光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

ローカル線で行く銘水の里・久留里①-君津市

2023年07月10日 | 日記

 ようやくコロナ禍も落ち着き、行動制限がなくなった今日この頃。ツレと久留里線に乗って生きた水の里・久留里の町を散策してきました。6/17(土)の事です。

 木更津駅9時6分発久留里行の久留里線に乗り、到着したのは午前10時2分、1両編成の可愛い列車でした。。このJR久留里線は千葉県では唯一の非電化路線です。全国有数の赤字路線、この時も乗客は10名足らずでした。

 久留里駅を出てすぐ右に行くと「水汲み広場」があります。沢山の人たちがペットボトルを持ち込み、銘水を持ち帰っています。久留里の銘水は、千葉県で唯一平成の銘水百選に選定された水として有名です。

 この水汲み広場には、久留里観光交流センターがあります。ここは久留里の名所、自噴井戸、久留里城等観光案内のほか、地元ゆかりの品の展示も行われています。館内には「生きた水久留里・酒ミュージアム」が開設され、上総八蔵の地酒の展示の他、試飲も行われています。

 この交流センター入り口には、上総八蔵の地酒の幟が置かれています。中に入ると目を見張りました。この地酒類が壁一面に展示されていたのです。奥には鎧が置かれ、それにトップライトをあてると言うドラマチックな演出がなされていました。

 酒好きにはたまらない光景です。私は日本酒はほとんど飲まないですが、見学者の中には全部試飲をしたいと言う強者もいました。試飲はお猪口1杯200円ですが、3杯飲むと、久留里の名水ペットボトルがプレゼントされるそうです。

 交流センターを出て今度は駅前の道を左方向に進みました。この路にも古い建物がありました。白黒モノトーンの蔵がとてもフォトジェニック。また昭和ロマンを漂わせる下宿屋の様な建築物には、明治学院古民家再生プロジェクトなる看板が標示されていました。面白いですね。若い人に久留里の町を、昔の様に繁栄する町に再生してもらいたいものです。