いよいよ春の訪れを強く感じる、茨城県の大子町からです
昨日は大子町商工会女性部さんが主催で「百段階段でひなまつり」でした。
平成20年(2008年)に初めての開催をしてから、途中3回目だけ雪による中止でしたが、10回目を数えることになりました。
大子の商店街、本町通りにある十二所神社の参道「百段階段」が会場です。
階段を雛壇に見立て、豪華壮大に飾られました。
お飾りは町内から、さらに全国から御寄贈頂いたものです。
階段を一方通行ながら上って飾りを楽しめるのも大子ならでは。
100段の階段飾りは日本一!でしょう。
階段を上ってすぐに開けた場所で、物産展が置かれ、大子町の逸品が集っていました。
参道をさらに進めば、十二所神社。
本堂前では御巫女さんの「浦安の舞」が披露されました。
もちろん、大子の商店街でもたくさんの人出です。
町の人口18,000人の倍ほどの人が押し寄せるとすごいことに!
階段を目指す行列が本町通りの端まで伸長していました。
駅前中央通りも昭和懐かしの風情を現役で残す街並み散策を町内ひな飾りとともに楽しんでいました。
今回は第10回記念特別企画としてライトアップの演出も同日の夕方5時~夜7時まで行われ、昼とは違った様子でした。
ところで、この様子、一番はじめの「百段階段でひなまつり」と同様の飾りのように見えます。
こちらが平成20年(2008年)に初めて開催された「百段階段でひなまつり」です。
準備期間が短かったことと、ひな飾りが間に合わず、中段までの飾りでした。
これが始まりだったのです。以来、百段まで飾りを揃えたり階段脇の側溝まで飾りを置く工夫をしたり、町内の各事業所へ飾りを置いて散策も楽しめるようにしたりと発展して継続されてきました。
商工会女性部さんの主導に加え、商工会・商工会青年部、周辺地域の方々の協力を加えながら続いてきました。
町活性化や発展につながっていく挑戦、そして継続。
来年も良い天気の中で百段階段でひなまつりができることを願っています。