3万円を切るフルハイビジョン液晶ディスプレイが新しい自作PCモニターのトレンドに?

すでに、WindowsCE FANのニュースとしてもお知らせしたとおりだが、8月末に発表されたBENQに続いて、LG Electronicsからも21.5型というフルハイビジョン液晶ディスプレイが登場した。BENQは、実売価格で 3.2万円程度と、24型のフルハイビジョン液晶ディスプレイの5万円という価格に比べて圧倒的に買いやすいことが特長だったのだが、今度の LG Electronics製は最初から予価 3万円と最初から3万円を切る価格設定がなされている。実際の実売価格はそれほど下がらないだろうが、この冬にかけて、ハイビジョン液晶モニタが3万円を切るというのは改めて考えるとすごい。すでにノートパソコンのカスタムモデルで WSVGAパネル (1400×1050, 1440x900)などを選択しても特に価格差がないほど低価格化している高解像度モニタだが、3万円未満で、1920x1080は値頃感としてはやはり安い。

3年くらい前に デルのUXGA(1600x1200)の液晶ディスプレイを1個7万円で買って、
「んー、デル安いー」
と感動した自分からすると、これはさらに感激の価格。思わず、自宅だけじゃなくて、会社とか訪問先にまで、買って作業用に置いておきたいくらいの値頃感なのであった。

ちなみに、2007年モデルのiMacの24型が同じ 1920x1200という解像度を持っていて、自宅のセカンドマシン用にほしいなあと思っていたのだが、この価格が一体型、無線LAN内蔵、Bluetooth内蔵などの特長はあるにせよ、おおよそ18万円程度。今回の3万円のフルハイビジョン液晶ディスプレイを使うと、同じくらいのスペックのマシンならキューブ型で組んでも合計10万円でおつりがきてしまうのが現実。持ち運べるお手軽さを撮とるか、いっそのこと部屋ごとにパソコン置いちゃうか、悩むなあ。

遂に3万円を切る、21.5型フルハイビジョンディスプレイが登場。 LG Electronicsから10月上旬発売予定。先行するBENQと比較してみたぞ