やっぱブログだべさ。

 こんなブログタイトルでも…まぁイイんでないかい? 
 まずは「初めに・お約束」をお読み下さい。

キャンプ終了のお話。

2009年08月15日 | キャンプ
 どうにかこうにか2009年のキャンプも終わりました・・・6日くらい前に・・・ 最後の日のコンサートまで、どーにも間に合わないぞと焦っていたんだけど、意外や意外、子供っちはどうにか弾いてくれました。最終的なトコロはとても良かった 

 特にオケストラは、どうしたって間に合わないぞと先生達は困っていたんだけど。リハーサルの態度が悪いぞ、ってChewieは一度子供っちにお話したんですけど。その後しゃきっとなって、「カルメン組曲」も「展覧会の絵」も大成功でございました。


 室内楽も殆どのグループはとても良い演奏をしてくれました。あーキャンプ後半の苦労が報われて良かった(笑)。

 今年は特に声楽が強くて、ミュージカルも大成功でした。Chewieが今までキャンプで見た中で一番の出来だった。というのも、You're A Good Man, Charlie Brownをやってくれたのでーーーす!!! 大好きなスヌーピーのキャラクター達のミュージカルで、とても面白かったし、テーマが友情etcでキャンプの終わりにぴったりの演目でありました。
 皆はまり役だったんだけど、特にチャーリーブラウンくんが・・・!!!
 
 この立ち居振る舞い、どう見てもチャーリーブラウン 2枚目の写真の女の子は勿論ルーシー。
 

 さて、最後の週はストレス発散、及びしばらくまた皆で会えないので、色々夜遊び。二回はキャンプファイヤーをしに湖畔へ。

 最後の日のディナーも大騒ぎデシタ。楽しかった 今年のスタッフはとても良かったデス。色んなドラマがあったけど、合計7週間とても素敵な夏でした。

 この後、ヴァケーションを兼ねてPeterとVermontへ ブログ続く。


 

残り5日。のお話。

2009年08月04日 | キャンプ
 キャンプも残り5日となりました。今日は最後のお休みデス。6日間連続で教えて疲れきっていたので、今日は朝寝坊 ブランチ→お洗濯(現在進行中)→ハイキングの予定デス。
 いつも後半はあっと言う間に終わってしまうんだけど、今年も早かった! 振り返れば結構長いことメイン州にいるんだけど。

 写真は隣町の湖です。


 皆でタイ料理を食べに行った帰り道、とても綺麗な夕日に遭遇。


そしてこちらは、面白い看板。メイン州の地名は殆どが外国の名前。私たちのキャンプも「スウェーデン」という街にあります。で、そんな街の名前を集めて、それぞれ何マイル先か、っていう看板デス。


 上からノルウェー・パリ・デンマーク・ナポリ・スウェーデン・ポーランド・メキシコ・ペルー・中国。
 勿論、他の都市の名前もたくさんありマス。春にウィーンに行く前にインターネットで天気予報を調べていたら、Viennaで検索したら当然Vienna,Maine(USA)も出てきました(笑)。

 残念ながら日本の地名は無いんだけど、ポートランドは品川区と姉妹都市らしいです。ポートランド中心部の公園に日本の昔ながらの円筒型の郵便ポストがあって、「姉妹都市の品川から」って書いてあった。しかも間違ったスペルで・・・(笑)

 
 さて、キャンプのお話。今セッションは生徒さんのレベルに幅がありすぎて、授業やらリハーサルやら、選曲が大変デス とある子にはとっても簡単すぎて、とある子には難しすぎる。そして一番上手い子は上手すぎてChewieの手に負えません~ こんなキャンパー、初めてデス。彼女は可愛そうにホームシックだそうで・・・。というのも、ここのキャンプの他の子供たちよりも、もっと音楽的に生きている子で、他の子供たちとあまり話が合わないみたいで。寂しいみたいなのです。この前「まだホームシックで…」って言ってて、結局その日の練習時間は私のところに来て、二重奏の初見をやって、好きな音楽について話して終わりました(笑)どうやら練習の時間に一人で居たくなかったらしい。

 残り5日なので、ラップアップの時期になりました。最後のスタッフのコンサートも無事に終わり、プロコフィエフのばよりん二重奏から1,2楽章を何とか弾きました。難しかったけど、弾けば弾くほど良さが分かる、そんな名曲でした。3,4楽章もいつか弾きたいデス。Chewie的には3楽章が一番好き

 締めくくりのお写真は、いつもと同じキャンパス内の湖だけど、今週のsunset。

 

