光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

木更津・八剱八幡神社の例大祭②-宮出し

2023年07月26日 | 日記

  八剱神社の神輿渡御(神輿の巡行)の歴史は古く、江戸時代享保年間(1716-1736年)に書かれた文書に記されているそうです。そして現在の神輿は嘉永3年(1850年)6月に創建された物で、その大きさ重さと共に「関東一の大神輿」と称されています。

  

 例大祭ですが神社本殿前で神事が終了すると、乾杯が行われました。そして本殿前の大神輿の前に階段下る板が2本置かれ、台座に乗った大神輿が境内に下りてきました。今年の年番は大和町1区と大和町2区。祭礼委員長は大和町1区の鈴木孝氏、副委員長は白洲祐通氏との由。

 いよいよ大神輿の出陣です。神輿が鳥居に当たらない様に2名の氏子が神輿の上にのっています。鳥居につけられた注連縄や御幣を避けようやく大神輿が鳥居を潜りました。

  鳥居を出た大神輿は房総往還を證誠寺方面に進みました。最初は八幡町一区でUターンし、その後大和町2区、駅西口方面に向かっての渡御(神輿の巡行)です。大神輿の後には舎人たちの曳く太鼓もついています。

 大神輿は八剱神社の前を通り、駅から港まで伸びている富士見通りを左側に曲がります。そしてを50m程進んで止りました。

 ここで神事が行われ大神輿の受け渡しが行われた後、本町に向けての渡御が行われます。

 大神輿一行は富士見通りを横切り、千葉銀前で停止。ここで八幡区から本町区の氏子に、大神輿の渡御が引き継がれます。

  私たち2人はここで八剱八幡神社祭礼の撮影を終えました。翌16日には宮入りも行われるのですが、気温が35度近くになるようなので熱中症の事も考え、撮影は止める事にしました。

 駅に向かう途中タヌキが逆立ちをしている、キヌタ君の側にも祭りの人達が集まっていました。いつも思うのですが、木更津の祭りは神輿が担がれている付近は見物人がいるのですが、その他の場所は殆ど人通りがありません。今回もちょっと寂しい例大祭でした。