カプチーノノート cappuccino note

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「悪魔の手毬唄」1977年版を見る

2018-12-07 | 金田一耕助もの

谷金田一ドラマ。全6話。

かなり前に録画しましたが、長いのでなかなか見られませんでした。

このドラマ、今から見ると、なんといっても夏目雅子さんが大空ゆかり役で出ているのが貴重です。

まだ幼くて歯並びも矯正していないのがかわいい。

子どもの頃このドラマを見た記憶がありますが夏目さんのことはまったく記憶に残っていません。

全6話なのでエピソードが細かいです。

水がめのサンショウウオが出てきましたが、ここでも鳥目の薬と説明していました。

このドラマでは犯人の動機は、単に兄妹婚を防ぐためとなっていました。

それで、本やNHKの書評番組で大空ゆかりへの嫉妬とか、娘の里子の異母姉妹への恨みとかが動機と言われて、私は違和感を感じたのでしょう。

原作のラストの犯人が泥沼の中から浮かんで歌名雄が衝撃を受けるシーンが再現されていたのがさすがに全6話の余裕というところでしょうか。

今さらですが、子どもの頃見たドラマを、すっかりおっさんになって原作やら映画やその後のドラマを見てから見るのは不思議な感じがします。

ドラマは同じなのに、感じ方はまったく違うのですから。

原作の磯川警部が、このシリーズおなじみの日和警部になっているのがご愛敬でした。

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