キャンプ2009後半戦のお話。

2009年07月24日 | キャンプ
 後半戦に入りました。最初の1週間はお休みがなく、か~な~り大変デス たまらないので今夜は皆でオンラインしに街にやってきました

 今セッションは弦楽器がとても少なくて、というか少なすぎて、レッスンの時間も前半より少なくなりました。しかし何かが大変。何だろうか…。

 後半の生徒さんはとても上手なのと、「え゛・・・」って言いたくなる様なのと、まぁ色々デス。

 後半から来た先生達も結構良くて、楽しくやっています。今セッションのスタッフ・コンサートでも色々弾きますが、Chewie的にはプロコフィエフのばよりん二重奏がメインです。はっきり言って難しいので、目が血走ってマス。今夜もリハーサルですが、その前に飲みに来ちゃった(笑)

 という訳で、これからリハーサルに戻るのでこの辺で。とりあえず、元気でやってまーす、って事でごきげんよう

 

 

野球観戦へ!のお話。

2009年07月18日 | キャンプ
先週の日曜日、オフだったので、ポートランドのマイナーリーグの野球チーム、Sea Dogsの試合を見に行きました。

 
 こちらはチームのキャラクターのスワッガーくんデス。Sea Dogって今調べたらゴマフアザラシなんだって。もうちょっと可愛くしてくれれば良かったのに…
 
 実はChewie、野球観戦は生まれて初めて!! 大体のルールは分かるんだけど、細かい所が分かんない。でもまぁ教えてもらって、観戦したわけですね。
 
 

 が、一回表にNew Hampshireチームに6点も入れられ(!!!!) その後あんまり良い所も無く、どんどん引き離され・・・11対3でSea Dogsは惨敗しました ひ・・・ひどい・・・。

 でも9回裏にホームランがありましたの。そしたら灯台の小さいのがニョキ~とスタンドから出てきました。

 マイナーリーグだし、何か和気藹々とした感じのホームグラウンドでした。意外とエキサイティングで楽しかったので、またキャンプに居る内に試合を見に行こうね~という事になりました。Chewieの初・野球観戦でした。ちゃんちゃん。

キャンプ2009!のお話~その参~

2009年07月18日 | キャンプ
 明日で前半戦が終了のキャンプでございます。速かった! 最後の週は実は結構メチャメチャで、あたしゃ今日まで本当に大変でした。豚インフルエンザで隔離された子たちの振り替えレッスンと、エキストラ・レッスンが必要な子たちのレッスンで、見事に毎日フルスケジュールでした。しかも教えた子供っち全員に、どんなレッスンだったか等のお手紙を書かなきゃいけないのです 大抵、ご両親やヴァイオリンの先生たちが読むので、分かりやすく文章で書かなきゃいけない

 さて、全体的には上手く行ったのですが、スタッフ+上手な子供っちののオケストラが例年に増して酷くて、あたしゃコンマスを降りたい!!!!と思っておりますが、立場上辞められず・・・ このオケに入れた子供っちのレベルは結構高いんだけど、選曲が悪い。リハーサルの仕方が悪い。なのに、キャンプ外の会場でコンサートなんてするの。やめてけれ~~~!!! 
 しょうがないから、ばよりんだけ、パート練習しました。お願いだから、一回で言う事聞いて下さい。時間がないんです 当然これはエキストラのお仕事なんだけど、この日は朝11時から夜7時まで、ランチ休憩1時間を挟んで教え続け、超疲れた。そして夜は子供のコンサートを聞いてから、室内楽のリハーサル。はぁぁぁぁぁぁっっっっ

 まぁそんなこんなで、メチャメチャなスタッフオケのキャンプ外でのコンサートも何とか終わり、最後のスタッフコンサートでStravinskyの「兵士の物語」とArenskyのピアノトリオを弾き、これも何とか終わりました(Stravinskyは本当に危なかったけど、何とか3人でカバーし合って終わりましたデス)。

 
 これはStravinskyのグループ。本当はコスチュームを着て、曲の物語を演出しようとしたんだけど(兵士と悪魔)クラリネットちゃんがヤダ!って…。ちっ。仕方ないので、ナレーターを付けました。
 
 トリオに至っては、チェロくんがやる気が無く(写真の通り…笑 本当は彼はお休みのトコです、勿論。) 
「ちょっと、たまにはアイコンタクトしてよ。子供っちにいつも『アイコンタクト!!!!』って言ってるんだから!」とChewieがあせっている所デス。

