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WindowsCE FAN/Windows Phone FANのウェブマスター日記 2007年~2011年版です
Windows Phone FAN日記









Windows 7 開発責任者・スティーブン・シノフスキー氏
スティーブン・シノフスキー氏は、Microsoft Windows、Windows Live 部門のトップとして、Windows 7 の開発責任を負ってきた。Windows 7 は、ネットブックという今となっては相対的に貧弱なプラットフォームでもストレス少なく動作する。また、あまり宣伝されないが「スケジュール通り」に開発完了し、当初の予定通り出荷されたというのは、同社の OS開発史の中では特筆することだと思う。

シノフスキー氏が開発責任者に就任したのは、記憶だけに頼ると、確か3年ほど前だっただろうか。初めて聞く同氏の名前を元に、いろいろと聞いてみたのだが、とにかく、マイクロソフト社内では、鬼軍曹のようなイメージで語られていた。それまで、Microsoft Office の開発責任者として、歴代の Office がスケジュール遅延なく開発されていること。また、何よりも結果を出すことにかけての熱意が強いという評判だった。

その意味で、シノフスキー氏が Windows 7 開発責任者に就任した段階で、Windows 7 が同社のフラグシップ OS でありながら、下位機種でも快適に使えるようになること、そして「スケジュール通り」に開発完了し、出荷されること、はほぼ見えていたとも言える。これまで、マイクロソフト社と言えば、ビル・ゲイツであり、スティーブ・バルマーだったわけだが、これからは、シノフスキー氏の発言がメディアに取り上げられる機会も増えてくるだろう。

そんな中、PC Watch にスティーブン・シノフスキー氏のインタビューが掲載されている。ここには、いくつか興味深い、マイクロソフト・インサイダーな情報も載っている。その点だけ紹介し、記事の紹介としたい。

・Windows 7 開発チームの中心的なエンジニアは 1,000人
・Windows 7 の開発手法は、全体コンセプトはトップダウン、問題や改善はボトムアップ、情報・アイデア・開発成果はミドルアウトで水平展開させていくプロセス。
・Windows 7 は Amazon (米国) の中でもっとも予約販売数が多かった。ハリーポッターのDVDよりも多かった。
・Windows 7 プリインストールモデルは、今後は 64bit が主流に。

(関連記事)
Microsoft、スティーブン・シノフスキー氏インタビュー ~Windows 7は何を目指したか(PC Watch)
[ Windows7 ] / 2009-10-24 07:15:16 コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )




     




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