ずっと読みたいと思っていた
岡倉天心著「茶の本」
以下、抜粋メモ。(「 」内引用 )
「真の美は只『不完全』を心の中に
完成する人によってのみ 見出される」
「茶道の要義は『不完全なもの』を崇拝するにある
所謂 人生という この不可解なもののうちに
何か可能なものを成就しようとする やさしい企てがある」
不完全の美!
「世人は 耳によって絵画を批評する」
確かに・・・
「作品の良否より美術家の名前が重要である」傾向。
ただ作品と対峙する時間を持ちたい。
「人は己を美しくして
始めて 美に近づく権利が生まれる」
人として美しくありたいと思う。
「人生の些事の中にでも偉大を考える」
「一原子の中にも大宇宙と等しい可能性がある」
茶道と禅。
高価なものより「高雅なもの」を・・・
NIPPONIA 伊賀上野のお部屋に
インテリアとしてあった書籍は、
谷崎潤一郎著「陰翳礼讃」(昨日)、
この岡倉天心著「茶の本」(今日)、
そして「和の菓子」(明日)の3冊。(3話)
いずれも パイインターナショナル刊行の
写真付き・ビジュアルブック。
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