ヤフオクに出ていた「ツバメ号の伝書バト」価格は100円でした。
だれも入札しなかったので100円で落札できました。
送料は250円、合計350円でした。
届いた本は外箱はそれなりに古びていましたが、本体はシミもなく美しかったです。
表紙絵と口絵がカラーでした。
これが昭和36年の本なんて、実に不思議です。
出品者の発送地が北海道の札幌だったので、涼しい環境に置かれていたのでしょう。
たぶん元の持ち主は岩波少年少女文学全集を全巻買って、気にいった本は読んで、興味のない本は箱から出さずにそのままにしていたと思われます(ランサムはこの人の趣味でなかった)。
当時は「ツバメ号とアマゾン号」しか出版されていなかったので、初めに「物語を読むまえに」でツバメ号の伝書バトまでのランサムサーガのおおまかなあらすじが載っています。
この頃のランサムファンはどれだけそのあらすじの元の本を読みたかったことでしょうね。
では、なぜ「ツバメ号とアマゾン号」の次に「ツバメの谷」でなく「ツバメ号の伝書バト」が出版されたかというと「ツバメ号の伝書バト」が第1回カーネギー賞受賞作だったからでしょう。
不思議なことに昭和36年、講談社から出版された「少年少女世界文学全集10 イギリス編第7巻」にも「山の伝書ばと」という題名で同じ作品(抄訳)が載っています。
こちらは図書館で借りました。
これから読み比べたいと思います。
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