惰天使ロック

原理的にはまったく自在な素人哲学

予告

2010年03月26日 | 私訳メモ
少し気が早いのだが、予告しておきたいことがひとつ。

このまま私訳のうpを続けて行くと、最後には(ひどい訳ではあるにせよ)本一冊まるごと訳文をうpしてしまうことになる。

いかに「わたし以外の役には立たない」と言っても、またそれが紛れもない事実であるにせよ、世の中にはここに全文の訳が、ひでえ訳だがあるにはあると聞けば「らっき、原書買わんで済むわ」などと勘違いする人が絶対にいるわけである。それは、長いことグータラ学生をやっていたわたし自身の経験に照らして間違いないことである。

それはまさしく過去のわたし自身の姿でもあるから、本音を言えば彼らを「ぬか喜び」させてやりたくならないでもない(どっちみち勘違いなんだからぬか喜びにしかならないわけだが)。とはいえ、その勘違いのために原著者と原書の版元が、あるいはすでに企画書くらいは出ているかもしれない未来の邦訳書の訳者とその版元が損失を被ってもいいとは思わない。

そこで、こうすることにした。いま最後にさしかかってきた第2章が終わった段階で、第1章をパスワードつきのカテゴリ(いまさっき作った。右カラムのカテゴリ欄にすでに表示されている)に移して非公開にする。同様に第5章が終わったら第4章を、第8章が終わったら第7章を、同じく非公開にする。非公開にした章はいつか(訳文のデバッグが進んだら、ということだ)再公開するかもしれないが、そのときは別の章を非公開にする。つまりどんな場合でも全部の章が可視になることはないようにする。

なんですっぱり削除しないで、わざわざパスワードつきのカテゴリに移すなんてややこしいことをするのか。パスワードが破られたらどうするつもりなのだ、などと変な心配をする閲覧者がいるかもしれない。削除まではしないのは、この私訳だって一応は「日記」のうちだからである。そもそもこのblogは書いたわたし自身が読んで自己満足に浸る(笑)ためのものでもある。パスワードつきのカテゴリは管理者だけはフリーパスで読めるからその点で便利なのだ。パスワードが破られたら?もちろんどんなパスワードでも破られる可能性がある。しかしこの場合、破ったところで別にお宝があるわけじゃないしさ(笑)。破った方が恥ずかしくなるようなパスワードを、わざわざ破るやつも、破って吹聴するやつもいないだろうて。
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