【2日目】
朝、気温3℃くらいまで下がり霜が降りているとのこと、しかし昼間は天気良く暑くなりそう。和田宿外にある民宿から前日PICUPの場所まで送ってもらい2日目の街道歩き開始。中山道最大の難場・長丁場、和田峠を越える。 当初計画より1時間手前の場所からのスタートになり下諏訪に何時頃到着になるか気にしながらの歩きとなる。 古中山道に残る唐沢の一里塚は立派、両塚が残り見ごたえがある。男女倉・峠口に30分強遅れで着く。 峠歩きはなだらかな土の山道で歩き易い。 車道ビーナスラインが合流する接待茶屋跡では湧水が美味しい。 暫らくはビーナスライインと着きず離れず歩き、車道の下を潜るパイプトンネルを抜ける。昔あった和田峠スキー場を左に見ると間もなく和田峠・古峠1599mへ着く。 峠からは乗鞍岳から中央アルプスが良く見える。残念ながら北アルプスは北側の山に隠れて見えない。 昼食後、諏訪側へ下る。和田側と異なり山道の急な下り坂となる。 それでも悪場はわずかで程なく国道にぶつかる。ここからは舗装道路歩きとなり足裏が痛い。<下諏訪宿>に入り、「木落とし坂」の御柱を見る。最大斜度35°、長さ100mの坂は迫力ありこの坂を御柱と一緒に下ったら怪我人でること必至。 諏訪大社春宮と万治の石仏をさっらと見、旦過の湯で汗を流し今回の街道歩き終了。1時間長く歩いたにも関わらず当初計画より30分早く下諏訪宿へ到着。 歩数4万歩、20km。
今回<下諏訪宿>まで歩き、通算で<日本橋>から<奈良井宿>まで繋がり中山道六九次の真ん中、三十四宿歩いたことになる。
次のルート:⑪下諏訪宿~奈良井宿 前のルート:⑦軽井沢宿~望月宿
曲水(芭蕉の門人)句碑 鍛冶足の一里塚跡 和田宿と浅間(左) 牛宿跡
… ここから出発
唐沢一里塚(古中山道) … 両塚ともほぼ原形をとどめる
男女倉口(おめぐらぐち)…和田峠口 休み茶屋跡 三十三体観音 接待茶屋跡
野生の九輪草があちこちに、たくさん咲いている
近藤巡査殉職地碑 広原の一里塚…両塚を残すが塚木はない ビーナスラインをパイプトンネルでくぐる
古峠・和田峠 到着
中央アルプス 御嶽山 乗鞍岳
御嶽山大権現碑 和田峠 色々
下山開始 牛頭天王 西餅屋の一里塚 異形 ヒトリシズカ
水戸浪士の墓への道 浪人塚 橘屋茶屋跡
<下諏訪宿> … 広重/木曽海道六冶九次之内・下諏訪 広重は、この「木曾街道六拾九次」の旅で一服するかのように旅籠の内部を描いている。食事をする泊り客の中央後ろ婆は、広重自身だという説がある。
中山道で唯一温泉が湧く宿で、随所に温泉の湧出が見られる。北に和田峠、西に塩尻峠を控え、東からの甲州街道終着の宿であると共に、諏訪大社秋宮の鳥居前町としても賑わった。
道祖神…四本の御柱に囲まれる 木落とし坂
道祖神
諏訪大社下社春宮
万治の石仏 御作田神社 旦過の湯
下諏訪宿本陣跡 甲州道中・中山道合流之地碑 下諏訪駅
=おわり=
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