第1334話 バーチャルリアリティ

2016年09月21日 06時00分50秒 | 子育て・「おママごと」

長い夏休み。

学童へ毎日お弁当を持っていくのだが、創意工夫もなく、

「適当弁当」を作っていたらついに息子からクレームが。

日頃の不満が爆発したのかお弁当問題を通り越し、

議題は晩御飯のおかずにまで広がる。

「ママはな、メイン(ディッシュ)を台無しにしてるねん。

ホテルみたいにお皿にちょっとだけ盛るのがいいねん」

と牛フィレ肉の赤ワインソース(手の込んだ味・美しき盛りつけ)を力説。

主人そっくりな物言い・・・血は争えぬ。

 

確かに バリエーション豊かなメニュー、食欲をそそる盛りつけ ではない。

息子の申し出にも一理あると、次の長期休暇・冬休みに向けて

「てんきち母ちゃんの朝10分、あるものだけでほめられ弁当」を購入。

うっとり眺めていると、帰宅した主人から

「またそうやって本を買ってはアドレナリン出して・・・

バーチャルリアリティーか」と笑われる。

 

確かに本棚の料理本だけ見れば、

「趣味はお料理ですか?」と問われそうな勢い。

昔から参考書を買うだけで偏差値上昇、志望校合格気分。

私の受験勉強は本屋さんに行くことだったような気がする。

仮想現実でもいい。 いくつになっても夢見ることが大事。

憧れの「料理上手な良妻賢母」に向かって 本屋へGO。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第1333話 警報発令 | トップ | 第1335話 神戸みなと温... »

コメントを投稿

子育て・「おママごと」」カテゴリの最新記事