 
 「レッスンの方針、これで良かったのかなぁ?」とちょっと後悔している子もいれば、今年はとても上手く行った子もいます 年中成長を見届けている子供っち達では無いので、ある夏に再会してビックリする位変わっている子もいる訳デス。今回は両極端に、良くなった子と悪く(!)なった子が居て、興味深いセッションでした…。はぁ~。
写真は、私の生徒さんマイナス2人。この写真を撮った直後、問題児だけど段々良くなってきている左端の坊やが「待って!Chewieが写真に入ってないじゃん。もう一枚!」と言ってくれて、実はもう一枚、私入りのも撮りました。

 
 さて、明日はキャンパーの家族が来る日。どのアンサンブルも演奏して、最後はミュージカルで締めくくりデス。Chewieの教えたカルテットも明日演奏で~す。こんなカワイイ子供っち↓を教えられて、楽しかったデス。

 そして、明日はねおこちゃんが遊びに来てくれま~す! きゃ~楽しみ 殆どの子供っちと、先生達の半分はこれでキャンプは終わり。日曜に後半と入れ替えデス。

 

 

キャンプ2009のお話。その弐。

2009年07月10日 | キャンプ
 とっても久しぶりにです!!! しかも今日はオフの日。こどもっちは、ビーチにお出かけです。晴れて良かったね。

 只今、隣町のコインランドリーに来ております。なので、写真でもアップしようかと。

 こちらは、先週食べたロブスター。ねおこちゃん、レモンもありますよん
 

 先生達の一部とバーに行った時の写真。何かいい人そうな人が揃っているので、今年はハッピーであります
 

 前回のオフの日のキャンパス。この日も晴れてくれて、とても気持ち良かった。次の日のコンサートの為にたくさんリハーサルして、その休憩時の写真です。


 本日、朝ごはん処へ行きました。去年このお店に行った時にショップで見つけたテディーベア 大きいから買うのを断念して、その後1年間悔やみ続けたのでデスね、今日買って参りました!
 
 これで今年の夏のミッションの40%が完了。

 毎日毎日、オフの日以外は雨降りで寒くて、Chewieも風邪をひいてしまいましたが、アレルギーみたいな風邪で軽く済みそうです。熱も無いので隔離されず(笑)。豚インフルエンザで隔離されていた私の生徒さんも昨日戻ってきました。
 結構忙しいスケジュールなので、結構大変だけどとても充実しています。周りの人も良いし、今年もキャンプに来て良かったなぁ。

キャンプ2009!のお話。その壱。

2009年07月07日 | キャンプ
 

 6月20日からメイン州に居ます。4度目のキャンプ。同じ夏の音楽祭に4回も戻るのはこのキャンプが初めてデス。今年は新しい先生が多いし、4度目だし、色々お仕事を任されて特に最初の1週間はとても大変でした。子供の室内楽グループの「コーディネーター」に任命され、え・・・42人を適当な室内楽グループに振り分けて更にコーチを二人ずつ振り分けるんデスか?! そして室内楽の問題は何でもChewieの所に回ってくるので、ちょっと困ったりしましたが、多分これでこの仕事の大部分は終わった…筈デス。

 今年は不景気の影響もあって、全体的に小さめのキャンプですが、スタッフも子供たちも、そして先生たちもとても良い感じで、楽しくやってます。私の生徒は12人で、11人は戻ってきた子たちなので教え易いし、全員上達し、オトナになり、背も高くなり…。大体私が何を言うか分かっている子も多いので、オーケストラのヴァイオリン指導もやり易いし、全体的にChewieも緩めで面白く教えてます。

 先生達は今セッションは◎! 何か丁度いい温度で、居心地も良いデス。去年参加して私のキャンプ生活をメチャメチャにしてくれた人たちの二人が戻ってきてどうしよう?!と思っていたんだけど、二人とも別人の様にハッピーな人たちになっていてビックリ!

 
 新しく来た中ではクラリネットとチェロの先生たちが特に良くて、室内楽をたくさんやってます。先週のコンサートで、チェロの先生とコダーイの二重奏を弾いて、子供っちは「楽しそうだった~」ってとても喜んでくれました。って本当に楽しくて、面白かった場面もあって思わず演奏中に笑ってしまったんだけど(笑)今日のコンサートでは、Martinuという作曲家のヴァイオリン&チェロの二重奏を弾きました。私はこれは初挑戦だったんだけど、チェロの先生と一から作り上げていく感じで、暇さえあればリハーサルしました。とても楽しかった。前よりもアンサンブルが良くなった、と言うか、結構この先生とは同じ様に音楽を感じられるので、一緒に弾けてよかった!

