「超特急で走って!」と言うと、エアバイクにまたがる息子。
まずはヘルメットを被り、バイクにまたがってから、ハンドルを握って走りだす。
人力で走りながら、「な、バイクやと早いやろ」と言っている。
そんな息子を後ろから眺めながら、思い込み力ってすごいなと思う。
前半、ヘルメット装着等で多少時間は食うが、私も遅刻を免れるため急ぎの折は、
「今日はバイクで走って」とお願いすることにしている。
お迎えに行くと帰りの車の中で
「今日な、保育園でな、悲しいことあってん・・・」と涙ながらに話し出す。
「ぼくな、ちゃんとな、先生の話きいてたのにな、ご飯くれへんかってん・・・」
そんな訳ないと思いつつ、まずは信じる姿勢から。
「じゃあ、明日先生にどうしてご飯をくれなかったのか、ママきいてみるわ」と言うと、
「止めて! それは絶対止めて」 言われると困るらしい。
「先生、怒ってさらに意地悪するから」などともっともらしい台詞で切り返す。
なかなかの役者だなと。
きっと一日保育園で過ごしていたことから来る悲劇のヒロイン現象、
甘えたいのだとこの種のウソは大目にみている。
ウソと言えば、
「あ、今、恐竜おったで」「虹、100個も見えた」なんかも。
「こうだったらいいのにな」が見えるお年頃なのかもしれない。
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