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金谷宿─日坂宿─掛川宿 7/7ぶん

2010-07-18 | 東海道歩き

金谷宿は昨年の12月に島田から歩いているので、今回はその続きからです。
元気な人は袋井まで歩いてしまうようですが、私は体力がないので、休憩しながら撮影しながら、亀歩き。
撮影もマニュアルフォーカス、フィルムカメラ!マニアックなのではありません、たまたま持っているのがそーゆーのなのです。ヘタクソなので撮るのに時間もかかります。

前回は石畳前でリタイヤだったので、今回は石畳から!
JR金谷駅から、石畳へ行く案内板が出ていますので、その通りに進んでいけばあるいて「すぐ」です。
石畳の前から既に坂ではありますが。

今回金谷駅に着いたのが8:30。石畳茶屋はまだ開いてません。
【小さい写真はすべて、クリックすると大きくなるのです】
さー、さくさく登るぞっと決心した私の前に立ちはだかる金谷石畳。

こーみるとなかなか良いよね(^^) 

石畳は、坂道に敷き詰めてその坂をすべることなく上り下りできるようにしたもの。

しかし・・・・・

だがしかーしっ

足元コケ!コケだらけなのですよっ!!すべってすべってたまらんのです!


▲証拠写真 緑色の石

ここを一歩歩くごとにヒットポイントが2ごと減っていくのだ。←ドラクエの毒の沼地かっ!
どの石を踏もうか、どの石なら滑らないか、石の間の落ち葉が溜まっているところを歩こうか・・・そんなことを考えながらそろーりそろりと歩く私は汗だらけ。
おまけにそんな私の所へは縞やぶ蚊が寄ってくる。・・・集中できん。

そんな風におっかなびっくり歩くワタシの目の前に現れたのは

すっ、すべらず地蔵尊だとう。



しかも「ここの石畳はすべらない」だとう・・・?
すべらず地蔵尊には受験生が掛けたであろう、合格祈願の絵馬がたくさんかかってた。

いやいやいや!すべるだろぅっ!

ここへ来るまでに既に受験生はツルッツル滑ってるよ、きっと!
・・・・この坂で滑ったことは気にしてはいけない>受験生諸君 だが健闘を祈る。


▲明るくなってきた。きっとそろそろ出口。

▲上りきったところで後ろを振り返る・・・真っ暗(^^;

金谷坂をのぼりきるとそこは茶畑である。
すでにくたくたですが、まだまだ旅は始まったばかりなのでここで休憩するわけにもいかず、歩きます。
ちょっと進むと「諏訪原城址」・・・ですが、先は長いので見学せず。というか以前見学した時ちょっと「イヤ」だった。気のせいかもしれんが難所を控えているので余分なことはしない。

さて・・・菊川へいく道は。

こちらも石畳なのであるっ!
しかもこれまたふだんあまり人が歩いていなさそうである。
まーいいか。東海道はこの道しかない。

紫陽花も見ごろは過ぎて、色が変っています。でも写真だとそんなにわからないかな。


下り坂のコケだらけ石畳のきついこと。一歩踏み出すことに体力が減ります。膝もガクガクになってきます。
降りきった!と安堵する私の前に立ちはだかったのは


続きの石畳!!
しかも下り勾配が急らしく、道の先がまったく見えていない!!
えーーーーもういいよう~

泣き言いっても始まりません。降ります。
ここからかなりテンパリモードだったらしく、撮影してません。

▲菊川坂石畳の降り口にあった案内板。
こんどこそ、石畳おわりです。
膝がーーー・・・・_| ̄|○
いや、ホントきついです。ここで体力の2/3以上を使ってしまいました。
この日の難所は中山峠。難所前にもうガタボロの私。
とりあえず、間の宿菊川を堪能。



間の宿菊川。
ふつう、間の宿は宿場間の距離が長い時に設置された。
しかしここ菊川のように、宿場間(金谷─日坂)の距離が短くても、峠のような難所を控えている時は、便宜をはかって設置された。
間の宿は宿泊厳禁。尾頭付きなどの本格的な料理も旅人に出すことはできなかった。
そこで「なめし田楽」が大流行。名物となった。
今はこの菊川の「菜めし田楽」は金谷の「よし善」で食べることができる。
http://www3.tokai.or.jp/yoshizen/
(と、去年12月の記事でも書いたとおり♪めちゃくちゃウマいので、ぜひ一度(^^))

菊川のベンチで10分ぐらい休憩して再出発。
さて、今度は中山峠が待っているのである。

なんとっ!!こんなレポートが続くのである!  つづく

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