かりおかの実験室

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リレーでマルチバイブレータのような回路の実験

2015年07月03日 | 製作

以前、複数のリレーを順番に動かすことによって不規則なスイッチングをさせ、MP3プレーヤーを自動再生するという記事を書きました。

フト、この仕組みを使ってリレーを交互に動かすこともできるのでは?∑(・o・)!

と思い立ち、こんな回路を考えてみました。

一見、よくあるマルチバイブレータ回路のようですが、マルチバイブレータ回路で負荷にリレーを接続しているというわけではなく、リレーの接点を使って切り替えているというところがポイントです。
言い換えると、時限リレー(一定時間だけONするスイッチ回路)を使って、相互に動かすだけです。


動画では、リレーの動作がわかるように、リレーの接点にLEDが光る回路を加えています。
このようなものでもマルチバイブレータと呼ぶのかどうか、定義はよくわからないのですが、最初はどちらも停止状態で(安定)、片方にトリガをかけるとその後は相互にスイッチングを繰り返す(非安定)ということになるので、”半安定”?(・∀・)
(たぶん、自発的に動かないだけなので、やはり分類的には非安定ということになるのでしょう。)

メリットの1つとして、電源電圧がエミッタベース間の逆バイアス電圧に制限されないということがあると思います。(比較的電圧が高くても使える。)
時限リレーとして動くようなパラメータを選べば良いので、部品の選択も容易です。
ただし、高い周波数を必要とするものには向かないでしょう。リレーがブザーのようになってしまいますから(。・ω・)

以前、タイマーIC555を使った”贅沢な”非安定マルチバイブレータの実験をしましたが、目的によってはこちらの方がお手軽かもしれませんね~('-'*)ゞ

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