惰天使ロック

原理的にはまったく自在な素人哲学

高速哲学入門(93)

2011年02月06日 | 素人哲学の方法
吉本隆明さん口調で言わせてください。「お花畑も持てずして、いったい他の何ができようぞ!」@kenichiromogi いいねえ、お花畑。アインシュタインもカントもお花畑 @FunnyLittleBaby @takapon_jp ホリエモンはお花畑を信じている
(arukimiko)

これのどこが吉本の口調なんだよ、アホ。だいたい吉本ならこんな愚かなことは口にもしないはずだが、口調だけ真似してみせろってんならこうだ。

「世紀をまたいで十年経ってもまだ自分が死んだことに気づかないロシア・マルクス主義の怨霊が、その思想的な隔世遺伝の口からせっせと吹聴させている三百代言にすぎぬ。ある思想が〈お花畑〉か否かなどということは、もともと思想の真贋とは何の関係もない。かれらは一度くらいは自分の胸に手を当てて、反知性のリアリストぶった〈どぶ泥〉よりはましなものを自分が一滴でも垂らしてみせたことがあるかを問うてみるべきなのだ。現在における思想の課題とは、会計操作のチョロまかしでひと財産築いた程度のチンピラ野心家にはアインシュタインの相対論もカントの理性批判も『上等』すぎる知識であり、ましてや疑似科学の信仰に依ってじぶんをじぶんの知的課題もろとも「消去」してしまった後ではせっせと雑本を量産するよりほかなくなったボンクラ大学教師の「脳」機械なんぞにそれを敷衍する資格などもあろうはずがないというところには、あるはずがないのだ。(以下略)」
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 高速哲学入門(92) | TOP | 厄の神様 »
最新の画像もっと見る

Recent Entries | 素人哲学の方法