MRIは単純撮影と造影撮影。
造影剤は EOB・プリモビスト注シリンジ 10ml 1本
【検査目的】造影CTで非典型的な血管腫疑い病変あり、精査。
【依頼時病名】 肝血管腫
【画像所見】
最も大きな腫瘤は、辺縁から非常にゆっくりと造影されています。
ただし、T2W1では very high intensity を示しており
hemangioma として矛盾しない所見と考えます。
その他についても、3ケの hemangioma を認めます。
→念のため、USでのfollow upを。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/59/224b6f85636c5a4955966c7246518d46.jpg)
ということが
結果報告の紙に書いてありました。
先生は
【画像所見】のところを
一番大きなできものは、周りからゆっくり染まって…、、と
翻訳してくれるようにわかりやすい言葉で
全部読んでくれました。
おぉー。そんなことしてくれるのかー。
なんかすごく分かりやすくてよいぞ!
こんな先生もいるんだねぇ。
ということで
染まり方的に肝血管腫で間違いなし。
1年に1回 腹部エコーで大きさなど診ましょう。
ということでした。
肝血管腫で症状が出るとしたらどんな症状ですか?
と聞いてみた。
以前診た人は、お腹に違和感があると言っていました。
違和感がずっと続くようです。
で、先生の話では
肝血管腫で手術になる人は滅多にいない、とのこと。
最初から造影MRIにしたらよかったんじゃない?と
思ったけど、
聞けなかった。。
これで
今回の肝血管腫のお話はおしまい。
次は婦人科の話。