ステイゴールド産駒について、興味深いコラムがあったので、今後のために。
清水成駿公式サイトSUPER SELECTION;柏木集保の競馬激辛カルテより引用
ステイゴールドのニックス
『 今週の神戸新聞杯に登場する春の二冠馬オルフェーヴルは、メジロマックィーンの牝馬にステイゴールド(その父サンデーサイレンス)の配合で知られる。先日、引退式を行った兄ドリームジャーニーは、最初あまり評価の高い馬ではなく、三冠は全てに出走し、3歳秋までに4勝もしていた(重賞2勝)馬だったが、3歳12月の鳴尾記念まで一度も1番人気になったことはなかった。
やがて、宝塚記念と有馬記念を制し、トップホースに登りつめるが、古馬になってのGⅠ2勝も1番人気ではなかったから、相手云々とは別に自身がそういうキャラクターだったのである。
全弟のオルフェーヴルは、兄とは少し違って、最初から注目馬であり、スプリングSも、ダービーも1番人気だった。兄とは少しタイプは違っても、成績が上がるごとに「さすがドリームジャーニーの全弟」。そういう高い評価が定着したことは間違いない。
この兄弟の大活躍によって、父ステイゴールドの評価が高まったのは言うまでもなく。「母の父」としてメジロマックィーンの血も再評価されることになり、メジロマックィーン牝馬と、ステイゴールドのニックスは素晴らしいものがあるとも考えられるようになった。
メジロマックィーンの牝馬と、種牡馬ステイゴールドの組み合わせは、しかし、驚くほど少なく、オルフェーヴル兄弟の他にはフェイトフルウォー(母フェートデュヴァン)、2歳ゴールドシップ(母ポイントフラッグ)、3歳メジロミドウ(母メジロサンバ)がJRAで走っているぐらいで、他には3歳未勝利のタイアップ(母マヤノトリンケット)がいるが、ごく限られる。
フェイトフルウオォーは、セントライト記念を制し、オルフェーヴルと菊花賞で対戦することになり、2歳の芦毛馬ゴールドシップは目下2戦2勝で、早くも来季の候補。メジロミドウも無名ではあるが、5戦2勝。みんな走ってしまうのである。
ニックスといってもたまたまではダメで、根拠がないと成立しないが、オルフェーヴル兄弟は、ノーザンダンサーの【5×4】。2歳ゴールドシップはNDの【5×4】。メジロミドウもNDの【5×4】。
つまり、種牡馬メジロマックィーン産駒のうち、母方の近いところにノーザンダンサーの血を持つ牝馬だけが(これが少ないのだが)ステイゴールドとの配合によって、決して近いクロスにはならない【5×4】ぐらいにとどまったとき、絶妙のニックスが生じているのである。
ステイゴールドといえば、ナカヤマフェスタも、ノーザンダンサーの血量【5×5×5】である。つぎに賞金上位組のシルクメビウスも、ND【5×4×5】。サンライズマックスもNDの【5×4】。アルコセニョーラも、NDの【5×5】。決して偶然ではない。 ステイゴールドは、サンデーサイレンス直系のヘイルトゥリーズン系。メジロマックィーンはパーソロン系。ただし、2頭のニックスには全く関係のないノーザンダンサーのクロスが強く関係しているのであった。』
馬券でもPOGでも、あるいは一口馬主でも、ステイゴールド産駒を狙うときは【ノーザンダンサーの5×4あるいは5×5】を狙うべし。
清水成駿公式サイトSUPER SELECTION;柏木集保の競馬激辛カルテより引用
ステイゴールドのニックス
『 今週の神戸新聞杯に登場する春の二冠馬オルフェーヴルは、メジロマックィーンの牝馬にステイゴールド(その父サンデーサイレンス)の配合で知られる。先日、引退式を行った兄ドリームジャーニーは、最初あまり評価の高い馬ではなく、三冠は全てに出走し、3歳秋までに4勝もしていた(重賞2勝)馬だったが、3歳12月の鳴尾記念まで一度も1番人気になったことはなかった。
やがて、宝塚記念と有馬記念を制し、トップホースに登りつめるが、古馬になってのGⅠ2勝も1番人気ではなかったから、相手云々とは別に自身がそういうキャラクターだったのである。
全弟のオルフェーヴルは、兄とは少し違って、最初から注目馬であり、スプリングSも、ダービーも1番人気だった。兄とは少しタイプは違っても、成績が上がるごとに「さすがドリームジャーニーの全弟」。そういう高い評価が定着したことは間違いない。
この兄弟の大活躍によって、父ステイゴールドの評価が高まったのは言うまでもなく。「母の父」としてメジロマックィーンの血も再評価されることになり、メジロマックィーン牝馬と、ステイゴールドのニックスは素晴らしいものがあるとも考えられるようになった。
メジロマックィーンの牝馬と、種牡馬ステイゴールドの組み合わせは、しかし、驚くほど少なく、オルフェーヴル兄弟の他にはフェイトフルウォー(母フェートデュヴァン)、2歳ゴールドシップ(母ポイントフラッグ)、3歳メジロミドウ(母メジロサンバ)がJRAで走っているぐらいで、他には3歳未勝利のタイアップ(母マヤノトリンケット)がいるが、ごく限られる。
フェイトフルウオォーは、セントライト記念を制し、オルフェーヴルと菊花賞で対戦することになり、2歳の芦毛馬ゴールドシップは目下2戦2勝で、早くも来季の候補。メジロミドウも無名ではあるが、5戦2勝。みんな走ってしまうのである。
ニックスといってもたまたまではダメで、根拠がないと成立しないが、オルフェーヴル兄弟は、ノーザンダンサーの【5×4】。2歳ゴールドシップはNDの【5×4】。メジロミドウもNDの【5×4】。
つまり、種牡馬メジロマックィーン産駒のうち、母方の近いところにノーザンダンサーの血を持つ牝馬だけが(これが少ないのだが)ステイゴールドとの配合によって、決して近いクロスにはならない【5×4】ぐらいにとどまったとき、絶妙のニックスが生じているのである。
ステイゴールドといえば、ナカヤマフェスタも、ノーザンダンサーの血量【5×5×5】である。つぎに賞金上位組のシルクメビウスも、ND【5×4×5】。サンライズマックスもNDの【5×4】。アルコセニョーラも、NDの【5×5】。決して偶然ではない。 ステイゴールドは、サンデーサイレンス直系のヘイルトゥリーズン系。メジロマックィーンはパーソロン系。ただし、2頭のニックスには全く関係のないノーザンダンサーのクロスが強く関係しているのであった。』
馬券でもPOGでも、あるいは一口馬主でも、ステイゴールド産駒を狙うときは【ノーザンダンサーの5×4あるいは5×5】を狙うべし。
”ガニオン”です。このコラムを見て期待が膨らんでいます。
ガニオンのおばあちゃんはジャスラー(ジャミールの母)でその父が
サドラーズウェルズ。その父はNDなので、NDの5×4となります。
しかし、晩成型のようで、トレセン近くの牧場に移動したのは早かった
のですが、まだ15-15の前段階で、年内デビューはどうかといったところ。
広尾はマカハ(父キンカメ)とエタンダール(父ディープ)が新馬勝ち
して好調なので早くデビューして欲しいと祈っています
ちなみに、ブリッツェンは富士ステークスの予定です。10月22日に一時帰国
しようかなあ~。