 それからStravinskyの「兵士の物語」のトリオをやってまーす。難しいでーす! これは来週のコンサート。でも多分子供っちは喜ぶだろうし、上の人たちがヤケに楽しみにしているので、頑張ってます。


 さて、共同生活で当然風邪やらが流行ってしまうので、今年は厳戒態勢で豚インフルエンザの予防に臨んでいたのですが、キャンプに着いて次の日に発病した子が一人、その後また2,3人豚インフルエンザに罹ってしまいました。折角キャンプに来たのに、かわいそうに1週間隔離されています。私の生徒さんの一人も、只今隔離中。木曜に解放されるそうです。あぁかわいそう。

 以上、キャンプに来て2週間と2日目の日記でした。

キャンプのどーでもいいお話。

2008年08月17日 | キャンプ
 キャンプ中に書かなかったどーでもいいお話コレクションです。

 ①7月4日はアメリカ独立記念日であります。普通この日はピクニックをして花火を見る祝日なのですが、毎年この頃は音楽祭やキャンプへ行っているので、普通の独立記念日を過ごした事がありません。
 とーぜんうちのキャンプもですね、日中は普通に授業・リハーサルがあって、ディナーがJuly 4th Cookoutって言ってお外でハンバーガーを食べる訳ですね。あ、cookoutは毎週どっちにしてもあるんだけど、7月4日は絶対cookoutなわけ。

 で、独立記念日なので、デザートのケーキがこんなの!
 ひゃっほぅ! 美味しかったデス。

 そして、スタッフの二人が実はイギリスから来ているんだけど、アメリカ独立=イギリスの事実上の負け戦(?!)なので、イギリス人の彼女はこんな格好でcookoutに現れました。

 ふははは もし私が日の丸のフェイスペイントしたら、かなり笑えるね。絶対やらないけど。

 
 ②二連休の一日目、近くの町に新しく出来た映画館でDark Knightを観ました。あれはシカゴで撮影しているので、行った事のあるスタ○や、Chicago Lyric Operaの宣伝バーナーが見えていたり、迷った事のある道でカーチェイスしていたり、中々面白かったデス。

 連休二日目は、ポートランドへ行った後、ドライブインでまた映画鑑賞!今度はWall-Eを。ドライブインってこんな感じデス。
 

 いえ、ただドライブインの写真を載せたかっただけデス。田舎にはまだこんなのが残ってるんデスねぇ。


 ③今年の先生達のメイン・セラピーはMonopolyとUNOでした。一番長いUNOゲームで1時間半! しかもキャンパーの家族が来る、よりにもよって一番大切な日の前夜に午前一時までかかって勝負 私たちってどーかしてます
 Monopolyは、キャンプ用にカスタマイズしようってずっと言ってたんだけど(通りの名前をキャンプのスタジオやホールの名前に変えて、Chance /Community Chestのカードも変えちゃう)、最後の最後、殆どの先生たちも帰ってしまってから、3人の先生で作りました。下書きだけしたんだけど、世間ではMake-Your-Own-POLYってキットが売っているのです。どーする?どーする??作る??? 

 

 

キャンプ2008終了!のお話。

2008年08月13日 | キャンプ
キャンプ終了。今日からねおこちゃんチにお世話になってます。vacationでーす。三度目の夏@キャンプは色々大変でした。でも終わってみたら、大変だった事や辛かった事は忘れてしまったChewie。相変わらずの能天気・楽天主義であります 最後の日、キャンパーの家族が来るParents Dayに「これは私の最後のParents Dayにはならないな」と確信。多分来年もキャンプ行きます(笑)。
 
 後半のセッションが始まってすぐに足の指付近をクモに噛まれ、痛い上にやたら腫れて ナースに「spider biteのアレルギーです」と診断されました 普通そんなに腫れないんだって。3、4日間足が腫れたまま、舗装されていないキャンパスを歩き、当然痛かったデス
 が、それが武器(?!)になり、言う事を聞かない子供っちにCap'n Soloが「Chewieは足が痛くて大変だから、いい子にするんだよ」と言い聞かせ、その日からこの子供っちはとてもいい子になりました

