雪の女王も今週で終りです。
前回のラストで倒れたボラ、どうなるかと思ったら、ちゃんと起き上がりました。
テウンがボラをおんぶするところは秋の童話を連想させます。
ボラの並べたボクシンググローブをヒントに数学の課題の解決の糸口をつかんだテウンは、ボラの携帯に電話します。
ここは春のワルツで、作曲ができたチェハがウニョンに携帯でピアノ曲を聴かせるシーンを思い出しました。
しかし、自分の病気を知ったボラはテウンから離れていきます。
テウンはボラの入院を知り、ボラから離れないと誓います。
テウンとボラは旅に出ます。
行先は「ごめん、愛してる」と同じ場所のようです。
この辺、二つのドラマは似ています。
死を目前に思い出作りをします。
となると、雪の女王では「ごめん、愛してる」のラストのようにはならないだろうと予想できます。
同じだったら視聴者が怒るでしょう。
第1話冒頭のラップランドのシーンは、ボラの夢だったことがわかります。
ボラがポケベルを使って残した遺言は、テウンの心に深く刻まれます。
ラップランドに一人でたどりついたテウンは、その瞬間まで、生きるべきか、死ぬべきか、どうするか、わからなかったのだと思います。
その時に生きることを選んだのは、ボラの声を聞いたことが大きな要因だと思います。
たとえ、ハッピーエンドでドラマが終わらなくても、生きることに希望を持たせるラストだと思います。