先週開催された WIRELESS JAPAN では、携帯電話事業会社各社の幹部プレゼンテーションが行われた。携帯電話事業というのは、簡単に言うと、携帯電話という数千億円の投資が必要なインフラを作って、そこで使える端末をメーカーに開発してもらい、後は様々な料金プランで、ユーザーから回収していくという商売だ。
そう言う中で、後発のメーカーが有利になるとしたら、携帯電話インフラの構築費や、端末の開発費に関わる部分だ。さて、そこでイー・モバイルのエリック・ガン氏の発言。
「最新の技術を用いることで、同社の基地局は1局あたり他キャリアと比べて10分の1のコストに抑えられているという。その秘密は電源などをすべて合わせて「300~500kgの間」という基地局の小型化。」
このあたりが、イー・モバイルがスマートフォン&パソコンを同一回線で使えるようにしてくれているバックグラウンドにあるのかも。ちなみに、現在、イー・モバイルの回線契約数は、170万回線だそうです。
(関連リンク)
・ ライバルは固定ブロードバンド通信のイー・モバイルとUQ
http://ascii.jp/elem/000/000/438/438965/ |