カプチーノノート cappuccino note

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フロン、山桜、ソドンヨ36話

2010-03-13 | 本を読む


、ふとんの中で岡田斗司夫さんの「フロン」海拓舎(2001)読みました。

途中までは共感できました。

でも結論が納得できません。

岡田さんの「ひとり夜話」やブロクはとってもおもしろいのに、本は思ったよりおもしろく感じませんでした。

読後感がよくないのです。

すっきりしないのです。

なんでだろーと思っていたら、お昼に「テレビ朝日」で「山桜」という映画を放送していました。

始めのところ見逃して、途中から見たら、そのまま見続けてしまいました。

田中麗奈のヒロインが、再婚した嫁ぎ先で夫にも姑にも冷遇されて、離婚して実家に戻り、山桜を手折ってくれた東山紀之演じる武士の家で、武士の母親と一緒に、刃傷事件を起こした武士を待つというお話でした(なんのこっちゃ)。

この映画の言いたいことは「自分の居場所探し」ってことだなーと思ったら、「フロン」に対する不満な点がわかりました。

「フロン」で足りないのは「自分の居場所」は大事にしないの?必要ないの?ということです。

「フロン」は、現在の家族の正しいあり方について、思いつめ、考えつめた岡田さんが家族からリストラされた(家族をリストラした)ところで終わります。

たしかに人間関係を突き詰めると、結論は一人になってしまいます。

ついには自分の居場所もなくしてしまいます。

でも、自分の居場所を大切にするという視点であれば、そこに人間関係が必要になるわけです。

「あなたがそこにいてほしい」という言葉が、そこが自分の居場所になるきっかけなのですから。

で、「「世界征服」は可能か?」筑摩書房(2007)も読んでみました。

やっぱり途中までというか、結論前まではおもしろかったです。

でも結論が唐突過ぎてついていけませんでした。

2冊読んで、発想と展開はさすが、でも結論はいまいちと感じました。

「ソドンヨ」36話おもしろくなりました。

私、権力闘争ものって好きなんですよ。

今、まさに百済の王権をめぐる権力闘争シーンです。

チャンとウヨン博士(公主)の関係がどうなるか、気になります。

コメント
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