伊香保温泉に1泊2日で行ってきた なんで・・・伊香保温泉を選んだんだろうか
本当のことをいうと伊香保温泉のことはあまりよく知らなかった
大阪で耳にする北関東で有名な温泉っちゃあ「鬼怒川温泉」「草津温泉」
なのに伊香保温泉に来ちゃいました~~~
伊香保温泉は石段で有名な温泉 下から上まで365段の階段がつづくらしい
友人が予約を入れてくれていたホテル「岸権旅館(きしごんりょかん)」は階段の上の方にある↓
駐車場はというと結構離れてるということはあの階段をエッチラオッチラと荷物を抱えて登らなあかんのんか~
炎天下 しかもまだまだ暑い夏の午後4時
と思いきや 暑いのを最も苦手とする友人が目を輝かして言う
「第3、第4駐車場ということは第1、第2は旅館の傍にあるっちゅうことや」
「そんなん書いてへんで??」と訝しがる私の言葉はもはや耳にはいらず
彼女の新車ピンクに輝くビッツは階段の横を登る細い道を突き進んだ
結構な急こう配だというのに怖がることもなく
「やっぱりや! 旅館に通じてるでぇ」とその表情は喜びに小躍りしながら急角度の細い道 ハンドルを切っていく
あった~ 岸権旅館や お見事
部屋に入るとすぐ窓の向こうの山々が目に飛び込みなんともいい気分
案内してくれた若い仲居さんが「榛名山はその山の向こうに隠れております」という
「ふ~ん じゃあこの山はなんていう名前なん?」とついでに聞いてみた
「その山は・・・・名前がないんです」
「そっかぁ~ この山は名前がない山なんや」と再確認すると
「はい 名前のない山なんです」ときっぱりと言われた
日が暮れて涼しくなってから階段を登り切ったところにある伊香保神社にお参りした
そこから5分ほど歩いたところに無料露天風呂があるらしいので行ってみることにした
途中、竹久夢二が宿泊したという橋本ホテルが前方に見えてきた
旅館に到着する前に寄った「竹久夢二記念館」は入館料1600円という少し高めの値段だったが大正ロマンの雰囲気に包まれていてなかなかよかった
印象的だったのが
「私、竹久夢二の描く女のひとに似てるって言われたことあんねん・・・・・昔やで」
という友人のこの一言
「う~~~~ん??? 性格は全然ちゃうと思うけどな・・・」
そういやこの絵なんか似てるかも
但し・・・だいぶ前???
橋本ホテルの前で掃除をしているおじさんがいた
観光客らしき私たち2人に気づくと近づいてきて
「写真撮るんやったらここ河鹿橋がいいですよ」 というので早速友人と一緒に撮ってもらった
他にも何箇所かいい場所があるといわれたが忘れてしまった
ブラブラあるいて露天風呂近くの飲泉所に着いたときあたりはすこしうす暗くなっていた
さっそく左側の蛇口(右は水)から出る温泉を飲んでみた
めちゃくちゃ渋くって少ししょっぱくてあまりおいしくはなかった
注意書きを見ると
●鉄分を多く含んでいるので食後に飲泉すること。飲泉の直後にお茶、コーヒーなどを飲まない。
●用量:(1日に飲める分量)
大人(16歳以上)600ml以下、小人(8歳~15歳)300ml以下、(5歳~7歳)200ml以下(3歳~4歳)100ml以下、(2歳以下)60ml以下
と・・・突然 友人が
「伊香保温泉ってなんか「千と千尋の神隠し」に出てきたとこみたいな気がせえへん?」という
確かに! 私もさっきからなんとなく感じていたこと
気になるぅ~~~