ちいさな花が咲いてるよ

自閉症の息子との日々+モルモットたち

落ち着く場所

2016年03月24日 | モルモット
モルモットは臆病なので、物陰など体を隠せる場所が好きですよね。
我が家のモルたちも上手にそういう場所をみつけて隠れています

今朝はトトが取り換え中の「すのこ」の陰に隠れてました!







「のぞかんといてくだしゃいよ


モーさんは、タツパパがゲームをしていると横のイスの下に陣取って「チモシーの恵」を催促します。



「まだ~?」という感じで身を乗り出してます



モーさんもトトも大きくなったな~と改めて思う時があります。

モーさん


トト

こうして見ると父と息子よく似てますさすが親子!







タツの近況12

2016年03月17日 | 息子のこと
支援学校高等部の卒業式から一週間がたちました
「学校に行きたい」とか「学校はどうなったのか」などの意思表示は全くなく、きちんと学校が終了したことを理解してくれたようで一安心です
3月いっぱいは児童デイ2か所に引き続き通う予定なので、今のところ大きな変化はありません。

あっ!ひとつ変化がありました。
きのう児童デイに行く前、半年ぶりにタツがイヤーマフをつけました
小3から外出するときには必ずつけていたイヤーマフを、なぜか去年の秋にピタっとしなくなったのですが、大きな音やバイクのエンジン音などがきっかけで動きが止まってしまうことがたびたびありました。
イヤーマフがなくて落ち着いて過ごせるならそのほうがいいな・・と思っていたので、あえて「つける?」とすすめることもしなかったのですが、近ごろのタツの様子を見ているとイヤーマフがあったほうがいいと感じていました。
なので、「目につく場所に何気なく置いておく作戦」を決行!
つけようがつけまいが本人次第の状況にしておきました。
すると、きのうタツが私に「イヤーマフつける~」と言ってきました。
「いいよ、つけたら静かやもんね」と答えると「そうそう」という感じでパカっとつけていました。
「静か?」と聞く「ふん」と返事。
児童デイでも落ち着いて活動に参加できていたそうです。(卒業制作ということでこの1か月ほど本棚を作成していたのですが、それを完成させて持って帰ってきました)

タツが中学部から6年間お世話になっているイヤーマフです。(2代目)

射撃用のペルター社製「ブルズアイ」というものです。
夏場は蒸れてイヤーマフの中に水滴がつくので洗い替え用にもう1個購入して使っています。
なるべく目立たず、圧迫感がありすぎず、でもきちんと遮音するものを探すのはなかなか難しいのですが、このイヤーマフは優秀です!
だいぶガタもきているので、久しぶりに買い替えて4月からイヤーマフも新品でスタートしようと思っています

そんなタツは今日、4月から通う事業所のお試し日でした。(ちゃんとイヤーマフつけていきました)
タツにとっては初めて行く場所です。
週間スケジュールには「事業所名と(おしごとのれんしゅう)」とだけ書いておきました。
何か訴えてくるかな・・と思ったのですが、特に不安そうな様子もありません。
いつになくスムーズに外出準備をして出かけることができました

タツは初めてのことは案外スムーズなんですよね・・・何度も繰り返すうちに「こだわりポイント」をみつけていく感じです。
なので、今日は職員さんたちも拍子抜けするほどのスムーズさで活動して予定の半分くらいの時間で帰ってきました

活動予定を示すカードやタツの気が散らないように構造化された環境など、児童デイからきちんと引き継いでくださっていたのでタツも全く混乱することなく過ごせていました。
ホントにありがたいことです・・

あとは、4月からタツがちゃんと朝起きて外出準備をして出かけることさえできれば何とかなりそうです!
それが一番難しいんですけどね・・・

不登校になる直前の殺伐とした朝を思い出すと「二度とああなってはいけない」と思います
「動きたくても動けず苦しいタツ」と「タツのしんどさを分かっているのに、なんとか少しでも早く学校に行かせなければ、と思ってキィ~っとなっている私」の図は思い出すだけで気分が重くなります
「どうしてあんなに学校にいかせないと」と思っていたのか・・今は不思議でなりません。
「決められたことはちゃんとしないといけない」「みんなと同じようにしないとだめ」という融通のきかない私の思い込みのせいでタツにはツライ思いをさせてしまいました
4月からは、以前のような状況にならないように気を付けながらタツと向き合っていこうと思います


