瓢簞舟の「ちょっと頭に浮かぶ」

こちらでは小説をhttps://kakuyomu.jp/works/16816700427846884378

豊穣な世界

2016-09-15 11:14:44 | 随想
子供の頃の記憶はあいまいだけれど、おそらく別れ際には「バイバイ」と言って手を振っていたのではなかったか。母親は多分そうしていたはずで、子供の私はそれを真似るからである。 いつから別れ際に手を振らなくなったのかは分からない。手を振らなくなったのは、おそらく私が男だからである。女は成長してもやっぱり別れ際には手を振る。 この差は生物的なことに起因するのか文化的なことに起因するのかは分からない。どこ . . . 本文を読む
コメント