Chiakiの徒然日記

天までとどけ2―第9回~第18回―

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上位に「天までとどけ」がズラリ。凄いな。
というわけで、また中途半端な話数だけど、ここまでの感想を。

人に降りかかる「災難」というにはちょっと過酷すぎる内容が続いた。

六都子が交流していた、元フルート奏者の男性。
耳が聞こえずにいるこの男性のところに足しげく通う六都子。
親には友達のところで勉強しているというウソまで付いて…。
決して悪いことをしているわけではないのに、なぜウソをついたのか。
自分では気づいていないようだったけど、きっと彼女の中でも「男性の家に行く」ということに対して後ろめたさのようなものがあったのかもしれない。
幸いなことに(?)この男性・中山さんは六都子を娘のように可愛がってくれているだけで、やましい気持ちが一切なかったこと、
全く偏見を持たずに接してくれる六都子のことを、変な意味ではなく愛してくれていたところに救いがあったと思う。
中山さんのことが家族に知られてしまい、家族一同で中山さんを歓待するというのも丸山家らしくていい。
耳が聞こえなくなったことは中山さんにしてみれば、「不幸」だったかもしれないが、その分、人の優しさというものを感じることができ、中山さんとしてもいい交流になったのではないかと思う。
残念ながらというか、中山さんはこの後コペンハーゲンに旅立ってしまい、丸山家との交流もこれっきりとなってしまった。

このシリーズ最大のトピックスと言えるかもしれない、待子の夫・正木恭介氏の死。
一報を聞いて、ほとんど泣かなかった待子、敢えて明るくふるまっていた待子。
その健気さに胸を打たれた。
ザイールへ遺骨を引き取りに行く際、初めて取りみだした待子。
あの時点で泣けて本当に良かったと思った。
「行きたくない!」と号泣する待子を見ていると、父を失った時のことを思い出してしまった。
私は臨終に立ち会えたけど、待子はそうではない。
しかも外国でとなると、彼女の気持ちを推し量ることなんて不可能に近い。
なかなか受け入れられないというのも理解できるし、きちんと迎えに行かなきゃ、という両親の気持ちも理解できる。
ザイールから戻って来た後の待子の姿は痛々しくて、本当に気の毒だった。

お父さんがとある汚職事件の謎を追って福岡県の東九州へ長期出張へ。
東九州…。暴力団というキーワードも出てくるし、おそらく北九州市がモデルなのだろうな。
長期にわたって家を離れるということで、なかなか見られない丸山家の一面が見られて何だか楽しい。
七穂子と八菜子がお父さんから誘われて遊びに行くんだけど、そこに「得体のしれない」女性が現れて…というところで第18回終了。
この後どうなるのか見守っていきたい。

最後に信平の恋。
ガールフレンドが家出してきたことで、再びゴタゴタしてしまう。
この年頃の子って「会うな」と言われたら、何が何でも会いたくなってしまう。
特に大学受験というものを控えていると、少しぐらい現実逃避してしまいたくなる気持ちもわかる。
信平に彼女とかかわらないように言い聞かせろと相手の親から言われるお母さんだけど、きっぱりと拒否。
「母親の資格がない」とまで罵倒されていたけど、勝手に会いに来るあんたの娘はどうなんだ、と心の中で突っ込んでしまった(笑)
夜に会いに来た以上、「勝手に帰れ」なんて言えないだろうし、ちゃんと諭して送って行ったのだから、それに対しての御礼ぐらい言ってもいいんじゃない?と感じた。
叱られないことより辛い、と信平がこぼしていたけど、その気持ちは分かるな。
反発さえさせてもらえないというのも辛いだろうし、かといってお母さんの気持ちも分かるだけに、どういう解決策がいいのか、私にもわからない。
今後、どのように決着がつくのか、そのあたりもドキドキしながら見ていきたい。

第一話、第二話を見ることができたので、先の記事に追記しておきます。

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