 後半のハイライトは、室内楽のコーチです。面白い5人組だった
 楽譜が中々届かなくて結局2週間でSchubertのチェロ五重奏の一楽章を無理矢理仕上げました。子供たち5人とも、とっても良く頑張ってくれました。日数が足りないので、空いている時間を使って何度か余計にレッスンしました。子供だけでも集まってリハーサルしたそうです。
 私も気合が入っていたので、言った通りに弾いてくれないとオーバーに机に突っ伏して泣いてみたり(?)しました。そうやって子供とコネクト出来る様な態度だと、やっぱり子供の反応も違いマス。

 Parents Dayのコンサート30分前までレッスンを重ねて、本番はとても良かったと思いマス。最後のレッスンでは「これで最後なの、寂しいね!」と私から言いました。このグループのチェロの子が「今年もChewieにコーチになって貰いたい」とリクエストしてくれたので、このグループを担当させて貰う事が出来ました。チェロの子にありがとう!デス。

 個人レッスンは見事にどの子も教えるのが難しかった! まぁ…そういうセッションもアリでしょう。最後のPerformance Classで撮った写真デス。


 ロブスターは結局2回食べに行く事が出来ました 二回目は特に大振りのロブスターちゃんが当たってラッキー


 後半はポートランドにも3回行きました。前半は新しい先生たちがリターナー組が毎年遊びに行っていた場所やレストランには行こうとせず、新しい場所を開拓…でもツマラナイ場所でした やっぱオフの日はポートランド&ロブスターだべさ!! 

 ポートランド一度目は北欧の食料品店へ。ここのお店のおばさんは商売上手で、気付いたら大量にデンマークの食品を買っていたCap'n Solo。私たちのキャンプが「スウェーデン」という町にあると聞いた途端、「キャンプのポスター送ってちょうだい。ここのお店、勿論スウェーデンの食べ物も扱っているから、スウェーデンのキャンプの宣伝をしたら面白いでしょー?」と。キャンプディレクターにこのお店のカードを渡しておきました。多分来年はこの商売上手のおばさんが4,5人はキャンプに子供っちを送り込んでくれることでしょう。

 二度目は街を歩いて、オイスターのレストランへ7人で行きました。とてもイイ仲間でした。楽しかった。実はこの前日のスタッフ・コンサートで室内楽を弾き、仲間割れ寸前だったので(笑)この日遊びに行ってヒビ割れを修正出来たので良かったデス。
  

 三度目は、Portland Sea Dogs(マイナーリーグ)の野球の試合を観に6人で行ったんだけど、マイナーリーグって平気で日程を変えるからタマッタもんじゃありません。1時間以上掛けてポートランドへ行ったのに、その日の試合は遠征に変わっておりました いや、インターネットに常にアクセス出来る環境なら問題無かったと思うんだけど…何せキャンプ中
 
 ので、ポートランドでランチ&お散歩コースに変更。実はParents Dayの次の日だったので、皆リラックスして何も心配せずに遊べました。
 
 ランチは「札幌」っていう和食レストラン! 私と台湾人のJoyceは目の色を変えて白いご飯に飛びつきました2ヶ月振りぃ~ 普段和食をあまり食べないアメリカ人たちもそれぞれ美味しい!って言ってたから良かった。

 チャーハンやカレーをお箸で食べたり、天ぷらをお醤油に漬けそうになったり、アメリカ人って面白いデス。私がご飯のお茶碗を手に持って食べるのを見て、それが和食のマナーだって分かったアナタは偉い。だけど、真似しようとしてお茶碗を持ってみたけどちゃんと持てないアナタ。人差し指をお茶碗に突っ込みつつ頑張って持ってみている姿がサイコー

 お散歩コースはこちら。5日間雨が続いた後、快晴だったのでサイコー


 まぁ色々あったし、付き合いにくい新しい先生も居たけど、最後は仲良くお別れしました。
 
 Parents Dayの後に皆のお気に入りのバーに行き、えぇ~ご馳走になった分も含めてたくさん飲みました「こんなに緩くなってるChewieは初めて見た」と更に一杯買ってくれたCole、「Chewie、水!!!」と言い続けたJoyce、「酔ってるからキスしていい?」とセクハラを働くPeter(勿論冗談です)、「心配なんだけど! これ食べて!」とステーキを分けてくれたCap'n Solo。楽しかったデスねぇ。ここまで楽しく酔ったのも初めてかも。

 バーの後は焚き火でマシュマロ。本当に焼いちゃってます。


 下の写真は、Parents Dayの全てのパフォーマンスが終わった後、ChewieとCap'n Soloのスタジオの真上に虹が見えた、素敵な瞬間です。何日も大雨だったけど、この虹で救われた様なモノです。


