twitterの方ですでに何度か呟いていることだが、次回(たぶん明日)からは「付録」を何回かに分けて出す予定である(訳出はすでに終わっているので、いっぺんに出してもいいのだが、それではblogの記事として長すぎるだろう)。これは大槻訳では原書第1巻の本文のあと(文庫本の第2巻)に掲載されているが、本来は全3巻の末尾に付されているものである。とはいえ内容的には第1巻の議論についての補足、あるいは第1巻の本文の訂正および挿入だけである。したがって「付録」を読むには第1巻の内容だけがあればよく、また、第1巻の内容を著者ヒュームによって決定されたものとして考えるためには「付録」を込みにしなくてはならない(もっとも、ヒューム自身は最晩年になってこの「人間本性論」そのものを著作リストから抹殺してしまったのであるが)。
なお、「付録」を訳出した後は当分の間「THN私訳」カテゴリは休業ということになる。そのわけはtwitterの方で呟いた。いずれ再開することがあれば(このblogではすこぶるアテにならない話だが)、訳文の再検討と修正、既存の邦訳にある訳註の反映(ただし、どう考えても訳書の著作権的にシャレにならなさそうだと判断される場合は「参照」にとどめる)などの作業を行いたい──と思ってはいる(笑)。
なお、「付録」を訳出した後は当分の間「THN私訳」カテゴリは休業ということになる。そのわけはtwitterの方で呟いた。いずれ再開することがあれば(このblogではすこぶるアテにならない話だが)、訳文の再検討と修正、既存の邦訳にある訳註の反映(ただし、どう考えても訳書の著作権的にシャレにならなさそうだと判断される場合は「参照」にとどめる)などの作業を行いたい──と思ってはいる(笑)。