ヤンウォン駅に戻った時点でもうへろへろでした。
しかし、まだ午前中なのでした。
次に向かったのはシンソルドン新設洞駅です。ここで地下鉄を下りて「ソウル風物市場」に行きました。
ここはネットで調べてありました。ほんとうはきのう行きたかったのですが、定休日で行けませんでした。
大きな体育館みたいな建物の中に並んでいるのは、たくさんの露天商。衣類やDVDや古道具がいっぱいでした。
あまりの圧迫感に室内の写真を撮る気もおきませんでした。アンティークショップのスペースを回りましたが、特にほしいものは見つかりませんでした。
なんの収穫もないまま、駅に戻りました。こういうことになると疲労感倍増です。
お昼時なので、途中見かけた中華料理屋さんに入り、ジャージャー麺を頼みました。
ほんとうは、もっと細かい注文がしたいのですが、壁のメニューですぐわかるのはジャージャー麺だけでした。
たしかに間違いのない味です。しかも3000Wで安いです。食べながら、チャンポン麺を頼んでもよかったなーと思いました。
それから、タプシンニ踏十里駅に行きました。ここは骨董品店がいっぱいあります。
前回、骨董品店の中になかなか入れなかったので、今回はなんとかお店の中に入ろうと思います。
ビルの中にたくさんの骨董品店が並んでいます。
ドアの開いているお店を覗き、よさそうなものがあったら「アンニョンハセヨ」と言って入っていきます。
何軒もの店に入ってわかったことは「ほしいものがはっきりしなければ、値段も聞けないし、店主と会話したくてもできない」ということです。
駅周辺の5つのビルを回っても、何がほしいのか決まりませんでした。
そうこうしているうちに見つけた案内板にもう一つ骨董品店のあるビルがあるらしいことが書いてありました。
そこでそのビルに行くと4階が骨董品の展示会場らしいのでエレベーターで上がりました。
受付のお姉さんは日本語がわからず、無料らしかったので中に入り展示品を見ました。
よく見ると展示品には値段が付いています。よくあるお膳(ソバン小盤)は350000Wでした。
350000W≒40000円なら、買える価格です。そこでソバンを探すことにしました。
機内持ち込みができるくらいの小さいソバンを探そうと決め、くたびれたのでコーヒーショップでアイスコーヒーを飲みました。
ちょっぴり元気を回復して、もう一度各骨董品店を回ります。
今度はほしいもの=ソバンが見つかったら、お店に入ればいいのです。
そうすると、不思議なもので、ほしいものが見つかるのです。
いくらか聞くと「70万ウォン」とのこと。さっき見たソバンは35万Wだったので高くはないのでしょう。
それから、そのお店の場所をメモして、もう一度、一通りお店を回り、気に入ったソバンがあると値段を聞きました。
いろいろなお店で「小さいソバンはヤクソバンといって薬を飲むのに使ったのです」という説明を聞いたり、小さいものほどめずらしくて値段が高い」という説明を聞きました。
ところで、手持ちウォンは40万しかありません。そこで、ミョンドンに行って両替をしました。
10万円が915000Wになりました。ホテルへ戻り、一休みしました。
この建物はホテルのとなりの龍山区庁です。こんな区庁舎を建てられる韓国ってすごいです。
一休みして地下鉄でソウル駅へ行き、いつものロッテマートでおみやげを買い、夕食のキムパプとビールを買いました。
ホテルで食べたら、エビフライのキムパプで、持ち帰る間に片寄ってしまいましたが、空腹の調味料が加わったこともあり、とってもおいしかったです。