今日も快食、快眠、快便!

「快食、快眠、快便」を座右の銘として実行すべく、その達成度と日々の記録やあれこれ。

今更旅行記その14

2009-05-12 11:46:38 | 日記とか


モンサンミッシェルって、島には修道院だけがあるのかと思ってましたがお土産屋さんはもちろん、フツーに一般人が住んでたのね。知らなかった

ここが島の入口。
正面の門をくぐって、奥に見えてる赤いお店がコレ

ココがモンサンミッシェルを有名にした名物のオムレツを最初に出したと言われるプラールおばさんの「元祖オムレツ店」。
私達はすでに別の場所でお昼にオムレツ食べちゃったから、ここには入らなかったけど思ったより混んでなかった

プラールおばさんの店の右手の跳ね橋を渡ると
お土産屋さんやレストランが並ぶモンサンミッシェルの観光ゾーン

看板コレクション

モンサンミッシェルの町並み

なんか、雰囲気あります
昔は孤島状態だったに違いないから、外のものを受け付けない閉塞感や住民の信仰心やひたすら耐えてます~的な強さを感じさせる町並みです。

ついでながら、ドアコレクション


左下のドアはモンサンミッシェルじゃなく、ランチをいただいたレストランのお向いさんちのドア。
右下はドアじゃなくて窓だけど、鎧戸がカワイイ
そういえば、スイスでもハートの模様にくり抜いてある鎧戸があった。

観光ゾーンでしばらくお土産屋さんを見た後は、いよいよ修道院内へ

入口で日本語が話せるオバサンが案内役として紹介された

オバサンについていくと、まずは礼拝堂へ案内される

画像ではちとわかりにくいが、入口付近のドアや窓や天井がアーチ状になっているのがおわかりいだだけるだろうか。
一方尖塔内部の窓や天井は先がとんがっている。
丸味を帯びたアーチはロマネスク様式と言われるもので、アーチの先端がとがった形状なのはゴシック様式なんだって。
そういえば美術の時間に習ったな~(笑)
私、一応プロだけど、そういう知識全くないの
でもオバサンの説明でよくわかりました
同じ建物内で建築様式が違うのは、戦争で焼失した建物を修復した時代によるものだとか。ちなみにロマネスク様式の方が時代は古いそうです。

お次はテラスに出てみる

テラスの途中に段差があるけど、昔は段差の部分まで建物があったんだとか。
やはり戦争で焼失したけど、この部分は修復されなかったらしい。

モンサンミッシェルは島の外から見るその姿も圧巻だけど、このテラスから見る景色はまた絶景なのよ



画像ではイマイチ伝えきれないのがなんとも…

尖塔のてっぺんに立つ聖ミカエルの像

この像は240キロあるって話だけど、いったいどうやって乗せたのか…

コレはテラスの石畳

石に数字や文字が刻んであるのは、例えば「」だったら、番の石は俺が運んだからその分の報酬ちょうだいという意味で、誰がどのくらい仕事をしたかわかるようになっているんだって。
なるほど、考えたね

しばし絶景と中世のロマンに浸っていると、ふと現実に帰る光景が

駐車場で~す

モンサンミッシェルといえば、満潮時には海に浮かび引き潮の時には自然に現れる陸橋で内陸とつながる小島として有名だけど、近年この駐車場を作ったせいで潮の流れが変わってしまい、潮が島まで満ちることがなくなって陸地化しているんだって。
それで近いうちに駐車場と地続きの道路を取り壊して橋で島に渡るようにして、元の島の姿を復元させる計画があるとのこと。
これだけ観光客が多いのに思い切った決断です
世界遺産を守るのにはそれくらいのことが必要なのかもしれないね。

 

テラスから再び修道院内へ戻り、オバサンの案内は続く
  

 

 


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