晩秋わびさび、冬の到来を感じる茨城県の大子町からです。
先日は小さな田舎町で小さなイベントでした。
大子町商工会青年部が主催する「百段階段キャンドルナイト」が5回目の開催でした。
101年目の歴史を刻む十二所神社の参道「百段階段」に浮き出る灯り。
紅葉の時期にちなんで、「モミジ」がモチーフになっています。
大子の商店街では近くに「もみじ寺」があり、袋田の滝でも真っ赤なモミジが秋の装いのポイントにもなっています。
参道脇には、地元、池田保育園の園児たちのメッセージキャンドルが並びます。
会場には町の(袋田の滝)キャラクター・たき丸くんが遊びに出てきました。
階段わき特設会場では、城里町商工会青年部が特別出店し特産品である「花びらたけ」の唐揚げを販売。
ほか、大子おもてなしの会による接待や、商店街キャンドルラリー受付けがありました。
今回、ついに夜の商店街にも灯りが灯されました。
かつては夜遅くまでお店が開かれ、人が行き交う町だった大子の商店街。
いつしか夕方になるとシャッターを早くに閉めるようになり寂しいものでしたが、少しでも集客の手助けになればと開かれたキャンドルナイトで第一歩を再び踏み出します。
高齢化に人口減少…悪いイメージはどうしてもつきまとう田舎町。
けれど、良い面を表立って見せていくことが活性化の近道なのです。
お年寄りが経営するお店も今回は「どっこいせ、仕事すっぺ」と開いてくれました。
少しずつ、光の輪は「和」となって広がっています。
※ナイトバザール協賛主催:らっしゃい・でぇご隊
飲み歩きもできる大子の商店街。
何気に若いモンもいる大子町。
いっぺん来てみなしゃんせ~。寄ったらよかっぺ~。
さて、次はいよいよ、再び大子にSLがやってきます。
水郡線開通80周年、再びSLの勇姿が拝めます!大子の商店街では、おなじみ100円商店街も開かれます♪