月ふけて
下戸のあハれは
ひもじかり
月更けて
下戸の哀れは
ひもじかり
はゝおやは
もつたいないが
だましよい
母親は
もったいないが
欺しよい
ざいもくや
さわぐとぎうを
よびつける
材木屋
(客と夜鷹がもめて)騒ぐと妓夫を
呼びつける
(材木かげが仕事場の夜鷹 ※妓夫：ヒモ、客引き)
きんへんに
からまつてゐて
はゝをはぎ
近辺に
からまって居て
母を剥ぎ
見付られ
馬ぬす人ハ
のつてにげ
見付られ
馬盗人は
乗って逃げ
月ふけて
下戸のあハれは
ひもじかり
月更けて
下戸の哀れは
ひもじかり
はゝおやは
もつたいないが
だましよい
母親は
もったいないが
欺しよい
ざいもくや
さわぐとぎうを
よびつける
材木屋
(客と夜鷹がもめて)騒ぐと妓夫を
呼びつける
(材木かげが仕事場の夜鷹 ※妓夫：ヒモ、客引き)
きんへんに
からまつてゐて
はゝをはぎ
近辺に
からまって居て
母を剥ぎ
見付られ
馬ぬす人ハ
のつてにげ
見付られ
馬盗人は
乗って逃げ
