このブログには、回路図が掲載されていますが、なんら動作を保証するものではありません。
参考にされる場合は、全てにおいて自己責任でお願い致しますぅ~<(_ _)>゛
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以前、Excelで電子回路図を描いてみましたが、それ以来とても便利なので、大いに活用しています(^_^)v
Excelは汎用性が高く、どこでも使えるのが良いと思っています。
さて、電子基盤を製作する場合、回路図を見ながらユニバーサル基盤に電子部品を差し込んでいき、なんとな~く、
●部品同士が干渉しないように
●配線が短く、また、交差しないように
●外へ繋がる端子は、なるべく基盤の縁にくるように
●ケースに収まるように小さく
なんてことをアレコレ試行錯誤しながらやっていました(-"_-)ゞ
しかし、部品数が多くなり、足の配置が限られるIC等も使い出すと、このような方法ではなかなか難しくなってきたこともありまして、実態配線図もExcelを使って描けないかとやってみましたっ(`_´)/
これは、以前の音声リレーの回路を、基盤に展開してみた図です。
↑間違っているかも。ご容赦!
- セルは、正方形に整え、レイアウト用紙のようにし、また、安易にサイズが変わらないように保護をかけました。
- セルとセルの交点が、ユニバーサル基盤の穴の位置になります。
- 各部品は、セルに合わせて当てはめることができるように描いています。
(ALTキーを押下しながら、ポンポンと貼り付けていく感じ。) - 部品は、大きさや使い方により配置が変わってきますので、描きながらいくつかのパターンを作成しました。
- 図の全ては、「図形」で描いていて、テキストボックスやセルの罫線は使っていません。(これらを合わせて使ってしまうと、図形の回転やグループ化等ができなくなってしまうため。)
描いてみると、無駄な配線があることに気づくことができたり、部品の向きを変えることで、基盤の面積を小さくできることが判明したりと、なかなか面白く使えそうです。
また、このようにレイアウト図を残しておくと、あとで同じものを作りたくなったときに、サッと活用できそうですε=┏( ゜-゜)┛サッ
↓これは、今回作成してみた部品図です。ちなみに、部品にある文字は、書き換え(NE555をLM358にするとか)もできますし、回転させても大丈夫(横になったり逆さになったりしない)です。ご参考まで。
まぁ、こんな感じなんですが、なんとか一定の方法が確立できたと思いましたので、公開してみました(^_^;)ゞ
Excelで回路図を描きたいということで、実験室を覗いてかれる方も結構いらっしゃるようで恐縮なのですが、これも何かの参考にしていただければと思います。
KICADというものがあるんですね。勉強になりました。
実験室ではそんなに複雑なものは製作していませんのでExcelの利用で十分な気がしていますが、専門のツールならたぶん便利な機能もあるのでしょうね。たくさんの設計ができているのは何か効率的な機能があるからでしょうか。
すっかり便利になってしまい電子回路の設計にExcelが欠かせなくなった実験室です。
今はKICADを覚え2023年2月から今年の6月いっぱいの間に60個近くのパターン設計をしていますw(基板化はわずか6種類くらい)。
KICADを覚える5年くらい前はワードでパターン設計していました。今見ると何がなんやらわからない状態ですw。最近は情熱のフルディスクリートFMラジオのパターンを引き終わしました。本やネットでみつけて、これは!?と思えるものをパターン化してます。ぺるけさんのFET選別冶具も含まれてます。