光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

里見の里・館山市の歴史と秋の味覚を味わう小さな旅①-那古寺

2022年11月16日 | 日記

 

  漸くコロナが落ち着いたと思ったら、第8波に突入したらしい今日この頃。半月程前から予約していた、日東交通の千葉県館山市を巡るバスツアーにツレと参加してきました。行政は感染者が増えても行動制限はしないので、11/12(土)日帰りの県内観光ツアーに申し込んだ次第です。

 このツアーは里見氏の城下町であった館山をめぐる小さな旅です。県から補助金が出て、盛りだくさんの内容と豪華な昼食やお土産券1000円も付いて旅行代金が3000円と言う考えられないような、お得なツアーでした。参加者は25人、全員ワクチン接種3回以上の人達です。

 私たちはJR木更津東口を午前7時30分に出発し、君津駅前を経由して高速館山道で館山市内に入りました。最初の見学地は那古寺(なごじ)養老元年(717年)に行基上人が創建したと伝えられる真言智山派の古刹です。

 

 案内は当院64代目と言われる住職が、丁寧に解説してくださいました。このお寺の山号は補陀落山(ふたらくさん)と言い語源はポタラ→フタラ→ふたあら→二荒→二コウ→日光、ここからきているそうです。

 またカメラのキャノン、初めはKWANON(カンノン)とネーミングされました。そして-CANON-観音様の御慈悲にあやかり、世界最高のカメラを創る夢を実現したいとの願いが込められている、と言う話もしてくださいました。(因みに私たちはニコンのカメラを使用しています。)

   

   仁王門をくぐり、次に珍しい形の多宝塔を見てから、参道を進み御本尊が収められた観音堂に向かいました。立派な観音堂の天井の梁には鬼が刻まれていました。これは鬼がしっかりと天井を支えていると言う意味だそうです。

  観音堂の正面は海を向いています。右奥に船形漁港が見えますが、ここのセリ場や漁師をツレと2~3回撮影に行きました。懐かしい光景でした。