タツおばあちゃんちに咲いていたきれいな花。春ですね


























耳ざといモルたち

2016年03月15日 | モルモット
モーさんとトトはとにかく耳ざとくて驚きます
私が台所に行くと必ずやってきて野菜の催促をしてきます。
その催促がとにかく必死でなかなかあきらめません
モーさんは私の左足を甘噛みし、トトは前足を私の右足にかけて二本足で立ちあがります
私の両足はモルに噛まれたり乗られたりしていて仕事になりません

朝夕たっぷり野菜はあげているので、これ以上あげすぎるのもカロリー的に良くないのかな・・という心配もあります。
なので、できるだけモルたちに気づかれないようにコソ~っと台所仕事をしているつもりなのですが、冷蔵庫を開ける音などであっという間にやってきてしまいます。
今日も台所で仕事をして、モルたちが来るまえにササッと台所を出ました。

で、しばらくして台所をのぞくと・・・・

やっぱりいましたトトです!
「ママ来るまでずっと待ちましゅよ!」という決意の表情に見えます


タツの卒業式

2016年03月11日 | モルモット&息子
タツの高等部卒業式が無事終わりました
みんなと一緒に式典にでる可能性もゼロではないかも・・とほんの少し期待していたのですが、やっぱりそれはしんどかったようで午後からの登校となりました。

タツが式でもらったチューリップ。

タツの「一人卒業式」には校長先生教頭先生はじめ、学年の20名ほどの先生たちが体育館に集まってくださって、入場から退場まで卒業式の式典をきちんとおこなってくださいました。
赤い絨毯の上を歩いて校長先生の前まで行き、きちんと卒業証書を受け取るタツはとてもお兄さんに見えました。
最後の一年半は思いもかけず不登校になったけれど、それでもタツはよく頑張ったと思います。
聴覚過敏もあり、細かいことにこだわりが多いタツにとっての学校生活は私たちが考える以上にしんどいことだらけだったはず・・・
そんな中でも楽しいことはいっぱいあっただろうし、何よりもタツのことを考えてくれる多くの人に出会えたことが有り難いと思える12年間の学生生活でした

学校や児童デイなど、タツの状態がどんなに悪くても一緒にどうしていくべきかを考えて、受け入れてくれていた場所がなくなってしまう不安感はぬぐいきれませんが、4月から通う作業所もきっとそういう場所になるはずです。
タツと同い年の子供さんがいる親は、大学進学や就職で親としての仕事に一区切りをつける時期なんですよね
私にはそういう時がいつくるのかわかりませんが、いつかもう少し安心してタツを見守れる日がくることを願いつつ・・・4月にむけて準備していこうと思います



「タツ卒業おめでとう!ぼくたちみたいに元気に活動するでしゅよ!」byモーさんトト










よく食べるね~

2016年03月06日 | モルモット
毎日6時30分~7時ぐらいにモルたちに起こされるのですが、休みの日であっても当然ながらモルたちには関係ないので同じように起こされます
今日もプイプイ言いながら髪の毛をツンツン引っ張られて起こされ、眠い目をこすりながら食事の準備をしてケージの掃除をはじめました。


今朝も二匹ならんで大好きなお野菜を食べ始めたのですが、この頃トトは野菜をちょっと食べるとすぐに「あれをくださいな」と言いにきます。
トトが催促するあれ・・とは、サンファームのミックスブレンドで、ペレット入れに入れると早速食べ始めます。


「野菜をちょっと食べたあとのこれがおいしいんでしゅよね」という顔?かな


そうこうしてるうちに野菜も全部食べ終えて私が掃除を終えるのをまだかまだかとウロウロしはじめます。
トイレを押しのけ・・・




モーさんまで掃除のチェックにきました



寝どこオッケー!


「まだ牧草入ってないでしゅよ!」

とにかくせわしないので急きょ牧草だけ入れて2匹を落ち着かせました。




モーさんはある程度すると、すっかり満腹になったようでひと寝入りするのですが・・・



その後ろでトトはまだまだ食べ続けています

1人でしばらくいろんな物を食べ続けるトト




ほんとよく食べるね~

アゴまわり貫禄がでてきたよ