2020年12月12日BSフジ放送。
見ていなかった録画を見ようシリーズ。
期待していなかったら、とてもおもしろくためになりました。
厚岸蒸溜所のウイスキーはまだ飲んだことも現物を見たこともありません。
アイラ島に似た風土を持つ厚岸にウイスキー蒸溜所を造ると言う、まさにウイスキーバブルのなせる業ですね。
出てくる蒸溜所で働く人たちの顔がみな美しい。
特に所長の立崎さんの顔はこの人の作ったウイスキーを飲んでみたいと思わせる、絶対に信用ができるというようないい顔をしています。
常々、自分もそういう顔になりたいと思っているので、そういう顔の人を見つけるとうれしくなります。
どうすればそういう顔になるか。ヒントがありました。
立崎さんはウイスキー造りは未経験でした。
どうしたら、いいウイスキーができるか、ノウハウを持たない彼は悩みます。
研修先のアイラ島で彼はこういう言葉を教えられます。
「酒づくりは難しいことではない。必要なのは覚悟と誇り」
これはすべてにあてはまると思います。
「生きていくことは難しいことではない。必要なのは覚悟と誇り」なのです。
覚悟と誇りを持つことがいい顔になる一歩なのです。
さて、その後、今年4月23日NHKBS2プレミアム放送の「美の壺『奇跡の琥珀色 ウイスキー』」を続けて見ました。
こちらにも立崎さんが出ていました。ところが今度はマスクで顔が見られませんでした。残念。
ウイスキペディアでウイスキーにはまった宇井杉生がウイスキーの蒸溜所で働くために仕事を辞めたというエピソードがありましたが、彼はきっとこの厚岸蒸溜所でいい顔をして働いているんだろうなと想像してニヤリとしてしまいました。
ということで、いつか厚岸蒸溜所のウイスキーを手に入れて飲むか、厚岸蒸溜所を訪れるかをしたいと思います。