しになっています。トトありがとう



話はかわって・・・
足のケガがなかなか治らず精神的にも絶不調のタツですが、完全な昼夜逆転で夕方起きて明け方寝るという生活が続いています
気候もよくていい季節なのに「今年はゆっくり桜見るのは無理だろうな~」とあきらめていたところ、タツパパさんが「お弁当でも作って夜桜見にいこう」と言ってくれました
きちんとした大きな公園などは駐車場の時間などもあって無理でしたが、タツの大好きな場所に桜がいっぱいあったことを思い出して行ってみると・・・・見事な桜が満開でした

お弁当作りを手伝うタツ


静かなお花見中の私たち







お昼に見る賑やかで華やかな桜ではなかったけれど、とても綺麗でいい気分でした










タツの病院

2015年04月02日 | 息子のこと
タツは手足のさかむけ・爪などが気になったらとことんまでむいてしまう・・という困ったこだわりがあります

こだわりがひどくなったこの7年間ほどはお風呂からあがったらすぐ親指に包帯をまいて見えなくしてみたり、靴下をはかせたり、指サックをはめてみたり、といろんな方法で見えなくするように努力してきました。
学校でプールがあるときにはマリンシューズをはかせて先生に注意して見ておいてもらうようお願いしたりもしました。
それでも過去数えきれないぐらい傷を化膿させたのですが、またまた先週私がうたた寝している間に靴下をぬぎ右足親指の皮をめくり血まみれになっておりました


今までになくヒドイ状況に私も驚き、大きな声で「何してるの!したらダメって言ってるでしょ」とかなり厳しく叱りつけてしまいました
案の定タツは逆ギレする始末・・・
血まみれの親指を消毒し、化膿止めをぬり包帯をまいて数日様子をみていたのですが結局家で治すのは無理と判断し泣く泣く病院に行くことにしました。

ただ、タツにとって病院に行くことは一大事なのでかなりのストレスだったんでしょう。
予定表に「あしのびょういん」と書き込んだとたん精神状態が悪くなり、前日は夕ご飯も食べず夜もまったく眠らずずっと室内をウロウロして過ごしました
そして病院当日・・・患者さんが少ないであろう閉院時間ギリギリに行くと幸いなことに待ち時間も少なく診察室に呼ばれました。
おととし同じような状況で診察していただいたことがある先生だったので、一応タツが自閉症で知的障害があることなどはわかってもらえているのでササっと足の状態を説明し見てもらうと案の定「あ~完全に化膿してるね」
と言われました。
「切ったりしないといけませんか?」と聞くと「切らないよ」という答えだったので少しホッとしたのも束の間、診察を終えてタツに「さあ帰ろうか」と声をかけるも石のように全く動かず・・・・
固まってしまってイスから立ち上がらないという状況に・・・

お医者さんも困ってしまい「僕がいないほうがいいのかな」と言い診察室を出て行ってくださるのですが、それでも頑なに動かない
心底焦り始めた頃にやっとタツがスクっとイスから立ち上がりなんとか診察室を出ることができました

待合室の患者さんに謝罪し、病院の方にもペコペコしつつ病院を後にしました。


小さい頃から病院にはいろいろかかってきましたが、お医者さんが自閉症をきちんと理解し対応してくださったところは数えるほどでした。
ほとんどのお医者さんはタツが暴れると諦めながらもイラっとしたり、ため息をついたり・・・
待合室でも独り言を言ったり奇妙な動きをするので人目をひくことも多く、私にとっては静かな病院は今でももっとも行きたくない場所のひとつです。

こういう子達や親が安心して通える病院があればいいのに・・と何度思ったことでしょう

どんなにイヤな場所でも病院にかからないといけないことは必ずあるわけですから、親としては少しでも通いやすい病院の情報を保護者どうしで情報交換したりしながらやっていくしかないんでしょうね。
もちろん親がお医者さんに子供の障害の状態をきちんと説明して、どういうふうに対応してもらえばいいのかを伝えていく努力も必要だと思います!

何はともあれ、タツの足は薬を塗りながら様子を見ているところです。
効かなければ次の方法を考えましょう・・とお医者さんはおっしゃっていたけれど、もう病院に行かなくて済みますように・・と祈る毎日です