第271話 天然

2010年01月10日 06時24分48秒 | 子育て・「おママごと」

毎日、色々な事を吸収し、なんで?! これなに?! とすべてのことに不思議がいっぱい。
時には思うように気持ちを伝えられず、自分での思いが強く、ひっくり返って怒ったり・・・

以上、今月の保育園クラス便りよりの抜粋文だが、この短気激情型の2歳児は
こんなことで? というところで、怒るわ、泣くわ、地団駄踏むわ、もう大変。
外から帰ってきて上着を脱がそうと私がちょっとチャックを下ろした瞬間、
「Kが自分でぇ~」と泣く。
昨日まで下ろしてくれと言ってたよね?なんて反論はヤボな話で、
急いでチャックを元通り復旧させ、「はい、自分でしてね」
下ろし方が甘いので脱げない。次は「脱げないぃ~」といって泣く。
やれやれなのだが、可笑しい。

私のお迎えが遅いので、担任の先生となかなか会って話せない。
必ずクラスの前にあるホワイトボード(今日の出来事、連絡事項を保護者宛に書いて下さっている)に目を通す。
今日、みんなで凧あげをしました。
走ると自分の凧があがっているのがわからず、怒っているお友達もいました。
笑える。
そうやね、前向いて走ると自分の凧があがっているの、わからんもんね~と思いながら、
我が息子はどうだったのかと育児日記をひらくと、
K君は凧を持たず、走りまわっていました と。
へぇ・・・それ、凧あげちゃうやん・・・

外食をする。
「パパ、おごってくれて、ありがとう」と言う私に、
Kが横から「パパ、怒ってないで。ニコニコやでぇ」と反論。
決して自分が間違っていると思わず、自分の限りあるボキャブラリーを正当化するところ、多々あり・・・
お気に入りのくつ下を手にはめて遊んでいる。
「くつ下、足にはいて」と言うと、「K、手が寒いの」という。
それじゃあ仕方がない (笑)
以前までは、まねっ子オウム返しだったのに、今では自分の言葉に変換して話すように。
成長したなと。

視界が狭いのかなくなったおもちゃを探すのが苦手だ。
「そこにあるやん。Kの後ろ」「どこ?」近づいて「そこ!」「どこ?」「ほら、ここ」
「あった!」ようやくかい
と侮っていると、時に驚くほど深い。
よく見てる。よく聞いている。よく覚えている。
3歳までの1年、1年の吸収は大人にとっての10年分なのだそうな(担任の先生より)


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