この冬カクテルバー・マルソウでは毎年恒例の「ブルー・ブレーザー」をサービス中です
期間中毎日オーダーを頂き、カクテルバー・マルソウでは人気のカクテルとなっています!
フレア・バーテンディングの始まりは、この「ブルー・ブレーザー」から始まったと言われています。
1849年、サンフランシスコのエルドラド・サロンでジェリー・トーマス氏が考案した伝説のカクテルです。
その後、ニューヨークのメトロポリタン・ホテルでもブルー・ブレーザーを披露し名物となり、このカクテルからフレア・バーテンディングに発展していったと言われています!
ジェリー・トーマス氏は、数々の有名なカクテルの考案者で完璧なお酒の知識と処方から「プロフェッサー」と呼ばれ、ブルー・ブレイザーは「教授の伝説」と呼ばれています。
銅製のマグを2個用意し、温かいスコッチ又はコニャックに火を付けて燃やしたまま写真の様にもう一つのマグに注ぎます。
炎は7回程流します!
流れ込む青い炎が美しいですね!
この炎からカクテル名は「ブルー・ブレーザー(青い炎)」と名付けられました!
漫画「バーテンダー」でも先週登場したらしいですね!
私がこのカクテルを習得したのは1996年(当時22歳)、東京會舘でのバーテンダー修業時代に覚えました!
当時は、カクテル本で紹介されている通りに何度試しても失敗!
お酒を温める事に気が付き、お湯と同量混ぜて流しても2度程炎が流れて終わり
今度は割合と何度も練習したスローイング(お酒を流す技)により、完璧な炎が流せる様になったのですが、味はただのきのぬけたウイスキーのお湯割りが何度も完成
独自のレシピで、レモン・ジュースと蜂蜜で温かいレモネードを作り、炎のお酒を流しました
味を調えられた事で遂に、お客様から「見て楽しく美味しい!!」と言われるブルー・ブレーザーが1996年冬完成しました!!
それから1997年よりフレア・バーテンディングを始め、次第に「フレアの会長ならブルー・ブレーザーが出来るはず!」というプレッシャーを何度も頂き、あれから何百回もこのカクテルを作りサービスして参りました!
味良し、技良しの14年の歳月をかけた”ブルー・ブレーザー”を是非ともカクテルバー・マルソウでお楽しみ下さい!