○家臣に直接暴力を振るった燕山君は、自らの手の血の臭いが消えないことに戸惑う。
酒や妓生に気を紛らわせる燕山君は次第に専制君主となっていく。
諫言をするものを罰し、チョンドンの言葉も聞かなくなる。
チギョムは燕山君暗殺を企てるが、失敗し、自決する。
いよいよ、来週が最終週になります。
ト内官の最期はちょっとかっこよかったです。
チギョムは燕山君を暗殺することが自分の人生の全否定になることに気づいたんでしょうね。
燕山君を作ったのはチギョムなんですから。
燕山君が手を洗っても、血の臭いが取れないと言うところ、実感こもっていました。
長年、築き上げてきたシステムは、絶対権力者が作り変えようとしても無理なんでしょうね。
なぜなら、その権力者自体がそのシステムによってできあがったものであり、その発想はシステムを超えることができず、システムを壊そうとすればするほど、自分の権力を壊さなければならないからです。
だから、革命が起きるか、他の国に支配されるまで、システムは変わらないのです。