とある何でも屋スタッフブログ

何でも屋スタッフ発信。
業務の一員としてではなく超・個人的なブログ。

犬と私

2013-06-06 | 近況
地元ではない旧道を歩くと必ず起きる現象。
それは
犬の町内送りである。

立川談志師匠の「品川心中」で初めて「犬の町内送り」という言葉を聞いたのですが、あやしい人間が来ると、犬がワンワン!!と吠える、違う家の(犬の)テリトリーに入る前にその犬が吠え始める。
犬同士で「あやしいヤツきた!そっちへ行くぞ!」「あ、きたきた!すっげーあやしいヤツ!」と連絡しあっているかのように、人間の行くところ行くところ、犬の吠える声が送っていくという現象です。
「品川心中」の中では、遊女にだまされて心中し損ねてずぶ濡れになった金蔵が、あちこちで吠えられまくります。

これ、随分前から私が旧街道を歩くと必ず起きる現象なのです。
今の犬は殆どが家の中、敷地内なので怖い思いをすることはないのですが、私が歩いていると遙か彼方から私に向かって吠える声が聞こえ始めます。
たぶん、よそ者臭がプンプンと何十メートル先にまでにおうのでしょうね(^^;
するとその街道沿いの犬が連絡を受けて吠え始めるのです。
犬の吠える声のアーチをくぐっていくかのように、街道を歩いていきます。

そんなにクサいかよっ・・・(TдT)

まあ、クサいのでしょうね。汗がにおうのは当然ではあるのですが、その土地のニオイというものが犬には敏感に感じ取ることができるのでしょう。
私は思いっきり静岡臭がするのだと思います。

では、超地元ではどうかというと、やっぱりそんなに吠えられません。
この間、超地元の久能街道を久能山東照宮まで、またもや歩いていたのですが、全くと言っていいほど吠えられませんでした。

やはり、私が久能街道出身者だからだな( ̄ー ̄)
(昔、久能街道沿いに住んでいた)
と勝ち誇ってみたり~。(←そこまで犬がわかるかっ)