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生活が変わる?

世界がもし100人の村だったら

2006-10-09 | 社会
 先日読んでいた書物に数年前でしょうかミリオンセラーになったという
「世界がもし100人の村だったら」(マガジンハウス刊)
の抜粋が載っていました。

・・今読んでいてなぜかすっごく心に響きました。


世界には多くの人種の人々が住み・・男や女や年齢も様々な人々が生きている
それぞれの人がそれぞれの環境の中で生活をし多くの価値観で世界は広がっている 
      
しかしたった一つ共有するものは地球
そして・・地球は一部の人達だけのものじゃないということ 
そんな当たり前のことをあらためて思い知らされたような気がしました 


      


57人のアジア人
   21人のヨーロッパ人
     14人の南北アメリカ人
         8人のアフリカ人がいます


    
すべての富のうち
   6人が59%をもっていてみんなアメリカ人です
      74人が39%を
          20人がたった2%を分け合っています

     すべてのエネルギーのうち
        20人が80%を使い
            80人が20%を分けあっています


80人は標準以下の居住環境に住み
    70人は文字が読めません

      20人は栄養が充分でなく
          一人は死にそうなほどです
                

    ひとりは(そうたったひとりは)大学の教育を受け

      そしてたったひとりだけコンピューターをもっています

               

最初、作者不詳のままネット上英語圏で流れていましたが、環境学者ドネラ・メドウズが1990年5月に「村の現状報告」(1000人の地球村)というコラムで発表しました 
         
日本での翻訳は中野裕弓が、元同僚から受け取ったものを日本語に訳したのが、最初なんだそうです。
 ある中学校の先生は今まで教えた生徒達に「学級通信」と言う形で、メールを流しました。
それらは日本中のMLやホームページで飛び交うネットロアになっていったそうです 

池田香代子氏はたまたま受け取ったEメールをきっかけに「再話」として加筆訂正のうえ「世界がもし100人の村だったら」を出版しました 

ここに出てくる人数は、各種統計や年鑑などにより現状に近い数値に修正されています