第556話 ザ・リッツ・カールトン東京

2013年03月01日 06時11分18秒 | 泊まる(ホテル・旅館)

ホテルにホスピタリティを学びにいく。

心くばりに、心づくし。
私はホテルや旅館にその「心」をみにいく。
お部屋に向かう道、その洗練された上質空間には、香りがあり、花があり、芸術がある。
靴底から伝わる柔らかさを感じながら扉の前へ。
ドアをあける瞬間はいつもドキドキする。

あまたあるホテルの中からお客様に選んでいただくために・・・
どのような工夫がなされているのかを観察する。
他と一線を画すために辿りついたそのホテルの答えと
さらに高みを目指す向上心を随所に感じながら、
それでもやはりホテルの印象を決めるのは、そこで働く「人」。
たった一人のほほ笑みに、立ち居振る舞いに、言葉遣いに、
ホテルとしての評価が下されることが往々にしてある。
ひとりひとりが企業の顔であるということ。
自分の働く姿はいつも誰かに見られているということ。
サービスを受けながら、身の引き締まる思いで彼らを見つめる。

高級ホテルの宿泊費は我々夫婦にとって決して安いものではないが、
サービスからインテリア・空間演出まで幅広い学びの場であり、自己投資だと考えている。
ありがとう、あなた・・・支払いはいつも主人のカード♪


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