 特にリターナー4人組は仲良くお互いを助け合って、またひと夏頑張りました。「○○(名前)でいてくれてありがとう」というのがお別れの言葉。また直ぐ会いましょう~。

キャンプ後半のお話。

2008年08月05日 | キャンプ
キャンプ後半も始まりました。と思ったらあと1週間で終了。毎年後半はあっと言う間に過ぎてしまいます。今年は雨・雷・嵐が多くて、キャンパスがぐちゃぐちゃデス 
 こちらはある嵐の日、Chewieのスタジオのポーチから撮った写真。



 後半は、ばよりんの生徒のレベルは全体的に高いものの、大人気ない・・・ 小学生も高校生も、おしゃべりが多すぎて大変デス。喋りだしたら止まらない。その上、9歳児がお姉さんたちを教えたがる、という奇妙な現象も起きております。この子たちは学校のオケストラではきっとスーパースターなんデス。あぁもう、勝手にしてくれ。

 スタッフに関して言えば、毎年仲良くさせてもらっているピーターが後半から来て、それはそれは楽しいのですが。そしてピーターのお友達のピーターも今年、指揮者としてやって来て、こちらのピーターもとても楽しいのですが。新しい先生が増え、何だかしっくり来ない。何なんですかね、今年のこの奇妙さ加減

 もう一つの問題(?)は、ばよりんの子供っちが全部で19人、びよらが8人。これを3人のばよりん&びよらの先生で教えているのですが、私たちの一人はオケストラの指揮をしているので、個人レッスンの子供っちの数は少なく、という取引が成り立ち、Chewieは12人も教えています。ていうか、3人の先生のうち2人はびよりすとなのです。Chewieだけがばよりにすとなので、ばよりんの進んでいる生徒は全員Chewieが教えてるんです。当然もう一人の、指揮をしない先生もChewieと同じくoverloadです。「私は指揮をしてるんだから」というのを理由にたった4人しか教えていない、その上、楽典の授業も教えなくて良い、という不公平に、もう一人の先生とChewieはであります。
 
 と言うわけで週40時間の時間割のうち、28.5時間教えているので毎日ヘトヘトであります。だって、授業やレッスンにはそれなりに準備が必要だし、レッスン毎にレポート提出しなきゃいけないんですよ? 結局空きの時間も働いている様なものです。
 
 こどもっちのトップオケストラは、「禿山の一夜」をやっております。実はこの曲、弾いた事がないChewieは、セクショナルだけじゃ飽き足らず、オケ全体のリハーサルにお邪魔させていただき、一緒に弾かせていただきました 一応子供っちの教育的体験になるように、時々後ろを向いて「ここはこうやって弾いて下さい」って見せたりしてたので、まぁ少しは役に立ったんでないかい?

 室内楽は後半もトップグループを教える事になりました 大好きなシューベルトの五重奏(チェロ2人)を弾かせているのはとても嬉しいんだけど、色々あって楽譜が中々届かず、今躍起になって長ったらしい1楽章を教えているトコロです。とてもいい曲なので、室内楽のコーチなんてした事もないCap'n Soloまで「一緒にコーチさせて?」とお願いしにくる始末であります。一緒にコーチしてくれて、作曲家的観点から子供っちに教えてくれるのはとても助かります。私も勉強になります。が、レッスンプランが立てられなくて、残り3,4時間しかレッスンの時間が無いというのに、全然出来上がっていません。「明日も来ていい?」って言うSoloにNoと言えないChewieであります。それなりに助かってるから。

 
 楽典は、前半がとても大変だったので、4人だけの小さいクラスにしてもらいました。やり易くて助かってマス 結構面白い事をやってるので、子供っちもきっと何か学んでいるんでないかい? 
 前半、楽典の授業が上手く行かなくて、たくさんアドバイスしてくれたCap'n Soloも良かったね、と言いつつ、こうしろ、ああしろ、と色々アドバイスして下さいマス。が。Cap'n Soloは楽譜の読み方を教える前に音を聞かせる、リズムを体感させる、という方法をどうしても私にやって欲しいらしい。けど、私の教えている子供っちはリズムが分からないとか、楽譜が読めない訳じゃないし。だからアドバイスを求めている訳じゃない時にそう言われても・・・という感じなのであります。ごめんなさい。

 どっちにしても今セッションは忙しくて、絶対overloadで、他の先生たちとはしゃいでいる場合じゃないんデスよ。オフも少ないし。でもまぁ、それなりに楽しくやってます。